奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

2010年あーりーばーど10大ニュース2

2010-12-31 20:00:47 | イベント・行事
昨日に続いて我があーりーばーどでの今年の10大事件発表後半。








八月踊り初参加(9月)

奄美における夏の最大の風物詩である八月踊りに参加した
去年は奄美とS玉県を頻繁に行き来していたので参加できなかったが今年はすべての日に参加した
結局踊りはひとつも覚えられなかったけど、集落の人たちに顔を覚えてもらうことができた
そうするといろいろ声もかけてもらえるし行事参加へのお呼びもかかるようになった
ようやく集落に溶け込み始めるきっかけとなった行事だった










テーブルを作る(9月)

近所のKさんの指導と道具のおかげで今までで人生最大の木工作品、ガーデンテーブルを完成させる
ことができた
庭に置くために作ったテーブルだったがこの力作を雨ざらししするのがしのびなく、テラスの屋根
の下に置くことにした










集落対抗運動会参加(10月)

小学校の運動会なのだが一緒にその校区となっている5集落が競い合う対抗戦も行なわれる
言われるままに100メートル走、3キロロードレース、集落対抗リレーにエントリーしたが
結果はビリケツ、ビリケツ,脚をつって棄権という惨たんたる成績であった
はっきり言って、いなかの運動会をなめておりました
このままでは土盛のみなさんに顔向けできない
次回は必ずや汚名を返上する所存であります











集中豪雨による被害(10月)

なんといっても奄美を襲った大雨の災害が今年の一番衝撃的な出来事だった
我があーりーばーどのある北部は山がなく丘陵地帯になっているのでほとんど被害はなかった
しかしちょっと山間部のほうへ車を走らせただけで自然は普段と全く違った凶暴な一面を見せて
襲い掛かってきた
山が崩れて大量の土砂とともに木々や電柱がいとも簡単に流されるのを目の当たりにすると本当に
自然の恐ろしさを実感した











今年もピザをたくさん作った
窯の構造がちょっとよろしくないため温度が上がりにくいのでおいしく焼くのは難しい
そして何度も練習してようやく人様にお出しできるピザができるようになってきた
これからは安心してお客さんにも出せると思う
是非食べに来てください


ということで何も特別なことは起こらなかったような気がした1年だったが、こうして振り返って
みると結構いろいろなことがあったのだと感じる。
来年はもっと刺激的なことが起きるよう普段から心がけて過ごしたいと思う。
皆様もよいお年をお迎えください。
















2010年あーりーばーど10大ニュース

2010-12-30 19:44:51 | イベント・行事
今年も残すところあとわずか。
あっと言う間に終わってしまった1年だった。
相変わらずお客はあまり来なかったし、何かすごい事があったかというとそうでもないのだが
とにかく時は矢のごとく頭上を過ぎ去っていった。
この1年間にアップした写真を改めて眺め、今年の10大ニュースというかイベントを選んでみた。
人様にとってはちっぽけな出来事に過ぎないのだが、新米ペンションオーナーにとってはなかなか
インパクトのある初体験の連続だったのである。









旧館のペンキ塗り(3月)

当ペンションに宿泊したお客さんが自炊をしたり共有スペースとして使ってもらう旧館は元は食堂
として使われていた建物をそのまま使っている
この古い木造の小屋をペンションにあわせて白く塗り替えた
白くしたことによって以前より目立つようにはなったのだが、看板を掲げていないので「あの白い
建物はいったい何なんだ?」という疑問が地元の人たちからたくさん寄せられた
今看板彫ってますから、ちょっと待ってくださいね









我が農園で初のスイカ収穫(6月)

イモだのダイコンだの野菜は結構順調に育っていたが、我が農園では半分は果樹を植え付けしたい
と思ってる
せっかく南国で菜園をやるならやっぱりとりたてのトロピカルフルーツを味わいたいものだ
ということで西瓜がトロピカルかどうかは別として、果物第1号として記念すべき収穫であったのだ
来年はたんかん、パッションフルーツ、マンゴーなど奄美らしいフルーツに挑戦していきたい












田んぼでの稲刈り初体験(8月)

我があーりーばーどのコンセプトは、「南国でのロングステイを楽しむ中、みずから耕作をしながら
健康の維持と食の安心・質の向上そして充実を目指す環境を提供する」というものだ
そうなると将来、野菜の有機栽培だけではなくお米も自分で作ってみたいと望むお客さんが訪れる
かもしれない
その時のために今から米作りについて準備をしておく必要がある
まずは奄美で田んぼの再生をめざしているUさんに弟子入りをしていろいろ経験させてもらっている
この日は小学生にまじってモチ米の稲刈り
これからも田んぼの作り方など根本から学んでいきたい








ウミガメの孵化今年も目撃できず(8月)

今年もまたウミガメの孵化を見られないまま産卵・孵化のシーズンが終わってしまった
5月から毎朝早起きして海岸を歩いた
産卵の足跡だけは発見できるのだが孵化の瞬間はどうしても見ることができない
観光客が朝の散歩でその場に遭遇したなどという話を聞くと口惜しくなってくる
来年からはもう少し研究して目撃できる可能性の高い観察をしなくてはならない
変えなくてはならないのは時間なのか場所なのか、どうすればいいのだろう









奄美のウニを採る(9月)

今年もウニ採りに連れていってもらった
奄美で採れるウニはシラヒゲウニである
これが非常にうまい
北海道のバフンウニよりうまいと感じる(採れたてだからなのか)
しかし今年のウニは身の入りがイマイチ
たくさん採っても食べられる量は少なかった
波の荒い中苦労して海のなかから採り、それの殻を割って身を取り出す
ウニはどう考えても自分で採るよりはお店で買ったほうが経済的だ
でもたまに行く遊びとしてのウニ採りはすごく楽しいものだ
また来年も連れていってね、モリヤマ船長!




奄美の冬にパパイヤを採る

2010-12-29 19:59:20 | 奄美の自然
夏の終わりまでは毎日のようにパパイヤを食べていたが、秋から冬にかけてつきものが落ちたように
ぱたりと食べなくなった。
はっきりいって飽きたのだ。
でもふとパパイヤの実が最近どうなっているか気になってKさんの庭に久しぶりに行ってみた。







ほとんどがまだ青い実だが下の方に熟したというよりは黄色く萎びた実が何個かついている
食べるにはちょっと問題があると思われる










こちらにはきれいに熟した実が何個かあったが、鳥に食べられてしまっている実もあった
しかし真冬にパパイヤの実を採ることができる奄美というのはすごい






普段ならパパイヤの実を採るのに専用の長い棒を使うのだが、今回はKさん宅のハブ棒を拝借してたたき落とした
ハブ棒というのはハブを見つけたときにたたき殺すための棒である
このハブ棒が庭のいたる所に置かれているのである







結局4本の木を回ったが、ほとんどがまだ青いか熟しすぎでちょうどいい熟れ具合だったのはあまり
見つからなかった
と思ったのだがよく考えるとこんなにパパイヤを食べきれるはずがない
パパイヤに飽きてしまっていた自分を忘れて思わず目の前にある実を集めてしまったのだ
それに年末はS玉県に帰ることにしていたのだ
しばらくはパパイヤが主食だ




パエリアの作り方を教わる

2010-12-28 20:19:11 | 食べ物
近所のペンション「ブルーエンゼル」でパエリアをご馳走になった。
ご近所さんを招いて、まあ言ってみれば忘年昼食会みたいなものが催されたのだ。
このペンションの名物料理はオーナーのクボさんが作るパエリアなのだ。
お客さんからも人気があり、このパエリアが食べたくて何度も訪れている常連さんもいるそうだ。
そのおいしいパエリアの作り方を伝授してもらうべく早めにおじゃましてお手伝いをした。






オリーブ油とニンニク・タマネギをじっくり炒める
この時の油の量を多くしないことが油っぽくならないコツなんだそうです
そこに米を入れて再び炒めるのだがこれをどこまで炒めるかでこれまた味が変わってくるのだそうだ










トマトピューレとスープを入れる
クボさんがいつも作っているトマトピューレは娘さんの農園で栽培されている特別なトマトが
材料の特製ピューレなのだ










エビ・ムール貝・イカ等等シーフードをたっぷりのせる
しばらくグツグツ煮たあとオーブンで焼くこと数十分












できあがり
おいしかった
本物を食べたい方はブルーエンゼルに泊まりに行って味わってください
最近はあまり作らなくなってきたので要予約になっているみたい

我が家でも今度作ってみよう
パエリアの鍋がないのでダッチオーブンで作ることになると思うけどまた違った味わいのパエリアが
できるかも









他にもここの名物料理スペアリブもテーブルをかざりワインも進んだ
リッチな昼食会であった

今日のお客様はご近所のAさん夫妻、Wさん
みなさん西日本からのIターン者である
こういった場でいろいろな情報を得ることもできるので、地元の人たちとの飲み会とはまた違った
意味で重要な集まりなのである


















あーりーばーどの部屋から外を眺める

2010-12-27 19:58:48 | 住まい
奄美は冬だ。(別にどこでもそうだと思うけど)
外は寒々しい風景が広がっている。
我が家の窓を通して見える景色もさみしい。
特に最近は雨や曇りの日が多くモノクロームの世界が広がる






4部屋並んでいるうちの一番南端にあるA郷室の窓からは野菜を作っている南側畑が見える
こちらは野菜が育っているのが見えるので、まだ少しはカラフルさを感じる風景だ












反対側のD郷室は窓から北側の果樹畑が見えるのだが、こちらはまだほとんど何も植えていないので
殺風景な畑が広がるだけだ
ベランダから見える防風林の向こう側が畑だ











C号室のベランダから見えるのはさとうきび畑

どの部屋から見た風景もあまりぱっとしないのだが、これは木枯らしが吹きすさぶさびしい冬の夕暮れ
に撮った写真だからだろう
これが夏になると全然感じが変わってくるのだが・・














こんな寒い夕暮れは旧館にこもって電気ストーブで温まりながら一人寂しくインターネットで無料映画
でも見るしかない
奄美の冬は好かん
でも雨が多く畑仕事には一番いい時期なので、最も外で働かなくてはならない季節なのだ