奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

サトウキビが刈られて畑がすっきり

2011-03-03 20:05:00 | イベント・行事
奄美の風物詩、サトウキビ畑の機械による刈り取りの続編。
我が家の庭とサトウキビ畑の境界に残った最後の列が刈り取られていく。
コンバインが通り過ぎるたびに風景が一変していく









客室から見るとすぐそばをコンバインが通っていく
何も知らないお客さんが、朝起きていきなり目の前を通り過ぎて行くのを見たらびっくりするかも
ガラガラと大きな音をたてながらの作業はなかなかの迫力だ









ついにすべてのさとうきびが刈り取られた
目の前からすべての穂が消え去り、すっきりした
コンバインを操作するおじさん達は毎年12月から3月までの刈取り時期は目の回るような
忙しさだという









刈り取られたサトウキビは細かく裁断され、そのまま後ろの網の中に詰められていく
奄美でなければ目にできない光景だ











細かなサトウキビでいっぱいになった網がどんどん畑の縁に並べられていく
もちろん昔は手作業で行なわれていたのだろうが、これだけの量を手で刈って集荷するとなると
この何倍の時間がかかっていたのだろうか











かじると甘い味がする
でも歯で硬い皮をはぐのが大変なので最近は食べていない
これが製糖工場に持ち込まれ、黒砂糖になるのだ
よく精糖工場の所できたてのでざらめが販売されているが、地元の人に人気があるらしく行列が
できている












庭の向こうは今は何もない畑が広がりその向こうには海が見える
そしてさときびが畑から姿を消したこの季節だけ、近くのリゾートホテルが見えるようになる
我が家から見える唯一の建物だ