ヒマワリの花がこちらを見てくれない

ヒマワリも去年育てようとして失敗した植物のひとつだ。



今年は３月に種を蒔いて４月に苗を畑に植え替えて見守ってきたのだが、３分の２が風や虫に
やられてすでに姿を消してしまっている。
今年も全滅で２年連続で花が咲かないという事態は避けなくてはならない
毎朝起きたらまずヒマワリの場所を見回り、かろうじて残った花に水をやり葉っぱを食べられ
ないようカタツムリを退治し強風の日は風よけをし、とにかく大切に大切に世話をしてきた





そんな中で蕾が大きくなってもうすぐ花を咲かせそうなものも見られるようになってきていた





東側のさとうきび畑に面した庭の端に植えた花たちが元気に育っているのである
その中のひとつがようやく花開いた






鮮やかな黄色がよく映える
これで他のヒマワリも開花したら一列黄色が並び、なかなかきれいな光景になりそうだ
数ヶ月手をかけてきただけにじつにいとおしい






花は朝日の昇る方角に顔を向けている
ここでちょっとまずい事に気がついた
さとうきび畑の方に回りこまないとヒマワリの顔が見えない






その後も花は１日中北東から南東の方角を向いていて、ずっとこちらに背を向けたままだった
ヒマワリは太陽の動きを追って花の向きを変えるのかと思っていたが、どうも最後までその動きを
追っているのではなさそうだ
部屋からきれいな黄色が見えるようにとこの場所に植えたのだが、１日中すねたように背を向ける
ヒマワリをながめることになってしまいそうだ
わがまま娘の機嫌を直して、こちらを振り向かせるいい案はないものだろうか

とりたてヤングコーンを味わう

昨年は失敗して花さえつけなかったトウモロコシが今年は今のところ順調だ。





２月末に蒔いた種が芽をだし３月末に畑に植え替えて、今だんだん実が大きくなってきている
ひとつの株につけさせる実は１個だけにしないと大きくならないと聞いたので、下方になったふたつめの実はとってしまう





とった若い実はヤングコーンとして食べられると本には書いてあった






皮をむいてみると予想以上に実が大きく成長していた
大きくなりすぎて硬くなりもう食べられないかもしれない






心配は杞憂に終わった
キャベツ・インゲン・豚角煮と一緒に炒めてみたのだが、柔らかくて非常においしかった
初夏の味だ
この一皿はいける
得意料理のひとつとしてこれから何度も作られることになりそうだ

奄美で食べるフキ

奄美でフキというと、煮物ででてくる芯が空洞になった緑色のいわゆるフキというやつにお目
にかかることはほとんどなくツワブキという細い種類になる。
島の人はツバサと呼んでいて、これが大好きである。






近所のＫさんのお宅でごちそうになった野菜の煮物の中にもツワブキが入っていた
骨付きの豚肉と一緒に炊き込むと非常にいい味がでる







これは我が家でも植えて好きなときに食べようということで、Ｋさんの家の庭にはえているものを
分けてもらってきた






畑の端のバナナの木の根元のそばに植えてみた
植えてから気がついたのだが、あまり日当たりがよろしくない
基本的にこの植物は野生でもよく見られ雑草と同じ地位にあり、島においてはその辺に植えときゃ
黙ってても大きくなるよ的な扱いに甘んじている
それだけ生命力は強いのだろうが、それでもちゃんと育ってくれるか心配だ
心配するのなら、まわりの雑草くらい引き抜いてやるべきなのだろうが、腰に負担をかけてまた
痛くしたら再起不能になってしまうかもしれないので、そのままにしてある

庭のグアバも実をつけ始めた

奄美では相変わらず雨の少ない梅雨が続いている。
気温は２７度くらいとそれほど暑くはならないのだが、それでも時々真夏のような太陽の照りつけ
を感じるようになってきている。




我が家の正面にあるグアバの木
島ではバンシロウと呼ばれている
３年前に場所を少しずらしてここに植え替えた
それまで季節になると実をたくさんつけていたのに、それ以来花さえ咲かなくなってしまった





ある日気がつくと白い花が咲いていた
そしてミツバチがたくさん集まってきてその蜜を吸っていた






じっくり見るとほのかな品があってそしてゴージャスな花だ
そしてそのそばには小さな実がなっていた






改めて見渡すと木にはたくさんの小さな実がなっている
３年ぶりに見るグアバの実だ
赤い実と白い実があって、個人的にはそれほどおいしいとは思わないのだがあ、赤い実のほうが
まだおいしく食べられる
葉っぱを乾燥させてお茶にして飲むと、高血圧に効果があるとも言われている
実を食べても血圧は下がらないのだろうか
そうだったら毎日これを食べるんだけど

庭に石を敷くお手伝い

以前近所のＫさんの家の庭に小石を敷きつめるお手伝いをしたが、石がなくなってしまい途中で作業がストップ
していた。




注文していた石が届き、さあ作業再会しましょうかというところでぎっくり腰になってしまい、作業は延期
してもらった






１週間後、もう痛みもほとんどとれたところで前回のやり残した部分から始める






ただ無理をすると後がこわいのでスコップで石をすくう力仕事は、この日同じく助っ人に来ていたＹさんに
お願いをして負担の少ない一輪車での運搬に徹する
女性ながら力持ちのＹさんの活躍で作業は順調にはかどる
腰の痛みを感じることもなく途中からどんどん力がはいっていった






数時間後高く積まれていた小石の山もほとんど庭に敷きつめ終わって作業終了
その夜は機嫌よくＫさん宅で酒をくみかわして帰宅する

そして翌朝布団の中で腰の痛みにうめきながら前日調子に乗って体を使いすぎたことを後悔する自分がいた
以前だと、このくらいでもう治っていたのだが、着実に体は古くなっているということか・・