奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

最近のにわとりたち

2017-06-26 12:17:42 | 暮らし
今部屋の中でパソコンに向かっているのだが窓の外は土砂降りの雨。
どこかのアホウが奄美の梅雨は完全に明けたなどとどこかのブログに書いていたようだが
このような間違った情報が一人歩きしたのは残念である。
せっかく今朝暑い中汗びっしょりになって畑に蒔いた野菜の種に水やりをしたのに無駄になってしまった。
でもまあ少なくとも明日は水を撒かなくていいから助かる。



さて我が家のにわとりたちであるがその後も順調に卵を産み続けている
産卵する場所が決まっていて毎朝順番に中に入って卵を産んでいく
1羽が産んでいる間次の鶏はおとなしく外で順番待ちをしている
まるで人間の朝のトイレ事情のようだ




毎日3個ずつ回収していく
たぶん一番体の大きなやつ(1号と呼んでいる)だと思うのだが時々大きな双子の黄身の卵を産む
なにかとても得をしたような気がして朝からうれしい気持ちにしてくれる




ところがある日を境にして卵を産まなくなってしまった
体調でも悪いのかと心配していたが早朝に産んだ卵が途中で消えてしまっていることに気がついた
卵泥棒がいる!誰だ?
しかし朝の5時から毎日他人の畑に入り込んで卵3個だけ盗んでいく暇な人間がいるとは思えない
犯人はカラスのやつに違いない!!
朝の4時からとなりのビニールハウスに隠れて現行犯逮捕しようと数日間張り込んだのがなかなかしっぽをださない
ということで天井に釣り糸を張り巡らせ侵入を阻止することにした




案の定翌朝に行ってみるとフェンスの真ん中に卵が1個落ちていた
カラスがくわえて飛び立とうとして糸に引っ掛かり落してしまったのだろう
きっと痛かったに違いない、ざまあみやがれ
その後卵は強奪にあうことなく毎朝ちゃんと3個巣の中に転がっている




最近は鶏たちには朝の食事が終わったあとゲージの外に出して散歩をしてもらうようにしている
何と言ったってフェンスに囲まれたせまい場所(といってもブロイラーよりははるかにましだが)に閉じ込められる
より広い畑でのびのび過ごしてほしい
ストレスがなくなり卵だっておいしくなるはずだ




最初は小屋のまわりをあまり離れなかったが最近は慣れて敷地内をあちこち探検するようになってきている
ただいつも3羽一緒で離れることはない
そして境界線を教えたわけでもないのに我が家の敷地から外に出ることもない




猫などに襲われはしないかと心配したがここまで大きく育てば大丈夫のようだ
それに外で餌を探してくれると毎日2回与える飼料も少なくて済む
最近は学習して耕運機で雑草退治をしていると、虫やミミズを目当てにずっと後をついてくるようになった
夕方になるとまたゲージの中に入って夕食を食べて就寝タイムということになる
最初は餌でつって中に誘きこむのに苦労したが今はもう夕方になると小屋の前で餌を持ってくるのを
待ち構えていて自分でフェンスの中に入るようになってきたので助かる

ストレスフリーで元気に育った鶏たちの産みたて新鮮卵、1日限定3個
あーりーばーどでの朝食で味わってみてはいかが

鳥のさえずりがするのでふと外をみるといつの間にか雨はやみまたお日様がぎらぎら輝いている
やっぱり梅雨は明けたんだ





奄美の梅雨は明けた

2017-06-25 18:06:41 | 暮らし
このところ雨模様の日が続いていたのだが、急にお日様が顔を出すようになってきた。
しばらく雨が続くと言っていた天気予報も手のひらを返したように晴れマークを並べている。
やっぱり梅雨が明けたのだ。
ということで、昨日勝手に梅雨明け宣言を行った。
お日様の勢いが違うのだ。そして夏の匂いがする。
間違いなく昨日から奄美は夏になった!




話はがらりと変わるが先日釣りを楽しむため滞在していたお客さんのIさんご一行が釣り上げたカツオを
おいていってくれた
しかしこんなときに限って他にお客がいない




しょうがないのでひとり外にでて畑でえさを探す鳩を観客に解体ショーをおこなった
幸いそれほど大きなカツオではなかったのだが、それでもひとりでは食べきれない
ちょうど通りかかった近所のマサさんが何事かと見にきたので刺身を進呈した
他にも声をかけたのだがあいにくとみんな出払っていた
たぶん明日になったら美味しさは半減しているだろう




この日の夕餉は脂ののったハラミの部分の刺身、背の部分のづけ、かまの塩焼きのカツオフルコース
本当においしかった
奄美の獲れたて新鮮カツオ最高!
この日にあーりーばーどに泊っていたら素晴らしい海の幸を味わえたのに
残念でした











最近の我が家の植物たちの様子

2017-06-02 12:11:23 | 暮らし
奄美が梅雨入りしてから早いものでもう3週間がたとうとしている。
曲がりなりにも作物を育てている準農民としては雨の恵みはありがたい。
観光客の人には申し訳ないが毎日でも降ってほしい。
しかし奄美を訪れる人たち!心配しなくてもいいです。
梅雨の時期だって雨なんか降らない。
そりゃいつもよりは多少雨の日が増えるかもしれないが、去年もいまのところ今年も
「ほんとに梅雨か?」と疑ってしまうほど雨が少ない。
ハイビスカスの挿し木も大葉の種まきも雨が適度に毎日降ってもらわないと困るのに。



今年もサボって植え付けが大幅に遅れてしまったパッションフルーツがようやく温室の中で花をつけだした




毎日3~4輪の花が咲き、それをせっせと受粉させる日課が久しぶりに始まった
やがて花の根元がふくらみそして実がなり少しずつ大きくなっていく




本職の農家のハウスでの生育状況と比べて遅れること2か月
でもあーりーばーどに宿泊したお客さんの朝食にパッションフルーツを出せるようになるのもあともう少しだ




他にも温室ではいろいろな果物を育てようとしている
これはわざわざ埼玉から持ってきたアボカド




食べた後へたをちょん切って埋めただけのパイナップル




南側の畑を果樹園にする計画はまだ続行中である
以前紹介したEvaとPiurがプレゼントしてくれたスダチの苗をお手植えしてもらった



これをほとんどとん挫しかけていた果樹園化計画の再出発のシンボルとしたい




風の当たらないところを選んで植えたが念のためさらに防風対策を施す




隣には2年前にA子さんがお手植えしてくれたタンカンの苗を植える
防風を重視しすぎて植えた場所の日当たりが悪く2年だってもほとんど大きくなっていない
タンカンを植えるのは西向きの山の斜面がいいと聞く
風があたらずたっぷりの日照の環境が必要ということか
ここなら砂地だし風はともかくお日様だけは十分にあたる
他にも種から育てたタンカンの苗をたくさん植えた




我が家のまわりの花たちもどんどん咲きだしている
まずは鮮やかな色をしたアマリリス




少し時間をおいてグラジオラス
部屋から見るととてもきれいなのにそんなときに限って客は来ない