奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

最近の畑の野菜たちの様子

2011-03-21 19:44:32 | 
三寒四温の日々が続いているが温の日には汗ばむくらいまでになる事もある。
気温の高まりとともに野菜の成長も目に見えて早くなってきている。







ダイコンに続いて今はチンゲンサイが花盛り
こうなってしまうと、もうこれも食べられないのだろう
葉っぱが萎れてしまっている
結局たくさん作ったがあまり食べなかった
おいしいチンゲンサイの食べ方の研究が足りなかったかもしれない







カブも花を咲かす気配が感じられたので、今のうちからせっせと収穫しておく
カブの食べ方というとまず漬物が思い浮かぶが,今我が家の冷凍庫には大根の
漬物がどっさりと入っている
漬物ばかり食べていると血圧が上がってしまい体によくない
漬物はやめよう
何を作るか
シチューくらいしか思い浮かばない
シチューにしよう、カブとニンジンとチキンのシチュー








葉が全部落ちてしまい、丸坊主になっていたパパイヤの若木の先端に
新芽が顔をだしていた
もう枯れてしまうのではと思っていた
早まって切り倒さなくてよかった








まだ何も植えていない畝にいつの間にかジャガイモが芽を出していた
何故だろう
以前肥料にしようと生ごみをこのあたりに埋めていたことがあったので、その時
捨てたイモが今になって芽を出したのだろう
どちらにしてもせっかく生えてきたのだから、大切に育てよう





奄美の島バナナが食べ頃になってきた

2011-03-20 19:48:03 | 食べ物
先日もらってきた島バナナ
普通のバナナよりちょっと小さめの島バナナ
お店で買うとバカ高い島バナナ
シマッチュの好きな島バナナ






最初はこんなに青くて硬かった
とても食べられたものではなかったので外のテラスの梁から吊るしておいた









2週間くらいできれいな黄色になってきた
下のほうは柔らかく十分食べられそうになった







一番よく熟れていそうなのを選んで皮をむいてガブリ
うーん
うまい、甘い
フィリピンバナナと違ってほのかな酸味が感じられ、それがまた好ましい
皮がちょっとむき難いのが難









その後1週間弱でどんどん熟成が進み、黒くなってきた
甘さが増して食べる分には全然問題ないのだが、イソヒヨドリが甘い香りに
気がついて、ついばみに来るようになってきた
5,6本食べられてしまった
熟したのが、どうして彼等にわかるのだろうか
かなり鼻が利くという事なのだろう
全部食べられてはかなわないので、家の中に入れることにした
かなりおすそ分けもしたが、それでも食べきれない
毎日食べているとさすがに飽きてくる




奄美のイベントに行ってきた

2011-03-19 20:25:43 | イベント・行事
アオサを採った浜のそばで春祭りと銘打ってイベントが開催されていた。
奄美パークという空港のそばにある立派なホールで女性のみの出演者による
唄、踊り、演奏が披露される催しだ。
この中で我があーりーばーどで長期滞在者に英語を教えてくれるケイティ先生
が友人と出演するので、観客数を増やすべく動員をかけられたのだ。








奄美でのイベントでは島唄が必須
唄者のひとりは全国小学生民謡大会で優勝した地元のホープなんだそうだ
声量も唄のうまさもとても小学生とは思えないレベルだ
そもそも外見も実にどうどうとしていて小学生には見えない
何年かしたら有名な歌手になっているのだろう








そしてケイティ先生のピアノとフランス娘アマリのバイオリンのコンサート
何曲か演奏したが、「春の海」をバイオリンとピアノで奏でるのを初めて
聞いた
琴もいいが洋風の春の海もなかなかいいものだ







お次はベリーダンス
奄美でこういった踊りを見られるとは思わなかった
いろんな所でいろんな事を練習している人がいるものだ








近くの沖永良部島出身の歌手、大山百合香さんのミニライブもあった
澄んだ声もさることながら、島唄を歌いながらの手踊りの指の動きが
非常にきれいだった
さすがはシマンチュだ
と、変なところで感心してしまった






海岸へアオサを採りにでかける

2011-03-18 19:49:15 | イベント・行事
今はアオサ採りのシーズンである。
アオサというのはこのあたりの海岸の岩の表面についている海草のことで
味噌汁のなかに散らしたり、てんぷらにしたりして食べる。
磯の風味が口の中に広がり、シマの人たちも春が近づくとよく採りに出かける。








久々に暖かな晴れたある日、浜は引き潮
満を持して海岸へ降りていく







岩にへばりついているのを剥がすとどうしても根元の部分に石ころやゴミが
くっついてきてしまう
それを洗い落とすのが大変なので、水の中で漂っているものを採ってその場で
ゴミを洗い落としてしまえ、というアドバイスを受けてきたのだが、浮かんで
いるのは色の薄いアオサばかり









このような色の濃い新鮮そうなものを採らないといけないのだ
黄緑色の部分は食感が悪くて食べられそうにない
というかこれは別の種類の海草なのかもしれない








結局緑色の濃い、毛足?の長そうなものを選んで指先でちぎるしかなかった
次回からははさみを持ってこよう









やはり根元に石のかけらなどがくっついていて、ザルの中でかなり時間を
かけて洗い落とさなければならなかった
アオサ採りもそれなりに労力が必要なのだ








1時間ちょっとで収穫はこれくらい
水につけると量が増えるので、ひょっとすると採り過ぎだったかもしれない









味噌汁にも入れたが、おいしかったのは納豆
とれたて大根おろしをたっぷり入れてアオサをかける
なかなかよろしかったです






サトウキビの収穫が終わった

2011-03-17 19:42:46 | イベント・行事
我が家の南隣のサトウキビ畑がとうとう刈り取り作業にはいった。
このあたりでは最後の刈取りだろう。





畑のすぐ横をコンバインが通り過ぎていく






さすがに機械での作業は早い
どんどんサトウキビが刈り取られていく
コンバインを操作している人より、その後ろについてこぼれた茎や葉などを
拾い集める係りの人のほうが大変そうだ
機械からはかなり強烈な風が吹き出していて、吐き出された細かな葉の切れ端
を体中に浴びている
毎晩風呂で身体をきれいにするのが大変そうだ










刈取りが終わると景色が一変する
やはり開放感が違う
我が農園が広く感じる













さて刈り取られたさとうきびはどうなるのか
まずは近所の製糖工場に集められる
すごい量だ






それを洗って、砕いて、ぐつぐつ煮て・・・
実際どんな工程でざらめになるのは知らない
黒糖つくりなら見せてくれるところがあるのでわかっているが、ここでは
どんなことをしているのだろうか
機会があれば見学してみたいものだ







この収穫の時期だけ工場の煙突はモクモクと煙を吐き出す
今年のさとうきびは豊作と予想されていたが、実際は去年より少なかったらしく
操業も例年より早く3月末で終わってしまうそうだ