奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

ブログの最後はやはり土盛海岸の写真で

2016-07-31 20:00:48 | 暮らし
今日で7月もおわりだ。
毎日うだるような暑さが続いている、ではなく実際うだっている。
でも台風が来ないのはいいことだ。
このままひとつも上陸しないで済んでほしいものだ(そんなことある訳ないけど)。



あまりに暑いので土盛海岸に出かけた。
なにかいつもとちょっと様子が違う




じつはこの日は波が高く遊泳禁止になっていてビーチを訪れる人たち一人ひとりにライフセーバーが
その旨を伝えていた




この時期たくさんの人でにぎわう浜もこの日ばかりは閑散としてる




もう少し北のほうに歩けば波が静かなところもある
砂が盛り上がって砂州のようになっていてとてもきれいだ
しかしここに15分いたら全身日焼けして真っ黒になってしまいそうだ




以前にウミガメが産卵していた場所を回って孵化していないかチェックしてみたが
どこも子ガメが孵化した様子は見られなかった
ウミガメ監視員のノザキさんの話だと今年はこの土盛海岸で4回しかウミガメが産卵のため
上陸していないそうだ
異常に少ない数字だ
一昨年は80回も上陸した跡があったのに、20分の1に激減だ
去年も同じくらい少なかったが奄美の自然に何かが起きているのだろか
名瀬で頑張っているオキさんが主宰しているウミガメ研究会の調査結果が待たれる
このブログで最後に孵化の様子を紹介したかったのだが残念だ



さて長い間奄美の様子を紹介してきたこのブログですが、思うところあって
今日で終了します。
始めてから今日で2670日目になるみたいです。
それって7年と三分の一という期間になります。
奄美に移住してきて右も左も分からず不安と期待がつまった気持ちでブログを
書き始めたことをつい先日のように覚えています。
それからあっという間の7年でした。

ちなみに初めて奄美で生活し始めたときはこんな感じでした。
懐かしい!
ここをクリック


妙に過去を懐かしがっていますが別に奄美を去るわけではありません。
これからも今まで通り「あーりーばーど」は営業しています。
ぜひ滞在してやってください。
奄美での楽しい思い出作りのお手伝いをさせてもらいます。

それでは長い間ブログにお付き合い頂きありがとうございました。
またどこかでお目にかかりましょう。

MORITA あーりーばーど








奄美の自然を楽しむ

2016-07-30 20:00:45 | 奄美の自然
先日滞在してくれたマリさんが車の運転に自信がないということで
「奄美の自然をめぐるツアー」に連れて行ってあげた。
最近行動範囲が狭まってしまい奄美の自然を楽しむ機会が減っていたので
自分にとってもいい時間を過ごせた。



いつも載せている写真は割愛して今まで紹介したことのないスポット
まずはツアーに付き合ってくれた近所の漁師研修生のマサヤさんおすすめの新しい
観光名所「ハートロック」
潮がひくとリーフにハート型の潮だまりが現れるのだそうだ
どうみればハートなのだろう




この角度だとまあハート・・だな
ハートが見られるといいことがあるそうな
おじさんにいいことが起きるには残念ながら人生ちょっと遅すぎる




メインイベントは滝巡り
最初はアランガチの滝
シマの子供たちが滝滑りに挑んでいた
怖そう、でも楽しそう




続いてマテリアの滝
ここには我々の他に誰もいなかった
標高が高いせいかとても涼しかった
少しだけ泳いでみたが水が信じられないくらい冷たかった
暑い日には朝からここに来てこの冷たい水に1日中浸かっていたい  




マリさんは夕陽について一家言もっていていろんな場所で写真を撮っているそうなので
奄美の海に沈む夕日のすばらしさも見てもらった
初日は蒲生崎岬から見る東シナ海に沈む夕日
ここには何度も来ているがここからの夕日を見るのは初めてだ




二日目は大浜海岸にからの夕日
もう何度も紹介しているのでおなじみの写真かもしれない




大浜の夕日にはやはりヤシの木が似合う



我が家から見える夕日

2016-07-29 20:00:05 | 暮らし
我が家から見ると朝日は海の水平線から上り夕日は西の山に沈む。
夕日は夏になると色が鮮やかになりより美しくなるような気がする。
とくに日が沈んだ後夕焼けがきれいだ。




このくらいの時間になると暑さもずいぶんとやわらぎ気持ちいい風が吹き始める




日が沈み周りが朱色に染まり始める




やがてそれが空の半分に広がっていく




別の日の夕焼けはこんなだった
夏以外の季節にここから見る夕焼けがきれいだと感心した記憶はない
夏は特別きれいに光が映えるだろうか

やぎ、我が家で雑草退治をかんばる

2016-07-28 20:00:50 | 暮らし
自慢ではないが我が家の畑は雑草がじつによく育つ。
野菜はさっぱり大きくならないが雑草だけはすぐ育つ。



こまめに耕運機で耕して雑草退治をしているのだが




再び畑全体に雑草が広がるのに3週間かからない
「これだけ雑草が生えるということは土がいいということだよ」とシマの人は言ってくれるけど
そんなのなんのなぐさめにもならない
とにかく奄美の生命をはぐくむ力というものはすごいということだ




そんなやっかいな奄美の自然に立ち向かうのが先日から我が家に来ているやぎのうるるである




広大な雑草に海に放たれたうるるは最初こそ雑草の圧倒的な量にたじろいでいたが、やがて
自分の与えられた使命に目覚めひたすらに雑草を食べ始めた
例年になく真面目なその取り組み姿勢は非常に評価できる
その結果ぼうぼうだった畑は徐々にきれいな昔の姿に戻りつつある




最近やたらに暑い日が続きうるるも少々夏バテ気味
日陰で休み休み作業をしてもらっている
今の南の畑が終わったら今度は北の畑の除草に取り組んでもらわなければならない
早くしないと雑草が種を持ち、それが畑中にばら撒かれてしまうと恐ろしいことになってしまう
暑さに負けずにあせらず迅速に頑張ってほしいものである


畑の野菜たちの近況報告

2016-07-27 20:00:44 | 
奄美は毎日暑い日が続いている。
とにかく雨が降らない。
例年だともう2つ3つ直撃してきている台風も全く音沙汰がない。
大地はからからに乾いてしまっている。
最高気温も7月8月は例年だとずっと33度が続きそれ以上の気温にはならなかった
のだが、今年は半分くらいの日が34度まで上昇している。
奄美でも温暖化が進んでいるということなのだろうか。
それでも猛暑日とまではいかないし、我が家のテラスに座って日陰を吹き抜ける
そよ風に吹かれているととても快適だ。
話を戻して畑に目をやると台風による塩害はないが水不足で野菜たちは存続の危機に
立たされてる。



先日植えたマンゴーの苗が枯れてしまっている
毎日水やりをしているがとても間に合わない




もう1株の苗はなんとか持ちこたえているがこちらもげんなりして元気がない
元気なのはまわりの雑草だけだ




うまく育たないので意地になってたくさん蒔いた大葉は一気に芽を出したのだが、食べきれる
わけもなくほとんどが育ちすぎて葉が硬くなり花が咲き始めている




いつもなら鈴なりに実をつけているパッションフルーツだが今年は全く実がならない
花が全然咲かないので受粉させることができないのだ
今年は台風が来ないのでいろんな作物を収穫できるかと楽しみにしていたのだが
世の中うまくいかないものだ