奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

長期滞在して奄美を食す

2022-08-09 13:15:25 | 食べ物
長期滞在しているFさんはいろいろと奄美の名物を楽しんでいます。
近所に住むおじさんが何かと便宜を図ってくれているようです。



立派なイセエビ
写真だけではなかなか大きさがわかりにくいのだがかなり大きい




どんな食べ方にしようか迷ったがエビ汁にすることになった
ぶつ切りにする



こんな立派なイセエビ、なかなか手に入らない
じつは同じ集落に住むセイシさんがいろいろ手を尽くして調達してくれたのだ




味付けは奥さんのチカコさんが担当
Fさんが土盛海岸のリーフに貝採りに行った際に偶然知り合ったという貝採り友達なのだ
話をしているうちにあーりーばーどに滞在していることがわかって「それじゃあ今度
奄美の名物をごちそうしてあげようね」という事にあいなったそうなのだ
Fさん、ラッキー!!




野菜をたっぷり入れてエビ汁完成
地元の人たちに言わせるとこれが一番おいしい食べ方なのだそうだ




イセエビの出汁がたっぷりときいてそれはそれは美味
それにしてもこんな大きなイセエビ初めてだった




この日は別の奄美の味を堪能する
今度はイノシシの肉を手に入れてくれたセイシさん
若い女性に対しては一段とやさしくて親切!




前回のメンバーに加えて近所のマンゴー農家のマサさんが参加
コロナが流行して以来テラスでの宴会も行われなくなっていたが
この日は久しぶりに外のテーブルでビールパーティー

奄美の新鮮な魚を食す(刺身編)

2016-07-12 20:00:09 | 食べ物
奄美の魚は刺身でもおいしい。
別の日に若き漁業研修生マサヤさんが魚を持ってきてくれた。



今日の魚も獲れたて新鮮
漁から漁港に帰ってそのまま持ってきてくれた
アカムロという魚
アジのなかまなのだそうだ
フライにしてもおいしいらしいのだけど、これだけ新鮮なら今回はやはり刺身でしょう




厚く切る
新鮮な刺身は厚く切っても生臭さがないのでおいしく食べられる




下の魚がウブス
カツオの子供なのだそうだ
これもカツオ独特の生臭さがないので食べやすい




すりおろしにんにくと一緒に食べたのだが非常にうまかった




ちなみにこちらはしめさばを一度冷凍して寄生虫のリスクをなくしたもの
細かく刻んで納豆にも混ぜてみた
どちらにしても青じそは必須
冷凍しても生で食べたものとそれほど味に違いはないような気がした


奄美の新鮮な魚を食す(しめさば編)

2016-07-11 20:00:28 | 食べ物
奄美に来たなら新鮮な魚を味わってほしいものだ。
あーりーばーどではそれなりに数がまとまれば漁師に頼んで獲れたての魚を味わうことも
できる。
今回は近所に住む漁業研修生のマサヤさんが獲れたばかりのサバをもってきてくれた。



彼は2年間かけて漁師になるための研修を受けている最中である
研修生であるがゆえに獲れた魚を自由にすることができるわけではなく、親方が魚を分けて
くれたときにときどき我が家におすそ分けをしてくれるのである




さっきまで海の中を泳いでいたサバ
まだきれいな目をしている
正しく血抜きをして正しく冷蔵された魚はあたることがないそうだ
自信をもってしめさばにする




三枚におろして塩をした後、昆布をのせこれまた我が家特製の昆布酢に浸す




酢に漬ける時間はネットで調べると15分、1時間などいろいろとレシピがあるようだが
今回はマサヤさんがいつもやってる漁師レシピによる6時間を採用




翌朝、6時間以上経ってしまってはいたが酢の中から取り出す
この段階ではまだアニサキスという寄生虫がいる可能性があるので一度冷凍するように
プロの調理人がネットで書いていた
しかし冷凍する前のほうがおいしいのでお客さんに出すものは冷凍して自分が食べるときは
そのままなのだそうだ
真似をして半分は冷凍、半分はそのまま自分だけで食べることにした





畑から青シソを採ってきて添え、まずはちょっとだけ味見
うーん。うまい!
さばと酢とシソが口の中で混ざり合う
朝からビールがほしくなるくらいだった
もちろんこの日の夜はお酒を飲みながらこの奄美の新鮮な味覚を堪能した


あーりーばーど特製果実酒の仕込み

2016-06-30 20:00:28 | 食べ物
べつに特製というわけでもないのだが毎年奄美の果物を使って果実酒を作っている。
奄美特産のたんかんやグアバ、パッションフルーツなど様々な果物を漬けている。



できた果実酒は1杯200円であーりーばーどに滞在するお客さんに楽しんでもらっている
ちなみにあーりーばーどではお酒はすべて1杯200円になっている
その中でも人気なのがこの時期にとれるすもも酒である




女性に人気があるので少し甘めに作るのだが今年は少し甘めとかなり甘めと、果実酒用焼酎
ではなくウイスキーに漬けたものと3種類のすもも酒を作ってみた




先日で1週間がたったのだがかなりいい色が出てきている
いつから飲むことができるだろうか




そして今年新たに挑戦したのが桃酒
近所のKさんの庭に小さな桃の実がなる木があるのだが、毎年食べることもなく鳥のえさに
なっているだけだった




焼酎が余っていたので(結局はもう一升買わなければならなかったが)この桃の実を有効活用
しようともらってきた




ネットで調べると桃酒は皮をむいて漬けると紹介されていたので、そのようにして1瓶作ったが
後日皮をむかないバージョンも追加で漬けてみた
どんな味がするのだろうか
おそらく女性が好むお酒になると思われたので、こちらも氷砂糖をたっぷり入れて甘めに
作っておいた
桃のお酒を試してみたい方、秋ごろには飲めるようになっているのではと思うので
その頃あーりーばーどに泊まりに来てください



奄美のお茶うけ

2016-04-26 20:00:58 | 食べ物
日頃近所のお宅でお茶をごちそうになることがたまにある。
そんなときにいろいろなお菓子をだしてくれるのであるが、ここにきてから初めて見る奄美独特の
ものも多い。




これは「あくまき」
もち米を灰汁の中で長い時間かけて煮て作るそうだ
鹿児島県でもよく食べられているとのこと
一見大根の煮つけのようにしか見えず、口に入れる瞬間まで脳はそれの味を予想しているので
苦い灰汁の味が口いっぱいに広がると、のけぞってしまうほどびっくりする




今までに何度か食べたことはあったのだが、食べる直前に砂糖をかけるものだとは知らなかった
昔からある伝統的なお茶の友でくせになる味なのだそうだが、正直言って個人的にはくせになるまで
には今しばらく時間がかかりそうだ




オーソドックスなところではサーターアンダギー、黒糖、パパイヤの漬物などがよくふるまわれる
南部せんべいなどはこちらに来て一度もお目にかかったことがない
たぶんお店で売っていない
ゴマ入りの南部せんべい、なつかしい・・