山野草を楽しむ

育てて楽しむ山野草

忙しい一日

2009-04-12 | インポート

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エンレイソウが開花してたので写真を撮らねばと、朝食前から動き出した。
グリーン一色の姿はさわやかな感じだ。

それから、植木棚作りを始める。
昨年秋にスーパーが一店閉店し、自転車で買い物に行ってたニョーボが車を買うことになった 。
車はいいとして、駐車スペースがないので塀と庭の一部を壊した。
そのあおりで植木棚もひとつ置き場所がなくなってしまった。

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あふれたトレーは庭を占領して数ヶ月過ぎた。

なんとかせねば、と玄関前のスペースに目をつけニョーボにOKもらった。

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そういえば、フラワーランドで「イカリソウ展」が開催中なので行かなければならない。

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いつもの日曜日と違って大混雑。
良いお天気のせいか、ETC割引のせいなのかと考えてたら、
年に一度の2割引セールだった。

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中国産の原種やら交配品が非常におもしろい。
雑誌では写真見てたが、こんなに大きくなるものとは思わなかった品種もあった。

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即売品もかなり珍しいものがたくさん並んでいたが、お値段高め。
まだまだ数が少ないからだそうである。
写真の右端のが2000円、これをひとつ買って帰ることにした。

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山野草の販売コーナーをながめていたら、今朝我が家で撮影してたエンレイソウと同じ花を見かけたが、これまたお値段高めですなあ。

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足場用のパイプで作った棚はほぼ完成。
あとは順に並べていくだけで、、、

そういえば、瓢湖へ桜見物に行かねば、、、
すでに夕方の5時を回っているけど。

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少しのんびりできたが、忙しい一日はまだまだ続くのであった。


冷蔵庫保存種子の発芽

2009-04-11 | Hepatica

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昨年蒔いた雪割草は順調に発芽し成長している。
ラベルに「3粒」と書いてあるものは、ちゃんと3本発芽してるし、「1粒」ってのも、1本発芽している。
そろそろジベレリンをかける時期ではあるのだけれど、早めの植え替えと液肥をひんぱんにやってれば、それほど大差はないような気もしているので、今年はやめにしようかなと考えている。

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冷蔵庫で保存しておいたタネも順調に発芽している。
どれくらいの期間かというと、

丸1年であります。

バカですねエ、1年間も何やってんだか(^^;

雪割草は通常採り蒔きするわけだけど、なかなか忙しい時期なので、冷蔵庫に保存しとく場合が多くて、
そんなときは湿らせた紙に包んで、ビニール袋に入れて、7月とか、9月とか、10月にも蒔いたことあるなあ(^^;

で、丸々1年保存、てなことになってしまったのも中にはあって、、、

まあ普通に発芽するもんですねえ、
などと感心してます。


雪割草 今年の交配

2009-04-07 | Hepatica

現在の主流は、「千重と三段の中間タイプ」らしい。
あちこちの展示会見たり、愛好家の方からプロの方までいろいろお話聞いたりしていると、どうもそのようである。

たしかにこのタイプは堂々として豪快、豪華、みな立派な姿である。
したがって、多くの方がこういうタイプの交配を第1目標において交配されてるようである。

即売会になると、「三段♀」とか「花粉出ます」なんていうラベルが並んでいて、一般園芸愛好家はなんのこっちゃ? とか、何の変哲もない花が非常に高価な値札付いてるのにビックリしたことだろう。

私もそういう交配をしてみたいのだが、何しろお値段も高いし、それよりも目的の花が咲く確立がかなり低そうだし、プロアマこれだけ多くの方が交配されてるので、5,6年後にはたくさん市場に出回るだろうと予想して、参戦しないことにした(^^;
(でも、播いてみたいけどね)

まあそれでも雪割草の実生は簡単だし、自分で交配するのは楽しいし、ということで、こんな花を交配してみた。

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「綾姫系」と「フリル系」の交配
「綾姫系」は二段弁とオシベ、メシベがあるタイプで、実生でもこの性質はかなり受け継ぐようだ。
「フリル系」は仮にここでそう言ってるだけで、普通は「受咲き」とか呼ばれている。
花びらがスッキリと開かないので、あまり好まれないタイプだ。
しかし、二段弁と外弁の両方がフリフリヒラヒラしていたら、面白いかもしれない。

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これは今春、白根の展示会で買った花。
なんか怪しげな雰囲気を漂わせているので、何かと交配してみようと考えていたのだが、花粉も出ないし、相手も見つからないので中止となった。
来年まで相手を考えておくことにしよう。


エンレイソウ開花

2009-04-05 | タネから育てる

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Trillium smallii エンレイソウ素心

タネも欲しいが、開花まで年数がかかるのでやっぱり苗も欲しい、まあそういうことなのだ。
この苗を入手したのは9年ほど前のことで、当時パソコン通信ニフティの園芸フォーラムで知り合った新潟のSさんに頂いたものだ。
もらったときは数本の実生苗が入ったポットだったが、結局タネ播きから5年ほどで開花した。
開花したと言っても小さな花がひとつ咲いただけで、その後2年ほどは咲かなかった。

花は咲かなかったが、株は順調に育ち、数年前からは毎年のようにタネが採れるようになった。

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写真を並べてみよう。

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↑2006年蒔き 2007年春発芽

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↑2007年蒔き 2008年春発芽

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↑2008年蒔き 今春発芽
昨年はかなり未熟な段階のタネを蒔いてみたのだが、すこぶる発芽は良好だ。
こんなに蒔いてどうするのかということなのだが、欲しい方がけっこうおられるのかなと思って、タネをたくさん採って掲示板に載せたのだが、あんまり希望者がいなくて余ったということなのだ。
今年は株分けしたこともあって、早めに花を切って実はつけないようにしようと思う。

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デンマークのPさんからいただいたエンレイソウが咲いた。
Trillium pusillum 北アメリカに自生する種のようだ。

ところで、このアメリカのエンレイソウを調べていたときに気付いたのだが、「世界のエンレイソウ」(海游舎) によれば
エンレイソウの学名表示は Trillium apetalon となっていて、Trillium smallii はコジマエンレイソウになっている。

デンマークのPさんが欲しがっていた T.smallii alba って、ひょっとしてコジマエンレイソウの素心だったんだろうか、、、?
そんなことはないと思うのだが、、、(^^;