奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

すもも酒を作る

2014-06-30 20:00:55 | 暮らし
奄美のすももの季節もいつの間にか終わってしまったようだ。
もう店先ですももを見ることがなくなってきた。



頂き物のすももをずっと置いてあったが、気がつくとずいぶん熟していた
今年は久しぶりにスモモ酒を作ろうと思っていたのだが、あまり実が熟すると果実酒には
向かないと聞いたことがある。




比較的熟していないものを選んで果実酒用のびんに放り込む
氷砂糖が足りなかったのでハチミツと黒糖を入れる
果たしてそれでうまくできるのだろうか
漬けてから1週間経つのだがもうホワイトリカーは赤く色づいている
事態はあまりいい方向へは向かっていないような気がしてならない




家の前にあるグアバの木が実をつけ始めている
そういえば2年か3年前にこのグアバでも果実酒を作ったのだが、もう充分にお酒になって
いるはずだ
しばらく前にちょっとだけ味見したときは、はっきりいってあまりおいしくなかったので
その後ふたを開けることなく時間が過ぎてしまっているが、あれは今どんな味になっている
だろうか




これがそのグアバ酒
体にはよさそうに思うのだが味見をするのがなんとなく億劫だ




そしてこれがタンカン酒
おいしくないというわけではないのだが味がイメージと違い、最近は飲んでいない
2009年と2010年に漬けて以来ずっと作っていない




おまけでハブ酒
これも臭いとかまずいとかいうことはないのだが、気色悪がって飲まない


まだ梅雨が明けない

2014-06-28 20:00:58 | 暮らし
沖縄が数日前に梅雨明け宣言をしたそうだ。
続いて奄美もすぐに、といきたいところだがなかなかそうはいかない。
例年は6月29日ころに明けるのだそうだ。
去年はもっと早くから夏の空が広がっていたような記憶がある。
今年も数日前の天気予報では今日あたりから晴れマークが続いていたのだが、実際は午前中
から雨が降ったりやんだりだ。
あらためて週間予報を見ると7月1日まで雨マークになっている。
夏の到来はもう少しあとになりそうだ。




梅雨の間はビニールハウスのパッションフルーツや野菜たちに水やりをしなくてもすんだ
のでかなり助かった
しかし外の畑に梅雨にあわせて蒔いたいろんな野菜や花はほとんど育たず、大きくなったのは
雑草だけだった
1週間ほど前の雨の合間に耕運機で耕した畑はもう雑草の芽がびっしりと生えている





梅雨入りの前に耕した場所に至ってはもう緑の草原と化している
梅雨が終わって太陽が照りつけ土が乾いてきたら、また耕運機で一面を耕す作業を始めなく
てはならない
梅雨が明けて真夏のじりじり太陽の下でまず行う最初の儀式みたいなものだ
ああトラクターがあったら楽なのに・・

奄美最後の夜の宴

2014-06-27 20:00:07 | あーりーばーど滞在者の生活
今回の滞在で女性陣はほとんど飲まなかったが男性たちはじつにたくさん酒を飲んだ。
初めての奄美ということもありいろんな種類の黒糖焼酎などを買い求めてきてはボトルを
豪快に空にしていった。
さすがは九州男児、飲みっぷりがいい。




奥様たちは食事の準備をずいぶんと手伝ってもらった
さすがベテラン主婦の手際よさは素晴らしい
おかげで台所まわりが以前よりきれいで清潔になったような気がする




この間獲ってきたシーガンをつぶしてもらい
味噌と豆腐を入れてかに汁を作る
写真は例によって撮り忘れた




準備がそろい乾杯とともに奄美最後の夜の夕食がスタート
滞在後半が雨続きでもメイン料理が失敗しても気にせずに何事も機嫌よく前向きに楽しむ
熊本県人の気質なのだろうか
だとしたら熊本は住みやすいところに違いない
とにかく毎晩一緒においしく酒を楽しませてもらった




タテヤマさんがじつにおいしそうにいくら丼を食べてくれていた




最終日もやっぱり朝から雨
男性陣は毎晩結構の量を飲んでいるにもかかわらず朝は全く平常通りでしゃきっとしている
皆さん筋金入りの酒飲みとお見受けした




朝食のデザートとして我が家でできたパッションフルーツをはじめて出したのだがちゃんと
実がつまっていてほっとした
ぎりぎり熟すまで待っていたので、まだ味見もしていなかったのだ
奥様たちは近所の農家のマサさんのハウスまで見学に行った際にお土産用のパッションを
買い求めていた
じつはパッションやマンゴーは彼のところで直接買うと結構お買い得なのである
頼めば送ってもくれる

ということで3泊4日の奄美滞在もあっという間に過ぎてしまった
雨のおかげで当初計画していたアクティビティの半分も消化することができなかったが
皆さん自分なりに積極的に奄美を楽しんでいるように見えた
さとうきび畑しかない奄美の端でゆっくりとした時間を楽しんでもらえたとすれば幸いである


徘徊の会の皆さんそして奥様方、まだ他にもいろいろ徘徊しなくてはならない場所もあろう
かとは思いますが、是非また奄美そしてあーりーばーどに遊びに来てください
またお会いできる日を楽しみにしております

そして全国の団塊世代の方々、あーりーばーどに遊びにきてゆっくりと奄美を楽しんで
みてください

鯛の塩釜焼きが焦げてしまった

2014-06-26 20:00:14 | あーりーばーど滞在者の生活
熊本からの徘徊の会ご一行の皆さんもいよいよ最後の夜となってしまった。
夕食は初日が肉中心のBBQ、2日目が近所の有名な唄者の築地さんのところで島唄を
聴きながらの郷土料理だったので、最終日はシーフードが中心。




いつもはこれだけの大人数の場合は漁師に頼んで獲れたての魚介類を届けてもらうのだが
食べる日が決まっている場合はもし海が荒れたりして船を出せなかった場合、えらいことに
なってしまうのでどうしても数日前から準備していったん冷凍しておくことになってしまう
余裕をもったスケジュールの場合はぜひ獲れたてシーフードBBQをご賞味ください
この他にもいくら丼・かに汁・豚足煮・エビ・鶏肉焼などのメニューを用意してあった
どう考えてもチーズ山盛りのピザをたくさん食べた5時間後の食事としては多いかなとは
思ったのだがせっかく準備したのでがんばって食べてもらうことにした




メインは鯛の塩釜焼きである
この料理は好きでよく作るのだが、ダッチオーブンを使うのはじつに久しぶりだ




いつもはBBQコンロを使ってふっくらやわらかに焼き上げるのだが、今回はピザ焼きに
使った炭火がまだ赤々と燃えていたので、こちらをつかうことにしたのだ




火の中にオーブンを置きふたの上にもおき火をのせる
当然かなりの高温になるので細心の注意をはらって見守らなければならない・・はずだった
しかしお客さんの中に入ってビールやワインを注がれるままに調子にのって一緒に飲んで
いるうちにいつの間にか時間が経ってしまっていた




はっと気がついてオーブンを取り出したときはもう火もあまり残っていなかった




ふたを開けてみると塩が焦げて茶色になってしまっている
まずい、どうみても失敗だ




急いで塩を取り払う
この料理は本来焼き上がりは魚の身がしっとり柔らかくてほくほくしているのだが、これは
水分がぬけてしまっている
もう一匹はもっと焦げていた
でもやさしいお客さんたちは文句も言うことなく楽しい宴会は続けられた


皆さん、メイン料理を失敗してすみませんでした
つい愉快になって飲んでしまって酔っ払い、立場を忘れてしまいました
反省しております
次はちゃんと作るのでまた鯛の塩窯焼きを食べに来てください

熊本からのお客様

2014-06-25 20:00:07 | あーりーばーど滞在者の生活
奄美ではまだ梅雨が明けずに雨が降ったりやんだりの天気が続いているがそんな中でも
お客さんが来てくれている。
今回来てくれたのは熊本からのご一行総勢8名様。
あーりーばーどは熊本のお客さんとは縁がある。
去年まで奄美にいて今はニュージランドに帰ったなつかしのBJが以前熊本にも住んでいた
こともあって、彼からの紹介でここを知った熊本県人が時々訪れてくれるのだ。
今度もBJの友達のヒガシさんと奥さんのイチコさんが仲間と一緒に遊びにきてくれた。




そもそも今回は熊本在住の「徘徊の会」のメンバーがその活動の一環として奄美を訪れた
最初聞いたときは俳諧の会だと思って風流な人たちの集まりかと感心したのだが、よく
聞くといろんな所を徘徊して10キロも20キロも歩いてまわり、その土地土地でおいしい
お酒をみんなで飲もうという趣旨の会だとのこと
時間と体力と好奇心に満ちたあふれた団塊世代のリタイアおよびその予備軍の皆さんだ
そういえば自分がサラリーマンのころも同じようにリタイア前後の人たちが会を作って
東京近郊のいろんなところを探索して歩き、最後に反省会と称して酒を飲みながら盛り
上がっていた
年がひとりだけ離れた自分もなぜかその会に参加させてもらって高尾山や鎌倉をはじめ
いろんなところを一緒に歩き回ったものだが、こういった集まりは仕事関係や上司部下の
関係のしがらみもなく、ただ気のあった仲間たちが一緒に好きなことするだけで肩の
凝らない楽しい行事だった
徘徊の会の皆さんもじつに和気あいあいとして屈託がなく楽しい酒を飲んでいて、一緒に
いるこちらまで非常に楽しい気分にしてもらえた




そしていつもと違って今回はそれぞれ奥さん連れでの参加ということで、ちょっとした人数
での3泊4日の奄美遠征となった次第である
滞在期間中のうち前半は天気がまあまあでお日様も顔をだしていて、初日のマングローブ
カヌーから始まって岬めぐりのドライブ・土盛海岸でのシュノーケルまでは順調に楽しめた
のだが「島唄と郷土料理を楽しむ夕べ」あたりから雨がぱらつき始め、その後に予定して
いた土盛海岸ウミガメ産卵見学ツアー(残念ながら中止)以降最終日のスケジュールまで
ほとんどが雨にたたられてしまった




3日目は島の南部の海岸線をドライブの予定だったのだが雨が降ったので中止
でも本当の大人は雨を嘆いたりしない
ポジティブに雨でもできることを考える
結局ピザを焼いて食べようということになり、ビッグⅡまで出かけて材料を調達したのち
奥様たちがピザ生地を作っている間、だんな連中は窯の火をおこしながらビールを楽しむ
雨が降る中で火をおこせるか少し心配だったがなんの問題もなく火は燃え雨の日でもピザ焼
が可能であることを証明してくれた
今度から雨降りでお客さんのすることがない場合はピザ焼きを提案しよう




そして大人はピザのトッピングもケチらない
トマト・ピーマンなどの野菜もたっぷりサラミもどっさり、そしてチーズは山盛りである
あれだけチーズを使ったのも初めてだがこんなにおいしかったのも初めてだった
次からピザを焼くときはチーズたっぷりでいこう