奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

台風が去ったあと

2012-08-31 20:00:16 | 暮らし
こんなすごい台風は数十年ぶりだ、と地元の人たちも驚いた15号が過ぎ去った。
日曜日から始まった停電は水曜まで続き、電話回線が復旧しインターネットが使えるようになった
のが木曜日のことだった。
そして屋根が吹き飛んだことから比べればたいしたことではないが、我が家の周りもずいぶん影響
を受けた






ラジオのニュースで奄美地方が暴風雨圏からはずれたと聞いてからもしばらくは嵐の勢いが衰える
ことはなかった






ナスの風除けに利用していたテーブルが風でばらばらに倒されていた
しかしあの風の中、吹き飛ばされずにまだここに残っていることのほうが驚きなのかもしれない






バナナの木は完全に傾いてしまっている
折れてしまったものも結構あった
バナナは風には強くないと聞いていたが、ここまで影響を受けたのははじめてだ





台風を苦にしない植物もあった
クワズイモは何事もなかったかのような顔をしている





台風が来る前はこの花は咲いていなかった
この暴風雨の中で花を咲かせるマツバボタンもすごい



台風15号で我が家の屋根が吹き飛んだ

2012-08-30 20:00:01 | 奄美の自然
お久しぶりです。
先ほどようやくインターネット回線が5日ぶりに復旧しました。
昨日までずっと停電していました。
とにかくえらい目にあいました。
極めつけは我が家のテラスの屋根が吹き飛ばされたことでしょうか。






一晩中暴風雨が荒れ狂った後、朝になってもその勢いは全く衰えていない中、外へと出てみた
何か景色が違う!と瞬間的に感じた
テラスの屋根がないことに気がついたのは1.5秒ほどたったのちだった





おーっ!!!
柱しかない!!!
屋根はいずこぞ





猛烈な嵐の中、外へ探しに出る
共有スペースの建物の反対側で見つけた
ゲゲー!
そのままの形を保って吹き飛ばされている






きれいにはがされて、そのまま反対側へ軟着陸した模様だ
夜の間風の音で何度も目が覚めたのだが、屋根が飛ばされていたとは全く気が付かなかった
おそらく静かにベリベリとはがれていったのだろう
それにしても正面に停めていたお客さんの高級車にあたらなくて本当によかった





ニュースなどで過去最大級の規模の台風だとは聞いていたが、まさかここまですごいとは・・
とにかく度肝を抜かれた奄美の台風の威力であった





奄美は台風15号襲撃真っ最中

2012-08-26 20:15:54 | 奄美の自然
先日台風15号の影響は少ないだろうなどと書いてしまいましたが、全くの間違いでございました。
史上最強の影響をもたらすと言われている15号は今ちょうど奄美で荒れ狂っています。
確かにすごい風です。
今までよりかなり強い。
雨はそれほど強くないのだがこれから夜半にかけて激しくなっていくらしい。




朝のうちはさとうきびの揺れ方もいつもの台風と同じくらいだったが、時間が経つにつれてだんだん
激しさをましてきていて現在は風速25メートルくらいか
未明には最大瞬間最大風速45メートルという予報が先ほどのテレビで出されていた






昨日のうちからまわりを片付けて風に飛ばされそうなものはしまい、シャッターを下ろして備えて
きた
そのシャッターの上から風が吹きつけるのだが、それがものすごい音をたててゆれる
部屋の中にいると何かが飛んできてシャッターにぶつかったのではと思わせるほどだ






ナスの風除けにしているアルミ枠が早くも吹き飛ばされていた
これが飛ばされるのは初めてのことである





あれよあれよという間にナスの葉が枯れてきた
今まで葉にかくれて見えなかった実がやたら目につくようになってきている
こうなるともう全滅は時間の問題だろう
実をすべて収穫してしまう








風に吹かれるバナナの木がとうとう最敬礼状態になってきてしまった
3年の経験の中で最も強い風だ






バナナの木は風に弱いとは言われているが、それでも今まで折られることはなかった
若いじょうぶな木が倒されていた
こうしてブログを書いているその間にも風と雨は激しさを増してきているのを感じる
いったい明日の朝にはどんなことになっているのやら







さとうきびの夏植えを手伝う

2012-08-24 19:58:52 | 暮らし
今奄美ではさとうきびの植え付けが行なわれている。
2月から3月にかけても作業を手伝ったが、あれは春植えといい1年後の1,2月に収穫する。
今の時期は夏植えといい、1年半後の再来年の1,2月に収穫するきびである。






春植えであろうが夏植えであろうが、やることは同じである
種用のさとうきびを刈って山のように積む





そしてその皮をむいて芽が出始めている節をむきだしにする
違うのは春植えの時に比べて日差しが猛烈にきびしいことだ
パラソルを開いてその下でむく
とてもじゃないが炎天下ではやってられない





こうして集まった種まき用のさとうきび
春の畑ではこれを手で2,3の節に切ってそして手で植えていったが、この畑ではここから先は
機械(トラクター)で行なう
今回はここの畑でアルバイトだ