奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

最近見た奄美の生き物

2012-11-30 20:00:28 | 奄美の自然
奄美もめっきり冬の気候になってしまった。
ここでは冬になったからといって、内地のようにまわりの風景が変わるわけではない。
紅葉の後、木の葉が枯れたり落葉するわけではないし、もちろん雪が積もることなどありえない。
つまり奄美には冬景色はないのだ。
何が違うのか?
それは自然の微妙な変化だ。
鳥の声。
初夏から早朝に鳴いていたアカショウビンが島を離れ、サシバの甲高い声が聞こえるようになる。
それから虫の声、秋口まで鳴いていたゼミの声がキリギリスに変わり、気がつくと虫の音が聞こえ
なくなっている。




それから周囲をうろちょろしていた生き物もだんだん見られなくなってくる
家の窓に貼りついて、毎晩虫を食べていたヤモリも気温の高い夜にしか姿を見せなくなってきている
もうそろそろ冬眠に入る準備をしているのだろう
ハブもこれから冬眠するのでしばらくはびくびくしないで過ごせる






これはイモリ(シリケンイモリだと思うんだけど)
こちらは両生類なので屋内にはいない
この時期やたらアスファルトの道路で見かける
そしてたくさんのイモリが車にひかれてしまっている
彼らも冬眠場所を探して歩き回っている途中だったかもしれない



久々の猫との対面

2012-11-29 20:00:38 | 暮らし
暇をもてあまして家にいてもする事がないので、お茶をごちそうになりに近所のペンション
ブルーエンゼルに遊びにいってきた。





ここで飼われている猫のリリーと久しぶりに顔を合わせた
最近はもっぱら外出していて屋内にはほとんどいないのだ
2年前の仔猫のころは愛嬌があって手をたたくといつも遠くからでも走ってきたのに、最近は全く
無愛想になってしまい、目があってもフンという感じで無視される
でもほんのたまに思い出したように寄ってきては足に体を摺りつけていくのは、一応顔は覚えて
いるよ、という意思表示なのだろうか
一時はがりがりにやせて体の毛もぬけてしまい、無事に育つことができるのだろうかと本気で心配したのだが、飼い主のクボさんが一生懸命薬を与え世話をしたので徐々にきれいで上品な猫に
変身した
多少生意気になったけど、元気に育ってくれてよかった


仔猫時代のリリーの姿はこちら





猫はどこかへ行ってしまったので、海をながめながらサンドイッチとお茶をごちそうになる
夏の台風で海岸沿いの木々が吹き飛ばされたので、ブルーエンゼルからの展望がいちだんとよく
なってきた





別の日に食べたカレーライス
一見普通のカレーライスなんだけどかなりおいしいのだ、これが
さすがはうん十年ペンションを続けているだけのことはあります



自家製ベーコンを食す

2012-11-28 20:00:45 | 食べ物
先日我が家の燻製器でベーコンを作った。
今まで何度も作っているのだが、作ることに意義があってできたベーコンはおすそ分けするか
ベーコンエッグで食べるかしかしたことがなく料理に使うという発想がなかった。
今回作ったベーコンはいろいろ料理に活用してみたいと思い立った。




写真を撮りわすれたが、この状態からさらに数時間いぶしたので表面はかなり黒くなっていた





ということでずいぶん黒いベーコンだが、煙にいぶされた色で決して焦げているわけではない
最初に作ったのは近所のクボさんおすすめのメニュー、じゃがいもとの炒め物
じゃがいもを千切りにして、ベーコンも細めに切る





それをフライパンで炒めるだけ
ベーコンからずいぶん油がでるので油をひく必要はなかった
シンプルな味わいがとてもよかった





次の日は冷蔵庫の中で固くなりかけていたキャベツの登場






これらを得意の圧力鍋のなかにぶち込み固形コンソメと塩コショウで味をととのえて、ちょっとだけ
圧を加える





なかなかいいスープができたのだが、翌日はそのスープの中にゆでたスパゲッティを入れてみた
なかなかブリュームがあって農作業の後の昼食にぴったり

あとはどんな料理に使おうか・・





集落対抗駅伝大会開催される

2012-11-27 20:00:56 | イベント・行事
この間の日曜日は笠利町一周駅伝大会が開催され、去年に引き続きランナーとして参加してきた。
この大会なんと今年で51回目。
半世紀も前からこの地で一生懸命走りながら襷を受け渡していたのだ。
そしてこの歴史ある大会に今年選手として参加させてもらえる事ができた。
しかし今年はなんと30歳が走る区間を走らされることになってしまった。





開会式開場およびスタート地点は太陽が丘運動公園
陸上トラックから相撲の土俵・弓道場・温水プール・体育館と何でもそろっている立派な運動公園だ





11チームがそれぞれ15名のメンバーでたすきをつなぎながら笠利町を一周する
白バイからパトカーまで動員して先導する、本格的なレースだ






我がチームのエース、ユウイチロウさんの華麗な走り
実際彼はかなり早いランナーだ






結果我が宇宿チームは去年と同じ総合4位
やはり上位3位との差はかなりあって、ここに食い込むためには長期的なチーム作りが必要になって
くるとのこと
しかし中学生・高校生に有望株が多いので宇宿校区の将来は明るい





夜はシマの公民館でみんな集まってご苦労さん会
選手15名控え10名に裏方を加えると50名規模の人たちが関わってきた
こういった地元行事にこれだけみんなが一生懸命になれるというのはやはり都会では考えられない
田舎暮らしのいいところだろう

尚、個人的成績につきましては2.8キロを走ってタイムは11人中6位のちょうど半分だったこと
を報告しておきたいと思います。
若い者に交じって走りながらも、4位でもらった襷を4位で渡せたことはまあまあよかったのでは
ないでしょうか。
でもいまだにひざと体中の筋肉が痛みます。

久々のベーコンつくり

2012-11-26 20:00:07 | 暮らし
久方ぶりに我が家のBBQコーナーに据付の燻製器でベーコンつくりに精をだした。





自家製ベーコンは結構時間と手間がかかる
塩・ニンニク・ショウガ・こしょう・ワイン・様々なハーブで作ったマリネ液に1週間豚バラ肉を
つけておく
その間冷蔵庫で保管するのだが、毎日肉を揉んで液を肉にしみこませる
その後1日肉の表面を乾燥させていよいよ燻製にはいる




肉をいぶすためのチップは、最初いろいろ試したのだが特にさくらなどの高級なものでなくても
薫りはそれほど変わらないようだ
最近は木工ででたおがくずをもらってきて使っている





扉を閉めても隙間からもくもくと煙がでてくるくらい派手にいぶす
燻製室の中の温度が低すぎても生のままだし、高すぎると焼肉になってしまう
煙の量だけでなく、温度にも気を使わなければならない





朝からいぶしはじめて4,5時間もすると肉のかたまりはいい色になっていてベーコンという感じ
になってきていた
結局この日は夕方までいぶし続けた