奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

ついに鶏が卵を産んだ

2017-03-24 14:26:36 | 暮らし
鶏を飼い始めてからずいぶん日が経つ。
朝起きるとまず鶏小屋に向かい餌を与える日課が定着している。
毎回卵を産んでいないかワクワクしながら小屋を覗きこむのだが、期待はいつも裏切られていた。




3羽とも食欲旺盛だ
うら若き雌どりたちなので可愛い名前をつけてあげようかとも思っていたのだが
面倒くさいのでとりあえず大きな順にニワトリ1号、2号、3号と呼んでいた
毎日どんどん大きくなってきているので最近はどの鶏も見分けがつかなくなってきている
大きさ以外で個体識別できるまでにはもう少し時間がかかりそうだ
名前はそれから考えよう




なかなか卵を産んでくれないのでひょっとして雄なのではないだろうかと疑い始めて数日後
待望の卵が小屋の隅に1つ、遠慮がちにころがっていた




若鳥が産んだ卵なのでとても小さい
鶏を買いに行った養鶏場の人が言っていたのだが、卵を産む期間というのは1年くらいなものなのだそうだ
えっ?と思った
3,4年は毎日卵を産み続けてくれるのかと漠然と思っていた
鶏の代金や餌代、小屋の設置費用などを考えるとこの小さな卵1個でも結構高価なものにつく
心して頂かなくてはならない





記念すべきこの第一号の卵をどうやって食べようかいろいろ考えた
新鮮な卵はまず生で味わってみるべきとの結論に達した
ということでこの日の朝食は

とれたて新鮮卵の卵かけごはん
前の晩に近所の漁師のマサヤさんがもってきてくれたとれたて新鮮な魚のアラの味噌汁
我が家の畑でとれた大根の漬物

という新鮮とれたてメニューと相成った次第
質素だけれども都会では絶対に味わうことのできない贅沢メニューにとても満足
やっぱり健康地鶏の産みたてほかほか生卵は味が濃い!!(ような気がした)

あーりーばーどでの朝食にこの新鮮産みたて卵をご希望の方は予約の際にその旨お申しつけ下さい。
3名様までお出しできます、ちゃんと産んでくれれば。


新鮮な卵を求めて

2017-03-17 16:21:09 | 暮らし
立派な網の小屋は完成した。
後は何を中にいれるかである。




実はこれは鳥小屋だったのです
立派なもんでしょう
ここで鶏に毎朝産ませた新鮮卵を朝食に味わおうという魂胆だ




養鶏場まで行って生後4か月のめんどりを3羽買ってきた





新居に到着後早速箱から出してやるもののも、まだ新しい環境になじめず不安げだ
でも養鶏場の過密で劣悪な居住環境からみると広大な庭付き一戸建て住宅はかれらにとっても
天国なはずだ




いつでもどこでも3羽離れず一緒に行動している
夜寝るときでさえみんなで寄り添いだんごになって眠っている
昔読んだ本では複数の鶏が一緒に生活すると、お互いにくちばしで突っつきあいをしながら
群れの中での序列を決めていくというようなことが書かれていたような気がするが、そのような
争いも見られず極めて仲良くくらしている




記憶力が悪くすぐなんでも忘れてしまう人のことを「鶏頭」といってバカにするが、この鶏たち
は結構頭がよい
朝決まった場所に餌を置いてやるとすぐに覚えて集まるようになってきた
餌をくれる人間にも慣れてきたのか最初はゲージに入ると逃げ惑っていたのが最近は少しだけ
歓迎のまなざしを送ってくれるようになってきた
食欲旺盛で今では丸々と太っているが一向に卵を産む気配はない
本当に彼らは雌どりなのか少し不安になってきている



なんの作業でしょうか?

2017-03-15 13:38:31 | 暮らし
そして春に向けていつもと同じ光景が繰り広げられる。




今年もまたさとうきび畑で収穫が始まっている
南側の畑にもコンバインが入った




去年の夏は台風の直撃がひとつもなかったのでさとうきびの茎もまっすぐ育っている
単位面積当たり収穫高も今年はかなりのアップが期待できそうだ




収穫されたきびの入った網も気のせいか去年より数が多いような気がする




いつもと同じことばかりが繰り返されているわけでもない
今年はちょっと新しいことにチャレンジしている
冬の間工事で滞在してくれていた電気工事会社の人たちが残していってくれた置き土産の鉄骨と網




電気工事職人ワキタさんと近所のマサヤさんが組み立てを手伝ってくれた




まずは南の畑にH鋼を並べる




次に柱を立ててその間に網をはめていく




わずか2日で組み立て完了
さすが職人ワキタさん、手際がいい
こんな作業を一人でやっていたら1週間たっても終わっていなかっただろう




これももらった工事のケーブルを巻いていた、なんという名前なのか知らないが木でできた芯
とにかくこれに防腐剤を塗って準備完了
さて何をしようとしているのでしょうか
長くなってしまったのでまた次回



お久しゅうございます

2017-03-10 12:17:23 | 暮らし
お久しぶりでございます。
皆様におかれましてはその後もお元気でご活躍のことと
お慶び申し上げます。
あーりーばーどでは相変わらずのんびりとした時間が流れ続けています。


このところさっぱり客が来ないので暇で、ちょっとブログでも
書いてみようかと思い立ちました。
なんとブログのアップの仕方を忘れてしまっていました。
思い出し思い出しやっているのでやたら時間がかかります。




奄美ではいつもと同じように時間がゆったりと流れている
毎年毎年することもかわらない
いつものようにのんびりと過ごしているので心配しないでほしい
(誰も心配などしていないとは思うけど)
冬の間伸び放題になっていた畑の雑草を退治することから1月は始まる




ダイコンとスナップエンドウとソラマメ、ジャガイモその他もろもろの
冬野菜の種を蒔く
今年は順調に芽を出し、育ってくれた




豊作なので来る日も来る日も朝晩スナップエンドウを食べる羽目に陥っている
ダイコンは大きくなったら皮をむいて薄めにスライスする




それを軒に吊るして冬の風で乾燥させる
この時期の奄美は毎日のように雨が降り湿度も高いので油断するとすぐに湿って
カビが生えてしまう
去年はそれでせっかく育てた大根をほとんど無駄にしてしまった




今年はなんとかうまく切干大根ができそうだ
お客さんの夕食に出す豚の軟骨煮にはこの自家製大根が必須だ





そして2月になると緋寒桜が咲き始め、桜マラソンが開催される
我が家の駐車場が給水場となるのも毎年の恒例である
当日は朝から集落の若い衆がテント設営を行う
競技中は周辺の交通整理などで1日お付き合いする
大会はこういったたくさんのボランティアの協力で成り立っている





たくさんの人が参加していたのだが今年は前年より少し数が減ったとのこと
島外からもたくさんの人に参加してほしいものだ