奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

奄美は梅雨の真っ最中

2013-05-31 20:00:20 | 暮らし
内地ではそろそろ梅雨入りするところが増えているようだが、奄美は梅雨に突入してもう4週間
近くが経とうとしている。





毎日雨が降るかどんよりした曇りの日が続いている
すっきり晴れたのは今までで1、2日しかない
浜に行ってみたが空が曇っているので海もちっともきれいでない




畑の雑草は元気だ
入梅直前に雑草退治のために耕運機で耕したが、全く効果はなかったようだ
こんなにきれいにしたのに



近所のペンション「ブルーエンゼル」に遊びに行ってみたが、自慢の庭からの風景もいまいち
くすんでしまっている




オーナーのクボさんが豪華スペシャルランチをご馳走してくれた
さすがこの道ウン十年のベテラン、おいしかった
うっとうしい天気が続く毎日で気持ちも湿りがちだが、おいしいものを食べるとすこし元気が
戻ってくる





奄美の磯で獲ってきたカニを食す

2013-05-30 20:00:36 | 奄美を楽しむ
カニ獲りから帰って早速料理にとりかかる。




カニをボールにあける
それにしてもカニ獲りのカニがこんなに小さなものだとは知らなかった
サワガニくらいの大きさだ
唐揚げにしても硬すぎて食べられないだろう
このカニの奄美での食べ方はすりつぶしてそのエキスでカニ汁にして食べるという1種類だけしか
ないのだそうだ





ますはカニをきれいに洗って、ボイルする
それをすりこぎ棒で甲羅もはさみもすべてすりつぶして再度煮詰める
カニの旨みが十分出たころに火を止めてざるでこす
いかにも濃厚なカニエキススープが出来上がった




スープに味噌で味をつけて、教わったようにソーメンをいれてみた
おいしい
海の香りが口の中に広がる
もっと水の量を減らして濃いスープにしてもよかったかもしれない
くせになる味だ


サンゴの磯でカニ獲りをする

2013-05-29 20:00:24 | 奄美を楽しむ
今日は大潮。
近所のKさん夫妻とその友人が磯でのカニ獲りに連れて行ってくれた。
島の呼び方でシーガン
さんご礁の浜にいるカニという意味とのこと。




まずは餌の用意
ゆでた蛸を使う
タコの臭いが増すように少し火であぶるのがコツなのだそうだ




餌の用意ができたらいざ出発
今日の場所は我が家から車で15分ほどの浜





現場に着いたら早速カニ獲りの準備
餌を細い竹の棒の先に輪ゴムでくくりつける
準備完了
あとはさんご礁の上を歩ける靴と波をかぶって濡れても大丈夫な服装に着替えて磯へと向かう





引き潮の時間にあわせて到着しているので、どんどん潮が引いてさんご礁が顔を出してくる
リーフの縁ははるか先だ
このカニ獲り遊びは、1年のうちでも梅雨時の大潮の日の引き潮の時間の前後数時間しか楽しめない
貴重なリクレーションなのだ





潮だまりの岩の小さな穴の奥に獲物は潜んでいる
その穴の中にタコの切り身をすべりこませると、その匂いにつられてカニが出てくる
穴から這い出たところでもう一方の手にもっている棒で出てきた穴の入り口を素早くふさいでしまう
そして穴に戻れなくなって慌てふためいているカニを指でつまんでカゴに入れるのである





ピンボケでわかりにくいが、こんな小さなカニだ
小さいだけになかなかうまく獲れない
そもそも餌をかざしてもハサミだけ穴から出して体は隠したままという臆病ガニも多く、そこを
なんとかおびき出すテクニックが必要になってくる
そんなことを繰り返しているうちにあっという間に時間は過ぎ去っていく
結構はまってしまう遊びなのだ





2時間半ほどで潮が満ちてきてタイムオーバー
結局20数匹の成果であった(左側の袋の中)
右側の袋はHさんが獲った分
経験者との差は歴然としている
それでも初めてにしてはまあまあ、1人分のおつゆは作れるよ、となぐさめられた
そう、このカニは汁にして食べるのである


我が家のパッションフルーツの花が咲いた

2013-05-28 20:00:09 | 
一時は元気をなくして枯れてしまうのでは心配していた我が家の畑のパッションフルーツがその後
元気を取り戻してどんどん大きくなってきていた。





北側の畑に植えてあるのだが、南には防風林が茂っているので風を防いでくれる
これから夏に向けて風は南風へと変わっていくので、これからの季節はこの場所は安全だ





そんな中でパッションフルーツの花がようやく咲き出した





パッションフルーツは別名トケイソウともいう
4時59分40秒をさす時計のように見える
こんな腕時計をしている女の人をみたことがあるような気がする
花が咲くと人工授粉をさせるのだが、雨が降って濡れてしまうとうまく花粉がつかないという話を
聞いたことがある
梅雨に入ってすぐ花が咲くなんて、ひょっとすると最悪のタイミングで苗を植えてしまったのかも



イソヒヨドリが我が家の軒で子育て

2013-05-27 20:00:05 | 奄美の自然
しばらく前からイソヒヨドリがやたらと我が家のテラスの梁にとまってさえずっているのに気が
ついていた。
そのうちワラをくわえてくるようになってきた。
そしてまた少しすると頭の上からピーピーとひな鳥が鳴く声が聞こえるようになった。
そしてそれが日を増すごとに大きくなっていった





どこだろうといろいろ探してみるとどうもテラスの屋根の下、食堂の出入り口の上から聞こえて
くるようだ
なるほどここだったら雨風の影響も少なく快適に子育てができるだろう
それにしてもずいぶん大胆な場所に巣を作ったものだ





はしごをかけて驚かさないよう、そうっとすきまからカメラをいれて撮影してみた
いるいる
もう卵から孵ってずいぶん大きくなっているようだ





カメラの角度をかえて再度写してみる
2羽の姿が写っていた
さえずりのやかましさからみてもっといるはずだ
なにせ小さなすきまからカメラを入れて勘でシャッターを押しているのでなかなか巣全体を撮る
ことができない





再度トライ
ようやく巣を写真の真ん中にとらえることができた
これではよくわからないが4,5匹はいるのだろうか
親鳥を刺激して巣を放棄してしまうと困るのでそうそうに撮影会は終了
それにしてもこの時期のひな鳥というのは全然可愛さというものがない
正直苦手ですらある
でももう少しして羽が生え揃うと愛嬌もでてくるだろう
その日がくるのを待ちながら、絶えずピーピーさえずっているやかましさに耐えていこう