奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

我が菜園のとうもろこし

2013-07-31 20:00:24 | 
奄美は6月中旬の梅雨明け以来ほとんど雨が降らず毎日真夏のゴラギラした太陽が照りつけている。
人間はもちろん植物もバテ気味だ。





畑に植えているとうもろこしも時期を逃すとあっというまに枯れてしまう
ついこの間までみずみずしかったので、もう少し大きくなってから収穫しようと思っていたら
いつのまにかしわしわに干からびてしまっている
こなるとヤギのエサになってしまう





多少小さくてもこれくらい新鮮なうちに収穫しておいたほうが無難だ
採りたては本当に甘くて生でかじってもおいしいものだ





油断をしていたらヤギのうららに数少なくなってしまっていたとうもろこしを荒らされてしまった
結局今年の我が菜園のとうもろこしは7割以上をこいつが食べてしまったことになる

新しいメニューに挑戦

2013-07-30 20:00:56 | 食べ物
BJの送別会の翌日のディナーは料理しきれなかった魚を使って新メニューに挑戦だ。




使うのはこのBJご自慢のBBQオーブン
これをあーりーばーどに置いていってくれた
彼が日本を去るにあたって今まで使っていた物をいろいろと置いていってくれたが、これが一番
役に立ちそうだ




作るのは白身魚の塩釜焼き
塩に卵白をくわえ魚全体を包んで焼き上げるというアウトドアにもってこいの料理だ
以前から作りたいと思っていたが、ダッチオーブンを引っ張り出してくるのが面倒でなかなか実現
していなかった
このBBQオーブンがあれば手軽にできそうだ




ちょっと塩が足りないような気もするが一応全体を塩で覆うことができた





早速火がじゅうぶんおきたオーブンに入れて蓋をする





数十分後塩がすっかり固まっている
もう食べられそうだ




塩を取り除く
昔テレビでこの料理を見たときは木槌で塩をたたいて砕いていたが、それほど苦労しないで取り除く
ことができた
身もちょうどいい柔らかさに焼きあがっているようだ





冷えた白ワインに本当によく合う
おいしい
あーりーばーどの特別メニューに加えよう


島の魚を堪能する

2013-07-29 20:00:41 | 食べ物
ニュージーランドに帰るBJのために土盛集落に住民が送別会を開いた。
どうせなら最後に奄美の海の幸を食べてもらおうということで漁師のマコトさんに頼んで地の魚を
たくさん獲ってきてもらった。




当日運ばれてきた山のような魚たち
この他にもサザエをたくさん獲ってきてくれていた





とてもじゃないが食べきれない
しかしすべての魚をおろしておく必要がある
これだけの魚をさばくのもなかなか大変だった





この日のメインはイシガキダイということにした
すごく大きい
これは内地でも高級魚ではなかっただろうか





このイシガキダイとエラブチを刺身にする
アラは味噌汁にして食べる
この味噌汁がこれまたおいしいのだ




白身の大きな魚
名前を聞いたがなにせ種類が多くて覚え切れなかった
普段は刺身にして食べてもおいしいのだそうだが、オーブンでグリルすることに




かなり大きくて身も厚く食べ応えがありそうだったが、かなりおいしかったらしくあっというまに
骨だけになっていた





もう何度となく一緒に飲んだ土盛の人たちに加えてBJの集落の人たちも集まった
酔った勢いで、数年後に必ずニュージランドまで遊びに行くという約束を交わしていたようだったが
本当に彼らははるばる会いに行けるのだろうか



奄美で雨が降らない

2013-07-28 20:00:40 | 暮らし
毎日暑い日が続いている。
最高気温は毎日33度か32度
猛暑日になることはない
でも照りつける日差しは強烈だ





来る日も来る日も太陽ギラギラ
雨が全く降らない
ひまわりもいつの間にか枯れてしまっている





空と海とヤギ
さとうきびがもう少し育って背が高くなってきたら海も見えなくなってくる





ヤギもこう日差しが強くては畑にも出ていられない
木陰に入り込んで雑草退治の仕事をさぼっている





この時期、海の向こうの喜界島がやたらはっきりそして近くに見える





気がつくと初夏に一生懸命土を耕して種を蒔いて育てた芝が枯れてしまっている
のべ5日間の作業が無駄になってしまった
芝は枯れても雑草は生き残っている
じつに腹立たしい


本場のBBQ作法

2013-07-27 20:00:09 | 暮らし
ニュージーランドに帰るBJのさよならBBQをするために彼の外国人仲間が我が家に集まった。
みんなアメリカ人だ。
アメリカといえばBBQの本場だ(ニュージーランドでもそう思っているようだが)。
だからBBQでの振舞いにおいては彼らが正統派なのだ。
いつも彼らのやり方をみてBBQの正道を学ぶようにしている。




男が炭をおこして肉を焼く
炭をおこす際に彼らは団扇などは使わない
炭を井桁に組んで着火材を中に入れたら火をつけてそのままひたすら待つ
日本人のようにあわただしくパタパタ扇いだりせず悠然と待つ
そうすると何故か火がしっかりおきるのだ
不思議だ




この日はスーパーでよく売っている軟骨(骨のまわりに肉がついているやつ)を焼いていた
軟骨を焼いて食べるという発想はなかった
圧力釜でとろとろになるまで煮るという食べ方しかしたことがなかった
火で炙っても結構おいしかった





女性は最初にサラダやオードブルを作った後はどっかりとテーブルに腰を落ち着けて決して
動こうとはしなかった
やはり本場のBBQは男が働くと決まっているらしい





BBQでホットドッグを食べるということはあまりしたことがなかった
だから彼らが買い物から帰ってきたときパンをたくさん抱えているのを見ても、何に使うのか
わからなかった
でも外国人にとってはBBQにはホットドッグが付き物なのだろう
そしてこのホットドッグがまた妙にうまいのだ




彼らはもちろん英語で会話するが、ポツンと一人だけいる可愛そうな日本人に対してはゆっくりと
そしてやさしい表現で話してくれる
それが酔ってくるとだんだん早口になってくる、と言うか彼らにとって普通のスピードで話すよう
になる
そしていつしか彼らの会話についていけなくなる
「今の話聴き取れなかった、もういっぺん言って」と口をはさむくらいのことでしか会話に参加
できなくなる
地元の奄美ピープルと酒を飲むときもそうだ
酔うと彼らは島口(方言)を早口で話すので、会話についていけなくなる(というより全く理解不能
に陥る)のは移住後4年経った今でも変わらない
英語でも島の言葉でもちょっと本気で話されると最後はついていけなくなる、なんとも中途半端な
自分の立場に思いを致す今日この頃である