奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

イメージキャラクター降板

2010-11-30 19:33:11 | イベント・行事
またまた宴会の話題である。
酒ばっかり飲んでいるように思われるかもしれないが、そんな事は・・ある。
ただ最近おもしろい話題がないのでどうしてもつまらんオヤジ宴会の紹介になってしまうのだ。
ただ今回がいつもの宴会と違うのは我があーりーばーどのイメージキャラクターを勤めてもらって
いたハヤシさんが大阪に一旦帰ることになったためのお別れ会であったという点だ。






今日は同じ集落に住む仲のいい人やお世話になった人たち等を招いて、ハヤシさんが鍋を振舞って
くれたのだった

スキンヘッドで関西弁丸出しでいつもテンションの高かったハヤシさんがいなくなるのは非常にさびしい
これからハヤシさんは関西でせんとくんとして活躍するらしい







現在住んでいる家は広すぎるので他の人に貸して、自分は別の家に住みたいと考えていたのだが
一応借り手が見つかったのだ
龍郷に行ったときは時々泊めてもらっていたので、今後は宿泊場所探しにちょっと困ってしまう
典型的な奄美の住宅の造りをしていて夏も涼しく快適な家だった
実際この家にはエアコンがなかった






そして冬になると活躍したご自慢の薪ストーブ
ぱちぱちと音をたてて燃える火をながめていると身も心も温まっていくのを感じる
こんな穏やかな時間の過ごし方がもう少しでできなくなってしまうのは残念だ


我が農園の雑草対策

2010-11-29 19:58:52 | 
最近雨が降る日が多く野菜が元気に育っているのだが、それ以上に元気なのが雑草である。
あーりーばーどでは長期滞在のお客さんが家庭菜園を楽しむのがうりのひとつになっているのだが
有機栽培を目指しているので農薬は使えない。
したがって我が農園の雑草は大変なことになっている。
トラクターで畑を掘り起こした後も耕運機でこまめに耕しているのだが、最近は1週間すると
雑草がはびこっている。
その成長スピードは野菜の倍以上であろうと思われる。






雑草が生えてくると耕運機で刈り、ちょっとするとまたしぶとく芽がでてきて、それをまた耕運機で
刈っていくといういたちごっこに疲れてしまった
そこでお客さん用の畑のスペースにビニールを敷きつめることにした
これは去年もやったが結構効果があって生えてくる雑草の量は格段に少なくなる
腰が張ってきたので今日はこれくらいにしておく










すでに畑に植えてしまって後に残ったジャガイモとニンニク
どちらも残しておいてもしょうがないのでこの機会に植えてしまうことにした
かなり植えてあるので全部順調に育ったら食べきれないと思うが、おすそ分けすればいいか・・
でもジャガイモはうまくいかないような予感がしてならない








作業が終わって引き上げようとした時、ナスの実がなっているのに気がついた
ここしばらくの間でちっとも大きくなっていない
これ以上おいても育たないのだろうか
今晩はナスを食べる予定がないので、とりあえずもう少しおいておくことにした
このナスの事を食べられるうちに再び思い出すことができるだろうか










奄美の伝統料理を食す

2010-11-28 20:13:17 | 食べ物
近所のノブユキさんの新築祝いに行って来た。
ここでは新しく家を建てたとき、近所の人やお世話になった人たちを招いて酒・料理を振る舞い
お披露目をするのだそうだ。
せっかくのおめでたい席へのご招待なのでおじゃましてきた。





入り口で会費を払い、まずは家の中を拝見する
新築のお宅は非常に近代的で立派な家に仕上がっていた
我がペンションあーりーばーどは豪華さという点において負けてしまっている







集落の人、仕事関係の人、友人などいろんな人たちがお祝いに駆けつけていた
施主にお祝いの言葉を述べ、料理を食べ酒を飲んで帰っていく
こうして入れ替わり立ち代り客が絶間なく訪れる








席に着くとお膳が運ばれてくる
サンゴンという奄美では晴れの場で必ずでてくる料理なのだそうだ
正月にはどの家庭でもこの料理を食べて祝うと聞いていたが、実際に目にしたのはこれが初めてだ
「三献」からきているらしいこの膳は赤い椀と黒い椀と刺身が基本









最初にお猪口の酒(たしか黒糖焼酎ではなく日本酒だったように思う、であれば奄美に来て初めて
日本酒を口にした)を飲んだのち、赤いほうの椀から食べなくてはいけない
白身魚・えび・しいたけ・たまご・かまぼこの入ったすまし汁である








赤い椀の汁をすべて食べ終わったら今度は黒い椀のふたをとる
鶏肉仕立ての、寒天なのだろうか麺の入った汁だった

噂で聞くだけだった「赤と黒の椀に入った奄美の郷土料理」をようやく体験することができた
内容をもう少し詳しく教えてもらって我があーりーばーどのお客さんにも正月なんかには出せるよう
作り方を練習しておきたいものだ、などと酔った頭で考えながら今宵もまた更けていくのであった



我が菜園のダイコンの葉を食す

2010-11-27 20:16:59 | 
最近続けて降った雨のおかげでダイコンの葉が急に大きく育ってきた。
食べられるようになるのはまだまだ先の話だが間引きした葉っぱは十分食べられるほど大きい。





先週見たときは親指ほどにしか育っていなかったのにあっという間に立派な葉が出てきた






間引きした葉を水にさらす
去年食べたときは抜く時期がが早すぎて、だいこんの味がしなかったが今回ははしっかりと味わえた







さっと軽くゆでられた後、カルボラーナスパゲッティの上で彩りも鮮やかにその存在感を強調する








炊き込みご飯にいれて、できあがりにまた刻んだ葉をのせる
今の季節に食べてもなにかみずみずしい、春を感じさせる味だ
カレーライスのトッピングとしても最高だとテレビで紹介していた



恵みの雨で野菜が育つ

2010-11-26 19:47:43 | 
奄美ではここ最近しとしと小雨が降っている。
ちょっと前まで真夏の太陽が輝いていたのに北風が吹いて冷たい雨が落ちてくると気が滅入ってくる。
しかし、雨が降って植物が目に見えて元気に育つのもこの季節である。





育ち頭はチンゲンサイ
どうやって料理したらいいのかよくわからない






雨のありがたみを感じたのはこのニンジン
今までホースで水をいくら撒いても芽を出さなかったのに雨が3日間続いただけでいきなり芽吹いた







ソラマメも今までうんともすんとも言わなかったのが気がつくと芽が顔を出していた
これから冬になるに従って風が強くなり始める
その前に芽を風から守ってやる対策が必要になってくる
頭が痛い季節がやってくる