奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

奄美の海岸でアオサとり

2012-03-31 20:00:23 | 奄美を楽しむ
最近、この時期には珍しく連日晴天が続いている。
朝の野菜への水やりが終わった後、ぽかぽか気持ちがいいので土盛海岸へ行ってみた。




ちょうど引き潮のタイミングでリーフが顔を出していた
リーフの端っこで釣りをしている人の姿も見られる
ということは今日は大潮なのだろう







ふと見るとそのリーフでかがんで何かを採っている人たちがたくさんいた
アオサを採っているのだ
アオサというのは磯の岩にへばりついている青海苔のことで、この季節地元の人たちは海岸に
出かけていって1年分のアオサを採ってくるのだ
そういえば近所のジュンコさんも先日アオサ採りに行って半日浜にいたら、すっかり日焼けして
しまったという話をしていたっけ






こうしてはおれない
大潮の引き潮の絶好のアオサ採りのタイミングを逃すわけにはいかない
あわてて家に戻って着替えをして、ざるを持って再び浜へと急ぐ






アオサはリーフ一面に生えている(くっついている?)
だから採り放題なのだが柔らかくて毛足の長い、質の良いアオサを探してあちこちと歩き回る
それとつまんで岩から引っ張る時に根元に砂のかたまりがくっついてきてしまうことがあり、
この砂を洗い落とすのに結構手間どる









1時間もうろついていれば、だいたいざる一杯分のアオサが採れる
これだけ採れればもう十分だ







どうやって食べようか
まず思い浮かぶのは味噌汁の具かうどんの具だ
アオサと玉子ととろろ昆布の三色うどん
本当はアオサの緑色と玉子の黄色があるので赤い色の何かがほしかった
調べたら去年も今頃アオサ採りに出かけて納豆の上に乗っけて食べていた
去年のおいしそうな納豆はここをクリック







新しいメニューをということでアオサに醤油、白ワインその他でいろいろ味をつけてアオサソース
を作りスパゲティの上にかけてみた
スパゲティアオサソース
お味のほうは・・もう少し工夫が必要かと思われる





我が家の畑にさとうきびを植える

2012-03-30 20:00:32 | 
畑にさとうきびを植えてみた。
といっても、さとうきびを収穫して黒糖を作ろうというのではない。
我が家は丘の上にあり風の通り道となっている。
この風は夏の暑い日には涼しいエアコンいらずの快適さをもたらしてくれるのだが、作物にとって
は若い芽を枯らしてしまったり成長を妨げるやっかいものなのである。
この風対策に奄美ならではの解決策として背丈が2メートル以上にもなるさとうきびを植えては
どうかと考えていたのである。






この素晴らしい思いつきを何人かの集落の人たちにぶつけてみたのであるが、
・さとうきびの根は地中で意外に広く張るので作物の成長のじゃまをする
・さとうきびは養分を非常に多く必要とするので作物の肥料をうばってしまう
などの懸念があるとのことで、心から賛同してくれる人は少なかった
まあ昔から住んでいる地元の人が強風に悩みながらも、さとうきびを植えていないという事実は
畑の防風には適さないということを物語っているのだろう
とは思ったのだが、何事も経験が大切ということで植えてみることにした
ちょうどセイジさんの畑で茎を切って苗作りをしているのが見えたので、早速行って数本わけて
もらってきた








茎の皮むきと切り方は実習済みなので植える際の注意点だけを教わって苗作りをする
太いのと細いのと種類があるらしい







さすがに最初から畑の真ん中に植える勇気はなかったのでまずは畑の縁に遠慮がちに少しだけ
植えてみる
はたしてこのさとうきびは我が家の野菜を風から守ってくれるだろうか






植え付けの終わったYさんの畑では除草剤を撒く作業をしていた






2週間ほど前に植えた苗がもう芽を出していた
これが夏の盛りには背丈ほどに大きく育っているのだ
来年の収穫は豊作であることを祈りたい





じゃがいもの収穫終了

2012-03-29 20:00:19 | 
じゃがいもの茎がすっかり枯れてしまってしばらく経った。
そろそろ掘り起こさないとまた新しい芽がでてしまうので、すべて収穫してしまうことにした。






最初に植え付けたのが去年の11月23日だったのでほぼ4ヶ月楽しませてもらったことになる
ここのところの晴天続きで土が乾いてしまって、固まってしまっている






その後時期をずらして、2回に分けて植えていった
最後に植えた種いもはあまり実のなりかたがよくなかった
とは言え、たくさんのじゃがいもを掘り出した
台所には以前に収穫したいもがまだまだ残っている
これからしばらくの間はじゃがいも料理を続けなくてはならない
花が咲いていないダイコンももう残り少なくなってきている
それらも収穫しておいた
ダイコンも台所に山ほど積まれていて、どんどん萎びてきている
そして冷凍庫にはダイコンの漬物がたくさん詰まっている






掘り返した跡を耕運機で耕しておく
同じ場所で続けてジャガイモは作れないので、次は違う作物を植えなければならない
今度は何を植えようか
畑全体を考えてローテーションを考えなくてはならない



ソラマメの収穫

2012-03-28 20:00:19 | 
ソラマメが今まではさやが空を指していたのが、だんだん下がってきて水平になるものも出始めた。
まだ待とうかとも思ったが、去年は機を逸して気がついた時は硬くなってしまっていたこともあり
早めに収穫を始めることにした。





一時はアブラムシがたくさんついてどうなることかと思ったが、こまめに茎を切っていたらいつの
間にか消え去っていた






内地で食べていたソラマメとは種類が違うのだろうか、実がふたまわりほど小さい
でもはちきれんばかりに丸々とした実がさやの中に並んでいる







その場でさやからむいてざるにいれてしまう
さて、どうやって食べようか






初回の収穫は豆ご飯
昆布の細切りや様々なだしをソラマメ全部と一緒に炊飯器に入れてご飯を炊く
炊き上がった後保温して一晩置くとご飯が赤飯のように赤くなる
そのようにしてこちらの人はみな色つきの豆ご飯を食べるのだが、今回は普通の緑の豆のご飯


この季節の奄美の海岸

2012-03-27 20:00:57 | 奄美の自然
晴れたある日、久しぶりに近くの土盛海岸に行ってみた。




まだまだ浜は寒く、あのじりじりと照りつける夏の太陽がなつかしい






この日は風が強く波が高かったが、海はかなり青さを取り戻してきている






そして真っ白な砂浜の照り返しがそう遠くない夏の訪れを感じさせてくれていた






珍しく駐車場にたくさん車があるなと思っていたら、サーファーたちが来ていた





近くの草むらでは、ムラサキオカヤドカリがなかなか現代的な家を見つけることができたようだ