奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

最近のウミガメ産卵の跡

2012-06-30 20:00:13 | ウミガメ観察
本格的な夏を前に土盛海岸ではウミガメの産卵が続いている。







最近は海岸を訪れる人も少しずつ増えていて、足跡もたくさん残るようになってきている





そんな中に力強いウミガメの足跡がくっきり残されていた






砂浜の奥まで行ってぐるりと回りながら何ヶ所かで卵を生みつける場所を探している






交差している2本の足跡は別々のウミガメの足跡だ






このカメは産卵場所を探して5ヶ所で穴を掘って試していた
果たして無事生めたのだろうか
未だに実際生んだかどうか、見分けがつかない





砂浜の表面を草が覆ってしまってウミガメが産卵できないのではと心配していたが、母ガメは
草を4本の脚で取り払って産卵場所を確保するようだ
結構強い脚をもっているらしい





パパイヤのオスとメスの見分け方

2012-06-29 20:00:50 | 暮らし
本日、奄美の梅雨明けが発表されたようです。
ついに今年の夏が始まりました。
これから10月まで長い夏が続きます。

Kさんの庭の草刈を手伝っているとたくさんのパパイヤの若木が生えている。
普通のパパイヤの木にはオスとメスがあって、もちろんメスの木に実がなる。
だからメスの木は残すのだが、オスは受粉用に1本を残して切ってしまう。
オスは役立たずなのである。





我が家ではパパイヤを食べた後そこらじゅうに種を蒔いておくのだが、めったに芽を出さない
Kさんの庭にはそこらじゅうにパパイヤの若木が育っている
鳥が食べたほうが芽がでる確立が高いのだろうか






最近になってようやくオスの木とメスの木の見分け方が分かるようになってきた
枝の付け根から直接花を咲かせているのがメス
花の後にできる実もわき芽のようにつく




オスは付け根から茎がでて、その先に花が咲く
小さいときは茎も短く見分けにくい
見分けられずにそのまま大事に育てていたら結局オスだったということがよくある





ぎっくり腰は全快

2012-06-28 20:00:19 | 暮らし
5月の上旬に腰を痛めてからほぼ3週間にわたって思うように身体を動かせない生活が続いた。
痛みを感じないようになってから1ヶ月がたつ。
腰痛を意識しないで体を動かせるということは、こんなに素晴らしいことなのかと改めて感じる。
朝起きて何の痛みもなく起き上がれるし、顔を洗うのに上体を屈めても痛みが走らない。
じつにありがたいことである。
誰だったかが言っていたが、健康は失わないとそのありがたみはわからない、というのは至極
名言だと思う。




久しぶりにKさんのお宅の庭の手入れを手伝う
今回も助っ人としてYさんが参加している
前回じゃりを半分雑草防止のために敷いたところで作業が中断していた
腰が痛くて、スコップでじゃりをすくうことができずYさんにやってもらった
もう腰を全く意識せず作業ができる





前はいつも腰を意識して身体を動かしていたのだ
何も考えずに身体を動かせるということは、本当にありがたいことなのだ
前回はずいぶん長く感じたじゃり運びも、腰の調子がいいとあっという間に終わってしまう





続いてまわりの草刈り
この時期1ヶ月もすると雑草がたちまち生えてきて、せっかく刈った海岸への通路も草の海と化す
奄美ではハブが怖くてこのようなところは歩けない
もっと早く草刈をするべきであった





全部で写真の3倍くらいの広さの草を刈るのだが、草刈り機を使う際にも腰を左右に振るので
腰痛の際は結構きつい作業なのだ
とにかく雑草は次から次へと生えてくるので定期的に刈らなくてはならない
腰の具合が悪いからと言って、さぼると大変な目にあう
雪国の雪かきみたいなものかもしれない
そういえば昔、雪かきでもよく腰を痛くしていたっけ




ふたたび龍郷のマメ畑の手伝い

2012-06-27 20:00:48 | 暮らし
先日から手伝っているUさんの風除け実験農園が今回の台風で吹き飛ばされたとのことで、手伝い
に行ってきた。





やはり園芸用支柱だけでは奄美の台風には耐え切れなかった
当たり前といえば当たり前の話かもしれない
それでも行く前は、ほとんどの支柱がへし折られてしまっているのかと予想していたのだが、
三分の二ほどは残っていた
思ったより丈夫なのかもしれない





主に風上の支柱が根元から折れていた
左端の列が軒並みやられている
風の強い我が家の畑で同じことをやったら全部吹き飛ばされていたかもしれない
まだ怖くてまねできない






復旧作業としてまず外側にある杭をしっかり固定して風除けの網をしっかりくくりつける
この太い杭が風によって抜けてしまうのだ






その後中に立っていた折れた支柱を1本ずつ取り替えていく
交換した支柱は数十本
金額的にもばかにならない
数時間で一応は元のようになった
しかし新しい防風対策を行なわなければ次の台風でまた同じめにあってしまうのは確実だ
何かいい方法はあるだろうか






真っ青な空の下、山のふもとにセミの鳴き声がひびく
奄美ももう夏だ


台風が去った

2012-06-26 20:00:37 | 暮らし
台風4号と5号が去った。
5号は早々に温帯低気圧に変わったが、それでも雨はすごかった。




夜中に雨風が吹き荒れた翌朝天気が回復していた
土盛海岸へ行ってみた
まだ風がおさまっていない
沖に波頭が白く見えていた





海岸にはたくさんの木や枯れ草が打ち上げられていた
海水浴シーズンの前に、また集落総出の浜の清掃作業を行なわなければならないだろう






畑の作物はスイカとトマトとキュウリがほぼ全滅
毎年のことなのでぼやいてもしょうがない
このヒマワリのようにまっすぐ上を向いてこれからのことを考えるのだ






セミもあちこちで鳴き始めた
沖縄ではもう梅雨明け宣言が出された
奄美の夏ももうすぐそこに来ている