奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

ハウスの野菜

2015-02-27 20:00:34 | 
ビニールハウスではパッションフルーツやマンゴーなどのフルーツの他に野菜も育てている。
ハウスの中は暖かいし風もないのでどんどん成長しそうなものなのだが実際はそうでもない。
なかなか芽がだないし結構枯れてしまう野菜の苗も多い。
おそらく水分が不足しているのだろう。
毎朝じょうろで水やりはしているのだが量が足りないのかもしれない。



キュウリ、トマト、ナスその他毎日の食事にかかせない野菜の種をいろいろ蒔いたのだが
無事に育っているのはレタスとミズナぐらいしかなかった




そのレタスがようやく結球しだした
もうそろそろ食べられるのだが一足先に収穫した近所のNさんにもらったレタスがまだ
残っているのでなかなか収穫までいかない




ミズナはすべて食べてしまったのでまた種を蒔きなおした
前回は発芽率が良くなかったので思い切ってたくさん蒔いたら今度は全部芽を出してしまった
間引きしようにもあまりの密集ぶりで根がからみあってうまくできないのでそのままにしてある
このままにしておいたらどうなってしまうのだろうか
あまり好ましい結果にはならないような気がするのだが

パッションフルーツが育っている

2015-02-26 20:00:38 | 
我が家では手作りのおんぼろビニールハウスでパッションフルーツやマンゴーその他にも
いろんな野菜を育てている。
メインはなんといってもパッションなのだが、今少しずつ大きくなってきている。




あらかじめ枝を挿し木して育てておいた苗が半分、去年実がなった木を切って根元の部分を
生かしておいた株が半分、右側と左側に分けてどちらがより多く実をつけるか観察をしている
1ヶ月くらい前までは全く変化なかった



最近になって去年からの株が急に成長しはじめて背の高さくらいまでになってきた




一方新しく植えた苗はまだまだひざくらいまでしか届いていない
暑くなってくるとこちらもまた急激に大きくなるのだろうとは思うけどなにか心配だ
ここで採れた実は夏になると宿泊したお客さんの朝食に毎回デザートして出しているのだが
果たして今年の朝食のテーブルにも出すことができるだろうか

奄美のお菓子

2015-02-25 20:00:20 | 食べ物
奄美のお茶うけの紹介。
近所のKさんが通りがかりに我が家に寄ってよくお茶をのんでいく
そんなときはいつもいろんなお茶うけを持ってきてくれる
なかには奄美ではじめてみたお菓子もある




これはかしゃもちと呼ばれるもの
カシャという木の葉っぱで餅をくるんだものだ
普通は左の緑色をしたよもぎ餅がポピュラーなのだが、右の紅芋の餅もなかなかおいしい
どうも奄美では餅をいれた雑煮という料理を正月でも食べる習慣がないらしい
かわりにこうして葉でくるんだ餅を普段から食べている
そういえば今気がついたのだが、奄美であんこやみたらしなどの串だんごを売っているのを
見た記憶がない
奄美の人は串だんごも食べないのだろうか




いつもごちそうになる丸いドーナッツ
沖縄で食べられているアンダーギーと同じものなのだが、大きさは半分くらいだ
そして奄美でも家庭でおやつとしてよく作られるこのお菓子をこちらの人はアンダーギーとは
呼ばない
それではなんと呼ばれているのか
これもまたはっきりしないのだ
ドーナッツと呼ばれることが多いようだが、いまだに正式な名前を知らない

お風呂で読書

2015-02-24 20:00:25 | 暮らし
さて近所のKさんのお宅の工房で板を切り削り穴をあけ、いろいろ細工をして何を作って
いたのか。



ほとんど出来上がってきた
これがなんだかおわかりになるだろうか




現場でサイズのチェック
そう、お風呂で湯船につかりながら本を読むための読書スタンドだったのだ
最初は両側のへりに板を渡してそこに本をのっけるごく簡単なものを考えていたのだが
完成品スケッチを見たKさんが職人魂を発揮して「どうせ作るならそんな安直なものでは
ない作品を」と主張し、腕をつけて可動式に変更することにした




奄美ではあっても冷える冬の夜は暖かいお風呂にゆっくりじっくりとつかって体を芯から
温めるのがいちばんだ
しかし殺風景なシステムバスの中ではすぐにひまをもてあましてしまう
そんなときは湯船の中で本を読むのがリラックスできる方法だ
これがあると両手をお湯の中にいれたまま読めるので体の温まり方が違う




腕が動くようになったので使わないときは邪魔にならないよう収納可能
おかげでじゅうぶん足をのばせる
この日は指先がしわしわになるまでお湯ににつかって読書を楽しんだ
あーりーばーどのお客さんで夜、手持ち無沙汰になった人にはこれを貸してあげるので
冬のあったか読書を楽しんでください


久々の木工作業

2015-02-23 20:00:07 | 暮らし
奄美での生活も早いもので4年を過ぎた。
最近はここでの生活に慣れてしまい新鮮さを失ってしまっているのは認めざるをえない。
行動範囲も狭くなり毎日の行動パターンも同じになってきてしまっているのを感じる。
以前はもっと好奇心にあふれ行動的だったはずだ。
ということで、初心に帰ってもっとアクティブな心を取り戻そうと誓った。
ここに移住してまず最初に感心したことは、みんな自分でやれることは自分の力でしている
ということだった。
自分で食べる野菜は自分で育て自分の家の修理は自分で行いほしいものは自分で作る。
島には家具店をはじめとして店そのものが少ないし、インターネットでものを買っても
送料がばか高いので都会のようにほしいものがあれば何でも買えばいいという発想には
ならないのだ。

最近畑で野菜はつくっているがものをこの手で作るということにはご無沙汰している。
去年新しく自分の手で作ったものと言えば裏の畑のビニールハウスくらいではないだろうか。
ということで久しぶりに木材で手作りの家具を作ってみようと思い立った。





木工には道具が必須だ
その点では近所のKさんがとても頼りになる
彼は木工の趣味が高じて自分の別荘の1階にプロ顔まけの電動工具を揃えた作業所を作って
しまった人なのである




この作業場には電動のこからはじまってかんな、ルーターなどの細かな道具にいたるまで
ありとあらゆる工具が備わっている




今までここで木工の技術と工具の使い方を教わりながら我が家のベンチやら食器ダンスやら
たくさんの家具をつくってきたのである
で、今回は何を作ったのかというのは明日また