さとうきびが枯れている

サトウキビは台風に強いのだが今回ばかりはかなり打撃を受けているようだ。




１８号は雨が降らなかったのでたっぷり塩をかぶった




翌週おそってきた１９号は猛烈な雨風をもたらした
いくら台風に強いとはいってもこの２週間続けてワンツーパンチのダメージは大きかった




目の前の畑はすっかり茶色に変色してしまっていた
ここまで枯れてしまうのはめずらしいことだ




他の畑をみても枯れてしまっているだけではなく茎が倒されている
その後はおだやかな天気が続いているが来年初めの収穫までどれだけ立ち直れるか
このあたりはさとうきびで生計をたてている人が多いだけに心配だ

マコモが元気

ひさしぶりに田んぼに行ってきた。
そろそろ植えてあるマコモが収穫できるくらいに育っているはずだ。



１ヶ月ぶりの田んぼはまた雑草が生い茂っていた
少なくともここの田んぼは台風の影響はそれほど受けなかったみたいだ
マコモも枯れてはいなかった




さっそく中に入って生育具合をチェックしてみる
全般的にまだ収穫できるほど育ってはいなかったが、一部は根元がふくらんでもう食べられる
くらいになっているものもあった
そとそろ収穫に入らないと去年はぐずぐずしているうちにタイミングをずらし、実の中に
黒い斑点が入ってしまい商品価値を落としてしまった
今年は早め早めに収穫しよう
ためしに何本かを切り取った
ここでカメラに不具合がおきた
メモリーカードの接触がよくないらしい
カバーをあけて点検しようとしたらＳＤカードがピョーンと飛び出て地面に落ちてしまった
いやな予感がしたがそれでもはいつくばって小さなカードを探してみた
見えない・・
小さすぎて草むらに潜んでいる数ミリ四方のカードを見つけられないのだ
落ちた場所はだいたいわかっているのに細かいものが見えないため発見できないもどかしさ
本当に情けない
ここ最近急に老眼が進んだような気がする
かなりねばって探してみたが結局見つけられずにしょんぼりと帰ってきた
だからこれ以上のマコモの写真はない
結果だけお伝えすると十分に育っていて味もおいしかった
これからがんばって収穫にはげもう
でも情けない年頃になってしまったものだ・・

バナナの木

我が家の畑にそって植えながら少しずつその数を増やしているバナナの木。
三歩進んで二歩下がるを地で言っているがやはり今回の台風の影響からは逃れることは
できなかった。




１１月４日に奄美を襲った台風１８号で１０本近くの木が倒されてしまった




めげずに倒された木を畑の南側のへりに植え直す




１８号のときはなっていた実は無事耐えることができていた




続けて次の週にきた１９号で、以前からある木はなんとか葉を数枚でも残すことができたが
植え替えた木は全部枯れてしまっていた
やはり植えてから１週間では根が十分に伸びていなかったのだろう
しかしバナナは非常に生命力の強い植物だ
ひょっとして復活するかもしれないのではという期待を抱いて見守っているところだ

最近食べた魚

年をとると肉より魚のほうが食べたいと思うことが多くなってくるものである。
そして自分にもそういう変化が着実に起こりつつあるのを実感する今日この頃である。




なかでもこの時期になると無性に食べたくなるのがサンマである
脂ののった刺身、たっぷりの大根おろしと一緒に食す塩焼き、まさに秋の味覚である
しかし彼らは奄美のような南の海までは泳いで来てくれない
だからここでは新鮮なサンマはなかなかおめにかかれない
でもおいしいサンマが食べたい
ということで最近凝っているのがサンマ炊き込みご飯である




こんがりと焼いたサンマを土鍋にいれて野菜、きのこと炊き込む
季節感のない奄美で精一杯秋を演出する
おいしくできました
でも刺身が食べたい





先日釣り船での大物釣りを楽しむために奄美を訪れていたお客さんが、暇つぶしに土盛海岸
で釣ってきたチヌをくれた




ありがたく塩焼きにして食す
なかなかの美味
こんなおいしい魚が近所で釣れるのであれば自分も魚釣りを練習しようかなと思う

とうとう奄美の夏が終わってしまった

あーりーばーどに台風とともにやって来て、台風に閉じ込められてそして台風とともに帰って
いったyukhoeさんにかわり今日からまたブログを始めたいと思います。


台風が去って感じることは一緒に夏を連れ去ってしまったということだ。
奄美での最高気温は今日明日が２６度、それ以降は２５度の日が続くとの予報がだされている。
最低気温はおおむね２０度であるから気温からいけばまだ北国では夏といってもいいくらいの
陽気ではある。
しかしまわりの雰囲気が夏とはあきらかに変わってきてしまっている。




もう誰もいない土盛海岸
それでも足跡が砂浜に残されているところを見れば昼間は少しは人が訪れているらしい




やがて夕日が西の空に沈んでいくとわびしさは一層募ってくる
決して気温は低くはないのだが、風邪が一向にぬけない身には肌寒さすら感じる




毎朝さとうきび畑の間から顔を出す朝日もこころなしか元気がない
夏のころの「今日も１日ギラギラと照らしてカラカラにしてやる」という覇気が見られ
ないのはちょっとほっとする一方でさびしくもある

奄美の夏は１０月の最後の台風とともに静かに去っていく