奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

畑を探索する

2013-05-07 20:00:47 | 住まい
先日トラクターを入れてもらってすっかりきれいに耕されたわがやの畑だが、注意深く見て歩くと
様々な変化がおきていた。





去年の初夏に台風に襲われて一度は枯れてしまったトマト
1年経った今頃になってまた復活してきている
普通であれば支柱を立ててしっかりささえてやらなければならないところなのだが、毎年毎年
繰り返し台風で枯らされているので今回はこのまま伸びるにまかせておくことにした
地這いトマト栽培など聞いたことがないので何かしらの問題があるのだろうけれども、低くして
おけば少なくとも風の影響は受けにくいだろう
これがうまくいくようであれば、我が家のトマトはこの方式で育てたい





ただこのやり方だと実がなってもわかりにくいという難点がある
ふと葉をかきわけてみると、なんと実がごろごろなっていた
日光に当たらないと実が赤く熟さないという問題点もあるのかもしれない
なかなか物事簡単には進まないようだ






以前に柿なのかみかんなのか、とにかく食べた果物の種を片っ端からプランターに埋めていたのが
芽を出したのを畑の端に植えた場所をチェックしてみる
雑草だらけになっている





1本ずつ草を抜いてきれいにしていくと若芽が顔を出した
植替えた時からほとんど大きくなっていない
残念
でも枯れないでいてくれただけでも良しとすべきか





その後探索を続けていると去年、ひょっとすると一昨年植えたツワブキが大きくなっているのを発見
これもまわりの雑草を抜いてきれいにする
これはいつ収穫してどのようにして料理したらいいのだろう
また近所の料理自慢のおば様たちに教えを乞わなくてはならない



堆肥作り

2013-02-12 20:00:18 | 住まい
あーりーばーどには長期滞在者のために800坪の畑を用意している。
その畑では今のところ基本的には無農薬で化学肥料を使わない野菜作りを目指している。
そのために毎年ダンプ1台分の堆肥を畑に入れて土壌の改良を行なっているが、その費用もばかに
ならない。
自分でも堆肥を作るため、生ごみや刈り取った雑草を積んでおく堆肥箱を設置している。






1年間かけて堆肥をつくる
去年おととしは南の畑においてあったが今年は北の畑に移動させた
3年目ともなると板はぼろぼろになり始めているし支柱も折れてしまっているものもある
この材料を使って箱を組み立てられるのも今年が最後だろうななどと考えながら釘で打ちつけていく






手前にはる板が行方不明で箱にはならなかったが、まあこれでも堆肥は作れるだろう
こちらの畑の土壌は酸性度が強いので、たくさん堆肥を作って撒かなければならない
今年1年は生ごみはこまめにこの箱に捨てるようにしよう

庭にクワズイモを植える

2012-10-18 20:00:40 | 住まい
宿泊棟の庭にはいろいろ植物を植えているのだが、今の季節は3年前に植えたクワズイモと
さっぱり大きくならない島バナナの若木だけが部屋から見える。
そのクワズイモも一部が途中で枯れてしまい、歯抜け状態になってしまっている。




そこで久々に山の方へ行って野生のクワズイモを掘ってきて庭に植えることにした
車で5分も走れば立派な葉がそこら中に茂っている




歯抜けになってしまっている部分に穴を掘り、そこに採ってきたばかりのクワズイモを根ごと
植えていく





よくわからないが、葉の大きいものと小さ目のものと2種類あるようだ





特に大きな葉は風にやられてしまうのがはっきりしているので、防風林の陰の比較的風のあたらない
場所に植えてあげる





その他の殺風景な場所の目隠しになるよう鉢植えのものもひとつ用意する
都会ではこんな鉢植えを結構な値段で売っていたのを思い出す


パパイヤいっぱい運動始まる

2012-01-29 20:00:57 | 住まい
我が家のまわりをトロピカルな雰囲気にしようということで、突然思い立って「我が家の庭パパイヤ
いっぱい運動」を始めることにした。




いつもパパイヤを食べた後、種を家のまわりにばら撒いておくのだがほとんど芽はでない
しかし洗濯干しエリアだけではかなりの確立で育っている
やはり風が当たらない為であろう
逆にいうとここの風はいかに植物にとって障害になっているかという事がよくわかる






このまま茂らせておいてもじゃまになってしまい、いつかは切り倒さなくてはならなくなるので
根を傷めないように掘り起こして、外に植え替えることにした






ためしに葉をつけたまま植え替えたものと葉をほとんど取り去って植え替えたものとの両方を
並べて比較してみることにした
試すまでのことはなかった
葉は2日で全部枯れてしまった
ここに引っ越してきた当時樹木を植え替えるなら1月から3月の間に行なうように言われた
気温が上がらず、雨も多くて乾燥しない季節だからという事なのだろう







県道沿い側の畑にも植えてみる
今回は10本ほどの苗木を植えてみたが、そんなに簡単には根付かないだろう
こんなことを何度も繰り返す中で1本か2本かが無事大きく育ってくれれば良しとしよう
問題はいかに風に負けずに育てるかだ



あーりーばーどの本当の意味

2011-12-05 20:00:44 | 住まい
我がペンションの名前は「あーりーばーど」という。
南国の太陽の下、畑作や生涯学習・マリンスポーツを楽しみなが奄美での長期滞在を満喫して
もらおう、という小さな民宿だ。
もちろん短期滞在のお客も歓迎だ。
あまり広告もしていないのでホームページを訪れる人もそれほど多くないし、島の中でもほとんど
知られていない。
そんな中で地元の人からよく「あーりーばーどってどんな意味なの?」という質問をされた。

これは英語のことわざの
The early bird catches the worm. (早起き鳥は虫を捕まえる)日本で言えば「早起きは三文の得」
からとったものである。
奄美の夏はみんな毎朝早起きだ。早起きするといろんな鳥がさえずっている。特にアカショウビンの
声が耳に残る。
奄美のイメージといえばまずこれだ。
だからペンションの名前をつける時にはあまり迷わず「あーりーばーど」とつけた。







だから島の人たちに名前の由来をたずねられたときは、いつもこのことわざの話をしていた
しかし何人も同じ質問をしてくるのと、説明をした後の反応が「ふーーん」という何かすっきり
しないものであるのを感じて、不思議に思っていた












何故そのような反応が返ってくるのか、ある日ようやくわかった
「ばーど」(この場合アクセントは ば ではなく ど にあるらしいのだが)という言葉は島の
方言でやっかいなとか、めんどうくさいという意味なのだそうだ
そしてこちらの人は「あーりーばーど」は「あげーばーど」を連想させてしまうらしい
「あげー ばーど。」で「ああ、いやだなあ」という表現になるのだ
あげー は奄美における感嘆詞である

知らなかった・・
それであんな怪訝な顔で名前の由来を尋ねてきたのか
それにしてもみんな何も言わないので、全然気がつかないままとんでもない名前の看板を掲げ続け
ていた
でも今更意味がわかったところで名前を変更するわけにもいかないので、このまま通すことにした
それよりも看板が小さすぎて何をやっている建物なのかさっぱりわからないというご指摘をしばしば
頂くので、この名前をもっとアピールすることを考えている



群馬県でエクステリアの設計・施工の事務所を営んでいるGENさんが看板のデサインを考えて
くれました。
http://gardenstudio.blog63.fc2.com/blog-date-201111.html
彼のブログの11月21日の記事に載っています。
いつかこんな目立つ看板を立ててみたい。

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詳しくはホームページをご覧下さい