奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

バレーボール大会の後は飲み会

2011-04-30 20:02:28 | イベント・行事
個人的には全く貢献しなかったが、まずはバレー大会も無事終わった。
参加7チーム中3位というのはまずまずの成績だと思うのだが、3年前と4年前は優勝、去年とおととしは
準優勝という土盛地区の実力からすれば不本意な結果のようだ。
まずはともあれ集落の集会場でご苦労さん会が開かれる。







あまり若手の参加はなかったが、それでも20名弱が集まって飲んで語った
普段おっさんとばかりしか飲んでいないので、このような地元の若い人と話せる機会には積極的に
参加しなくてはいけない






簡単なオードブルが用意されていたが、そのなかにそら豆があった
我が家で作っていたものより少し大きい
鹿児島県産とのこと(奄美の住民は自分が鹿児島県人であるという意識は非常に薄い)
それを食べてうす皮を食べずに手元に出していたら「どうしてそら豆の皮を食べないんだ?」と
不思議そうに聞かれた
そうか!
我が家のそら豆も柔らかかったが、このあたりではそら豆の皮は食べてしまうものなんだ
東京の居酒屋のそら豆の皮は硬くて食べられなかったが、種類が違うのだろうか






違う日に近所のペンション、ブルーエンゼルでコーヒーとババロアと一緒にごちそうになったそら豆
だしと軽い砂糖味で煮てあった
このあたりになるとおしゃれなコーヒーうけになるが、これもそういえば皮ごと食べた







ご苦労さん会の後は残ったおじさん達7,8名で区長さんのお宅に流れ込んで2次会
このように地元のお宅でご馳走になると、普段から食べられている本当の意味でのシマ料理を
味わうことができる
このようなときは出された料理はすべて食べて自分でも料理できそうなものについては奥さんに
作り方を習っておくようにしている









地元でよく食べられるトビンニャという巻貝とヒキという、たぶんクロスズメダイだろうと思うのだけど
小さな魚の唐揚げ、そしてつけあげ(鹿児島のさつま揚げと違って甘くない)
どれも地元ではよく食べられている料理で、これがまた黒糖焼酎に実によく合うのだ








切干し大根と豚肉をたけのこなどの野菜と煮付けた料理
これが大変おいしく、今この料理を覚えようと練習しているところだ








集落のバレーボール大会

2011-04-29 20:23:46 | イベント・行事
奄美では集落でのスポーツ大会がさかんに行なわれる。
運動会の他に相撲・ゲートボール・ソフトボールなど様々な大会がある。
そして先日、今年の口開けの大会として集落対抗のバレーボール大会が開催された。







会場は近くにある宇宿小学校の体育館
ここでいつものように5つの集落が対抗戦を行なうのである
1つの集落から2チームがエントリーしているところもあるので今回は7チームが参加した
いつもように区長さんがふらっと訪ねてきて「来週バレーボール大会だから出てね。」と頼まれた
運動会の時もそうだったが、単なる親睦リクレーションだと思って参加するとえらいことになる
集落の名誉と意地をかけたマジの戦いなのである
真剣さが違う
高校の体育の授業でちょっとやって以来、40年近くバレーのボールに触ったこともないようなおっさんが
入り込む余地はないのだ











我が土盛集落のゲームが始まった
やっぱり気合が入っている
9人制で女性が2名以上入るのがルールなのだがバカにはできない









ちゃんとセッターがいて前衛と中衛はスパイクを打つ
聞けばここいらの人たちは小学生の頃からバレーボールをしているのだ
というかクラブ活動の種類が少なく、バレーをやらざるをえないのだそうだ
だからみんな非常に上手だ









こんな時に不用意に参加して、足を引っ張るわけにはいかない
1回だけ出してもらって、あとは応援に徹した
本当は試合直前に初めてパス練習したときに(それ自体がもうなめた話なんだけど)、なんでもないところで
足がもつれ転んでしまい太ももをつってしまったのだ
情けない、信じられない・・
そのときポケットに入っていたカメラの液晶画面を割ってしまった
このカメラは、水中撮影用の防水ケースがこれにしか合わないので使い続けなくてはならない
ブログの写真にピンボケが増えたら、それは腕のせいではなくカメラのせいだと思って下さい

尚この日の結果については、試合に出ないで一生懸命応援していたせいか、土盛集落は3位に食い込んだ







マコモを植える

2011-04-28 20:08:58 | イベント・行事
田んぼに手伝いに行ってマコモを植えた。
マコモはイネ科の多年草なんだそうだ。
だから野菜とは呼べないのかもしれない。
おいしいなかなかの高級食材なのだ。









そのマコモを増やすにはどうしたらいいのか
まず今生えているマコモの根元を切って株を分ける
根の部分をカマで十字に切り込みを入れていくのだが、これがまた硬くてなかなか刃が入っていかない
大きくなった筍の根元を切っているようなものだ












その上根がしっかりと付いているので、掘り起こすのがそれ以上に大変だ
従来のマコモを株の四分の一だけをそのまま残し、あとをようやっとの思いで泥の中から抜く










それを2,3本ずつの茎がついたかたまりに切り分けてバケツの中にに入れていく











今度はその根がついた茎を田んぼの中に差していく










やっている事は単純だが、切り分けた株を泥の中から掘り起こすのが大変で結構時間がかかる
1枚の田んぼに植え終わるのに3時間以上かかった
でもこれでまたおいしいマコモができる
と思っていたら、自信満々で作業をしていたかに見えるUさん曰く、「初めての経験なので、これで
育つかどうかはわからない。試行錯誤の始まりだよ。」とのこと
誰もやり方を知らないのでやってみないとわからない、という事のようだ
でも一番最初の時に、ここに株を植えてこれまで広がったのだからきっと株分けでも育つのだろう
一見雑草みたいでいかにも繁殖力は強そうだ












田植えの準備

2011-04-27 20:05:50 | イベント・行事
ここのところ毎週田んぼに手伝いに行っている。
田植えにあわせていろいろやっておかなくてはならない事が多いのだ。
今日は代掻き










雑草が生い茂っていた荒地もここまできれいな田んぼに生まれ変わった
ここまで2年かかったそうだ
ここに有機肥料を入れて耕し、最後に田植えをした際に苗が水没してしまわないよう表面を平らにする











田んぼ全体を見て高い部分の泥を低くなっている部分へと少しずつ少しずつよせていく
写真で見るよりはずっときつい作業だ











何故なら泥をかく道具、レイキとよぶのだろうか、これは普通は木でできていて軽いのだが
去年の集中豪雨でそれが流されてしまい、どこかへいってしまったのだそうだ
しょうがないのでグランドを整備す鉄のレイキを使っているのだ
これがまた重い
腰にこないよう慎重に作業する
かなり腕の筋力トレーニングにはなったと思われる









午後からの作業はマコモの株分けだ
マコモというのはたけのことアスパラガスを足して2で割ったような不思議な食感の野菜?だ
去年いろいろな食べ方を試してみたがシンプルに炒めるか、マヨネーズとあえたりするとおいしかった
今年は作付けを増やして、たくさん作ることにしたのだそうだ




テーブルが生まれ変わった

2011-04-26 19:47:38 | 住まい
古いテーブルの表面を電動かんなで削りながらきれいにしていく。












初めて電動かんなというものを使ったのだが少し時間がたつと慣れて削るコツのようなものが
わかってくる
しかし刃のあとが小さな段差となって残ってしまう
段差なしで削ることは素人ではなかなか難しいことで、なかなかきれいにはできないそうだ









なんとか削り終える
木目が出てきて以前とは全く違う天板になった










ついてしまった段差をやすりで磨きながら平らにしていく
最後は細かな目のやすりで仕上げるとすべすべの手触りでつるつるの光沢を放つ天板へと生まれ変わる









ルーターで天板の縁を削り、丸みをおびさせる
とにかくいろんな工具があるものだ








残ったテーブルも削り並べて高さを調節する
削る前と同じ板とはとても思えないほどすっきりきれいになっている
杉の木材は木目がはっきりしている







防腐剤を塗る
前回作ったテーブルは色を薄めずに使ったためちょっと濃すぎる仕上がりになった
今回はシンナーで薄い色にして木目が見えるようにした












完成
修復前と較べてずいぶん印象がかわった
最近は暖かいので朝ごはんを外で食べているが、もっぱらこのテーブルを使っている