山野草を楽しむ

育てて楽しむ山野草

浄土平(2007/6/24)登山道にて

2007-06-27 | 野山で楽しむ

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登り始めの草むらの中にハクサンチドリ
いつもこの場所で見かけるのは1本だけなのだが、同じ株なのだろうか?
まあ今年も咲いてて一安心(^o^)
何度も来る山には、今年も咲いてるかなと楽しみにしている場所がいくつかあるものだ。

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谷筋の残雪をバックに、ちょっとわざとらしい写真だけど、うまい具合に咲いている。
階段状の斜面にはイワナシがあるのだが、残念ながら今年もすでに花は終わっていた。
去年も葉っぱだけだった。
数年前に花を見たときには、ここの階段の登山道の一部には残雪があったので、かなり早い時期でないとイワナシの花を見ることはできないようだ。

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笹の侵略が進んでるようで、将来この花はどうなるのだろう?

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ツマトリソウはメチャクチャたくさん咲いている。
写真写りがよさそうな株を探しながら歩く。

形が良くて、、、できれば花びらは7枚だね。(これは8枚だけど)
先端はすっきりと、とんがってて、
名前の由来となったように色づいている花。

たくさん咲いてるがそんなのは、なかなか無い。
これなんか、けっこう私のきびしい条件に近いものだが、残念なことにピントがどうも、、、?
もう少し絞り込めば下の花にもピントがきたのだろうが(^^;

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ゴゼンタチバナは咲き始めのようで、まだ花が小さくて緑色のものが多かった。

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林の中のマイヅルソウは非常に大きい感じがする。
上のほうで見かける小さなタイプの10倍くらいの大きさがありそうだ。

(本当はそんなにおおきくないけど(^^;)

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林の中にポツンと1株
はぐれて咲いてるような感じ。

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ここでは初めて見かけたベニバナイチヤクソウ

撮影してたらオバサンが通りかかってのぞきこんでいく。
写真を撮りたいようなので場所を少しあけた。
縦の写真を撮って、さらにアングル変えて撮ろうと思っていたので、待っていたら、

そのオバサンが
「1本いただいていいかしら?」
なんてことをおっしゃるわけだ。

「ダメです」
はっきり言う。

オバサンは連れのご主人と坂道を下っていった。

私はここの山でこの花を見るのは初めてだ。
しかし、きっと、この花がここに咲くことを楽しみにしている人は何人かいるはずだ。
10人くらいはいるだろうなあ、、、
100人はいないかもしれないけど?

このオバサンは、そういう人たちの楽しみを奪うということについては、これっぽっちも想像できないのだろう。

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楽しみと言えば、アカモノである。
この浄土平~姥が原の坂道にはアカモノがめちゃくちゃ多い。

多いのだが、今回はほとんどツボミであって、ようやく下のほうで咲いてるのを見かけた。

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もうちょっとほっぺがほんのり赤いとさらにいいんだけど、
まあいいか(^o^)/

下り30分というコースを降りるのに1時間かかってしまった。