奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

パッションフルーツを植える

2015-12-21 20:00:29 | 
何度も書いているが奄美の12月から1月にかけては雨の多いうっとしい天気が続く。
観光客にとっては一年で最も悪いシーズンだが反面植物の苗木が最も根付きやすい、農作業にとって
もっともいい季節なのである。
今さかんにハイビスカスの挿し木をしているところだ。
これはほとんどが枯れて失敗するので写真を撮ってもだいたいが無駄になる。
今回は30本ほど挿し木したのだが、経験上の確率からいって2本か3本くらい無事に根付くだろう。
その時にまた写真を撮って紹介したい。




今年は2回目の実が12月初旬ころまでなっていたので来年に向けての苗の植え付けが遅れていた
残っている枝やつるを切り落としていく




古い株を採り去ったらかねてより育てていた苗を植え付けるのだ
去年より1カ月ほど遅い作業となった




すでに根がはっている苗たちを植え替えていく
なんとか無事に育ちたくさん実をつけて来年もあーりーばーどのお客さんの朝食の皿を賑わせてほしい
ものだ
家の雨樋からパイプを使って引き込んだ雨水をビニールのホースで水やりに活用しているのだがビニール
が硬くなってところどころが折れ曲がってしまい、今年はうまく水が流れてくれないかもしれない
でもよく考えると天井にビニールがかかっていないので水やりは必要ないことに気がついた

今日からしばらくあーりーばーどはお休みします。
今年もこのブログにアクセスしていただきありがとうございました。
来年の2月7日に開催される奄美桜マラソンのころからまた営業を再開します。
それまでお元気で。

宿泊についてのお問い合わせメールに返事がない場合は080-1329-3808へ連絡を
お願い致します。


今年最後のピザ焼き

2015-12-16 20:00:26 | 暮らし
このところごぶさたしていたピザ窯が久しぶりに活躍した。
長期滞在していたヤスオさんが帰るのとハルナさんの三昧琴のCD発売を祝ってピザを焼いたのだ。
最近我が家ではハレの日にしかピザを焼かなくなってきた。




前日に雨が降って薪が湿ってしまったので火をつけてもやたら煙がでる




お客さんたちは用意しておいたピザ生地を引き延ばしひたすらトッピングをほどこす
この日の材料は生のマッシュルーム、サラミ、トマト、ピーマンそしてゆでたまご




チーズをたっぷりのせて窯の中へ
まだ煙が消えない



火が完全に熾った2,3枚目くらいが非常に火が通ってうまくパリっと焼ける




頂きもののむらさきいもを火の中において焼き芋にしておいた
これも適度な甘さでおいしかった




この日もたいへんおいしくピザを楽しむことができました

あなたは三昧琴を知っているか

2015-12-15 17:25:26 | イベント・行事
三昧琴(ざんまいきん)というのはチタンでできた何種類かの皿のようなものを叩いて音を奏でる楽器
である。
あーりーばーどに滞在しているハルナさんがその楽器の奏者である。



そのハルナさんが演奏を披露してくれた
はじめは置いてある皿の上に楽器をのせるのかと思ったらこれが三昧琴であった




照明を消してろうそく1本の中で演奏が始まる
とても澄んだきれいでここちよい音がでる
マリンバをもっとシャープにした音というかなんというか繊細な金属音を感じる




真っ暗な写真ではわかりにくいと思うので照明をつけてもう一度奏でてもらった
ハルナさんはプロの奏者でCDもだしている
じつはこの日がそのCDの発売日だった

興味のある人はぜひじっくり聴いてみてほしい
詳しくはこちらから


今からキュウリが育つだろうか

2015-12-11 23:10:06 | 
奄美は亜熱帯に属する。(と自分では思っているのだが学術的に本当かどうかは確かめたことはない)
だからいつでも植物は育つ。(はずだ)
だから野菜の種を蒔くときもパッケージに表示されている蒔く時期などは一切無視している。



最近スーパーで売っているやたらきゅうりが高い
なぜきゅうりが1本100円もしなければならないのか
文句を言うより自分で作るべきである
ということでポットに種を蒔いてみたらさすがは奄美、芽がでてきた




これを再度耕運機でしっかりと耕した我が家の西武球場型ビニールハウスに植え替える
天井がぽっかりと空いたハウスという意味である
この方式の利点は水やりをしなくても雨が降れば水分を与えることができる点である
無精な耕作者にとってはありがたい方法である




欠点は冷たい冬の風が容赦なく吹きつけることである
はっきり言ってビニールハウスで育てる意義をぶちこわしている
しかしそこはペットボトルを有効活用することで補うことができるのではないだろうか
あとは奄美の自然の活力に賭けるだけだ
12月のこの季節に中途半端な環境でうまくキュウリが育ち無事実をつけることができたらまた報告したい
ちゃんと天井までビニールを貼って毎日水やりをすればいいことなのではあるが

奄美ではいつでも花が咲いている

2015-12-10 20:00:25 | 暮らし
奄美には四季がない。
極端にいえば夏と夏以外の2種類だ。
印象としては太陽がじりじりと照りつける夏が終ったら風が吹きつけるどんより曇った日々が続く。
そして気がつけばまた夏が始まっているといった具合だ。
それに台風や雨季がちょっとアクセントを加えている。
季節感のなさを後押ししているのは年中咲いている様々な花と紅葉しない木々だ。
花がいつでも咲いている南国情緒もいいのだが、やはり冬はすべてが雪でおおわれる銀世界、それが
一転緑と色とりどりの花が埋め尽くす春そして真っ青な空に湧き上がる夏の入道雲、次は鮮やかな彩り
が一面広がる秋の紅葉、こんな四季の移り変わりがなつかしい。
奄美では淡々と時が過ぎ去っていってしまう。



と、まあ亜熱帯の島でないものねだりをしてもしょうがない
せっかく冬でも花がきれいに咲いているのだからそれを楽しめばいい
今年はフヨウの花が当たり年でやたらたくさん花を咲かせていたがそろそろ終わりのようだ




玄関前にいっぱい挿し木しておいたハイビスカスも半年たって生き残ったのは2本だけだ
でもここまで育てばあとは大丈夫だろう




この木の枝を切って植えた
ここまで大きくなって花を咲かせるのはいつのことだろうか




コンクリートの裂け目からケイトウのような花が顔を出してきた
この近所では見ない花だがどこから種が飛んできたのだろうか