奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

あーりーばーどで畑を耕しませんか

2014-07-31 20:00:24 | 
梅雨が明けて夏がきて、ずっと気にしていたことがひとつあった。
畑の雑草である。




これは7月の初旬あたりの南の畑の様子である
台風8号が来るというので耕運機で耕して雑草を退治した




それからたった2週間あとの同じ畑の様子だ
みごとに雑草が生い茂っている
毎年土壌改善のため堆肥をダンプ1台分畑に入れているので肥沃なのだ
ひまわりは何度種を蒔いても育たないのに、雑草は2週間で黙っていても畑を覆いつくす
本当に腹が立つ




しかし畑を眺めながら腹を立てていても何の解決にもならない
これ以上雑草をはびこらすと収拾がつかなくなってしまう
ということで殺人的太陽光線が降り注ぐ中、また耕運機で耕しながら雑草を掘り起こしていく




ただ耕運機を押していればいいという話ではない
数メートル耕すと耕運機の刃に刈った雑草がからみついて動かなくなってしまう
雑草を取り除いていると、そのうちエンジンが止まってしまいそうなるとまた再スタート
させるのにややしばらく時間がかかってしまう
そんなことを炎天下の元で繰り返していると気が遠くなってくる



南の畑の半分を耕すのになんだかんだで4時間かかってしまった
途中で休憩すると再開するのが嫌になりそうなので休みなしで続けた
ただ水分だけは2リットルくらい飲んだと思う



残りは翌日以降
さすがに休憩なしでの作業は熱中症になってしまうので休み休み行う




そしてこの畑をすべて(といっても同じ広さの北の畑がもうひとつ残っているのだが)耕し
終わったのは3日目の日暮れ直前だった
さすがに疲れきった頭で思った、いったい自分は何をやっているのだろう
なにが楽しくてだだっ広い畑に雑草を生やして、繰り返し耕運機で耕しているのだろう
この畑はあーりーばーどに長期滞在するお客が有機菜園で安全安心な野菜や果物を育てて
自分で味わってもらうためのものではなかったのか。
それではここで菜園を楽しみたいというお客が何人いたか?
4年間でゼロだ
奄美で南国の生活をエンジョイしつつ菜園も楽しみたいというニーズがあるはずと思って
いたがそれは間違いだったのだろうか。
もしそうなのであれば方向転換しなくてならない
毎年畑に入れる堆肥だって何万円もするし、今のままだと農薬も除草剤も使えない
そもそも客がいないのなら畑だって必要ない
しかしやめてしまう前にもう一度考えたい
このブログを見てくれている人はここ最近ずいぶん減ってしまってはいるが、それでも
毎日かなりの数のページが閲覧されている
そのなかで、奄美に滞在してのんびり畑を耕してみたいという人は本当にひとりもいない
のだろうか
もしそういう方がいれば、メールでもコメントでもなんでもいいから知らせてほしい
そんな人がひとりでもいれば、もう少しこの畑をつぶさないでがんばってみようと思って
います
別に暑さの中の作業にきれてしまったわけではありませんが、先のことを考えることも
時々必要なのであります


あーりーばーどでジャンベ

2014-07-30 20:00:05 | あーりーばーど滞在者の生活
ジャンベという楽器をご存知だろうか。
西アフリカで昔から演奏されている太鼓だ。
奄美には愛好者も結構いるらしく演奏を耳にすることも多く我々にはなじみがある。
先日そのジャンベのプレーヤーであるSOULKNOCKのアキさんのご一行が滞在してくれていた。




ジャンベを愛するメンバーの集まりで今回は奄美の太陽の下で合宿を行って演奏を楽しむ
という趣向なのだそうだ




自炊をしながら夜は自分たちで好きな材料をスーパーで買ってきてBBQ




あとはただジャンベの練習と演奏に明け暮れる
さとうきび畑の中の一軒屋だからまわりからの騒音の苦情への気兼ねもなく心ゆくまで
ジャンベを楽しむことができたのではないだろうか
そういう意味ではあーりーばーどは何かの合宿を行うにはぴったりの環境だ

数日間にわたってジャンベの音色を聴き続けているうちに、いろんな音が出せていることに
気がついてきた
高い音低い音澄んだ音重厚な音、じつに様々な音が伝わってくる
ただのリズムをとる楽器というイメージしかなかったが、夜中に真っ暗な中での演奏が耳に
入ってきたときなど思わす聞きほれてしまった
アキさんがあーりーばーどでジャンベを演奏するプロモーション動画を送ってくれたので
ぜひその音色を楽しんでください

動画はこちらから










あーりーばーどの朝ごはん

2014-07-29 20:00:38 | あーりーばーど滞在者の生活
先日の台風8号の影響で露地の野菜がほとんど枯れてしまい、このところの収穫物は一気に
減ってしまっている。




この日の収穫は見逃していてかなり大きくなりすぎたキュウリ、つやつやのナスビそして
赤く熟する前に落ちてしまったパッションフルーツ
すべてビニールハウスで採れたものだ




長期滞在してくれていたライフガードのインストラクターのタイジさんのある日の朝食
我が家で採れたものはサラダのきゅうり、スムージーの島ばなな、そしてパッションフルーツ
トマト、レタス、ベーコンは今回は自家製ではなかったが、我が家の野菜は安心無農薬
さすがにマンゴーは高価でいつでもだせるものではないが、来年あたりからは我が家の
ビニールハウスでたくさん作ってデザートにおだしできるかもしれない




夕食はどんなマニューがありますか、という問い合わせを時々いただく
内容の写真をブログで紹介すればいいのだが、いつも撮り忘れてしまう
この日もシメのうどんになってから思い出してあわてて写真を撮ったのだが、この日の
夕食のメニューはジンギスカンです
なぜ奄美でジンギスカンを食べなくてはいけないのか、とお客さんは疑問をもっているはず
だがそれでも味は結構好評だ

台風で島ばななの実が落ちた

2014-07-28 20:00:50 | 
台風8号のせいで畑のへりに植えている島ばななの実がずいぶん落ちてしまった。




台風の去った翌朝畑の被害を見て回った
バナナの木があちらこちらで風によって折られてしまっていた




実も房ごとあちこちに落ちている




木に残っている房は2つだけであった
しかしこの無事に残った房は実がまるまるとしている
このまま熟するとおいしいかもしれない




全部で5房も落とされていた
それらを枝から切り落として熟するまで並べておく
うまくきれいな黄色のバナナに変身することもあれば、そのまま腐って真っ黒になって
しまう場合もある




今回はうまく熟してくれそうだ
全体が黄色くなると、あとは一気に熟成がすすむ
いっぺんに食べごろになってしまうので、いつもバナナを食べ続けなくてはならない
さすがに飽きてくると冷凍して、お客さんの朝食にだすスムージーの材料となる


我が家の島ばなな

2014-07-26 20:00:22 | 
奄美ではそろそろパッションフルーツが旬を終えようとしているがマンゴーと島バナナは
これからがおいしくなってくる。
我が家でも島バナナが熟し始めてきている。





畑のまわりにそってバナナの若木を少しずつ植えている
そのうち我が家がバナナの木に囲まれて南国情緒たっぷりの雰囲気が満ちる日がくるだろう
台風がくる前日、バナナの木の手入れをおこなった
まずは草刈機で木のまわりの下草を刈る




この日はずいぶん暑い日で頭がぼーっとしていたせいもあり、せっかく育っていたバナナの
木を5,6本切ってしまった




ここまで大きくなるのにすいぶん時間がかかったのに
一瞬のミスでその時間が台無しになってしまう
あわてて穴を掘り、切ってしまった茎を植えてみる
切ってしまった茎を挿し木して増えるほどバナナは甘くない
みるみるうちに萎れはじめ数日後には枯れてしまっていた
ああもったいない