ヒマラヤの青いケシ 価格:¥ 3,570(税込) 発売日:2006-01 |
ヒマラヤに花を追う―秘境ムスタンの植物 価格:¥ 1,890(税込) 発売日:2005-01 |
プラントハンター東洋を駆ける―日本と中国に植物を求めて 価格:¥ 2,730(税込) 発売日:2007-09 |
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年末年始の休みに、積みあがっていた雑誌やらカタログやら会報なんかをながめていたら、ある会報に
「アメリカの植物園3園と英国の植物園2園が合同で日本にタネ取りに来る・・・白山周辺を案内・・・」なんてことが書いてあった。
日本の植物を求めて、今でも海外からやってくるんだなあと感心した。
この本「プラントハンター東洋を駆ける」は、「日本と中国に植物を求めて」という副題があるように18~20世紀はじめに世界随一の緑の宝庫 日本と中国を訪れたプラントハンター「植物収集探検家」の活躍を描いたもので、1969年にアリス・マーガレット・コーツという方の大著の一部を初めて日本語訳として出版されたものである。
まだ全部読んだわけではないが、こういう本は大好きだ。
プラントハンターのハンターという言葉は、動物を狩猟する人のようなイメージがあって植物には似合わないかなあと感じていたこともあったが、この本を読んでると、やはりハンターだなあとか、むしろ探検家だなあという印象を受ける。
「ヒマラヤの青いケシ」にもプラントハンターのことがかなり書かれていたし、「ヒマラヤに花を追う」という本も未知なる地域へ植物を求めてという点で非常に興味がありおもしろい。