奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

駅伝大会無事終了

2011-11-30 20:00:17 | イベント・行事
いよいよ1ヶ月も前から毎日練習を重ねてきた町内1周駅伝競走大会の日がやってきた。
我が土盛集落は宇宿地区に属しているので、秋の運動会で3キロロードレースを争ったメンバーは
ほとんどこの宇宿チームで、同じチームのメンバーとして一緒に走ることになっているのだ。
目標は3位入賞。

そうして盛り上がっている大会3日前にいきなり当日の出場を言い渡された。
正選手が腰痛で走れないとなると断るわけにも理由がない。
走る区間は2キロと短いのではあるが、前半が登り坂で後半が下り。
試走してみた。
9分4秒・・
遅すぎる。前回の同じ区間の記録を見るとほとんどが8分30秒以下で走っている。
翌日、気を取り直してまた走ってみた。
全く同じタイムの9分4秒
まずい
このままだと完全に足を引っ張ってしまう
しかし本番までもう1日しか残っていないのに、今更大幅なタイム縮小など普通はできない。
開き直るしかない。
観客がいれば5秒や10秒は縮むだろう。
8分台ぎりぎりで走ってそれで勘弁してもらおう。
前日も上り坂を走る練習をして、後は寝てしまった。








結果はどうだったか
チームは全体で惜しくも4位だったのだが、よくわからないのだけどBクラス優勝という事になる
そうで走ったメンバーにメダルが与えられた
そしてもうひとつメダルをもらった







区間賞というやつでもらったメダルだ
なんと区間で1等賞だったのだ
50歳代の走る区間なのでそれほど速いタイムではないのだろうが、いかにもほとんどが若い頃から
好きで走り続けているような人たちばかりだった
その中で一番だったのだ
タイムは8分7秒
練習でかなり頑張って走ったタイムがなぜ1分近くも短くなったのかは、今でも全くわからない









全く期待されていなかったのがいいタイムで走ったということで、走り終えた反省会の席でも随分
おほめを頂いた
走る前はチームの足を引っ張ってしまうものと思い込んでいたので、終了後の飲み会では隅で小さく
なって飲んでいようと思っていた
しかし1等賞があまりにも意外でみんなから祝福の握手攻めにあい、すっかり態度もでかく
なり
上座で気分よく飲んでいた
でも奄美に来て以来、集落の人たちにはいろいろとお世話になりっぱなしだったが、今回初めて地域
貢献がちょっぴりだけできたような気がした。










2次会は、これまた親子2人でそれぞれ区間賞をとったTさんの家に皆でなだれ込む
じつに皆機嫌よく酒を酌み交わす
今までは土盛集落の中の人たちとの交流が多かったが少しずつその範囲が広がってきているのが
うれしい
あくまでも補欠なので来年も走るかどうかわからないが、また練習には参加しようと思う











奥さんが奄美の郷土料理を用意していてくれていた
同じ煮物でも、家庭によって少しずつ材料も味付けもちがってくる
このように家庭におじゃまして料理が出されたときは必ずすべての種類を頂いて研究している






シマの駅伝大会に参加する

2011-11-29 20:00:23 | イベント・行事
奄美で4大行事と呼ばれているイベントがある。
相撲大会・バレーボール大会・集落の運動会そして駅伝大会なのだそうだ。
住民はそれぞれの行事に参加し真剣にプレーし、そして応援を送る。
とにかく都会での地域イベントに対する態度などとは比べ物にならなく、熱が入る。
今年最後の行事である駅伝も1ヶ月前から練習が始まり、自分も補欠として参加してきていた。






大会の正式名は笠利町内一周駅伝競走大会
1チーム15名の小学生から50歳代までの選手がたすきをつないでいく
8集落11チームが参加
コースは笠利町の各地区をまわる全長焼く50キロを走る
スタートはこのブログではおなじみの太陽が丘運動公園






開会式が競技場で行なわれる
選手だけでも200名位参加しているし、それ以上のサポートメンバーがいるのですごい人数だ

実はこの日は朝から気が重かった
補欠のつもりで練習に参加していたのだが、50歳代のコースを走る予定だったMさんが腰痛のため
出場できず、急きょ本番を走ることになってしまっていたのである








自分の出番までには時間があるので、まずは我がチームを応援
田舎の駅伝大会といってもバカにしてはいけない
ちゃんと白バイが先導してくれるのである
素人が白バイの後をさっそうと走るなどなかなかできる経験ではない
いっぺんやってみたいものだ








そして最後尾もパトカーがついている
この他に地元のサポート要員のスクーターや車が何十台と走り回っているのである
じつににぎやかだ







疾走する中学生ランナー
めちゃくちゃ速い
我が宇宿チームは青い襷と鉢巻き
最終結果はどうなったか、そして急きょ走ることになったおじさんランナーは活躍できたのか
それは明日に続くです








近所の庭の草刈を手伝う

2011-11-28 20:00:00 | 暮らし
久しぶりに近所のKさんのところに行ってきた。
庭の草刈を頼まれたのである。






庭は相変わらずきれいに手入れされているようだ








しかし海岸へ降りていく小路はいつの間にか草がぼうぼうに生えていた
これではハブが怖くて、とてもじゃないが足を踏み入れられない
パパイヤを採るためにここに入り込むことが多い自分にとっても、きっちり刈っておく必要がある








40分ほど草刈機で刈っていくと以前の姿に戻ってきた
このあたりは砂地で石ころがあまりころがっていないので、草もわりとラクに刈ることができる









お次は路に至る斜面の草刈り
ここは階段があったはずだ









しばらく刈っていくと草に埋もれていた階段がようやく姿を現す










一面草しか見えなかった荒地から突如庭園が姿を現す
アンコールワットのあたりで遺跡発掘でもしているような気分になってくる







草刈りが終わったらお風呂で汗を流して、これまた久しぶりにみんなで酒を飲む
今日はいつもここの庭の手入れを手伝っているヤスノさんも一緒だ








料理は奥さんのサチコさんの手作り
よく奄美の郷土料理を教えてもらっている
大根と豚肉の煮物がおいしい











我が家の庭のまわりの花

2011-11-27 20:00:49 | 暮らし
先日久しぶりに晴れて風もない日があった。
異論のある人もいるかと思うが、僕にとって奄美に季節は2つしかない。
夏と夏じゃない時期だ。
今は夏じゃない時期がはじまったところ。
これは風が吹いて曇りの日が続く。
やがて1月2月になると毎日のように雨が降る。
うっとしい季節だ。湿気も多い。
この夏じゃない季節が4月頃まで続く。
でもこの季節は野菜を含めて植物がどんどん大きくなる時期だ。
だから風よけさえきちんとしておけば、花も作物も育ってくれる。








庭の芝生もすぐ伸びてしまうようになってきた
ついこの間刈ったばかりのような気がしたのだが








夏の終わりに半額セールで買ってきた花の苗
なんという花だったか忘れてしまったが多年草だったはずだ
これも風の影響でさっぱり背丈が伸びない
ビニールで風除けをしてやる
来年花を咲かせてくれるだろうか







夏の間我が家のまわりでたくさん咲いていた花
以前何人かに名前を尋ねたが皆知らなかった
こちらでは雑草扱いされている









でもなかなか可憐できれいな花だ
ひとつの花でピンクと黄色の花びらが楽しめるのがいい
この花もそろそろ枯れはじめている










我が農園の果樹たちは受難の季節

2011-11-26 20:00:39 | 
我が家の畑では果物も栽培しようとしているのだが、なかなか順調に育ってくれない。
台風の影響もあり夏のスイカは大失敗で収穫ゼロだったし、イチゴも今年はあまり実をつけなかった。
今はタンカン・ハルミの柑橘類とパッションフルーツの木をどうやって育てていくかという課題に
緒戦しているところなのだが、こちらもなかなかうまくいかない。






みかんのハルミのうち1本の木が葉っぱを虫に食われてしまい、さっぱり大きくなれないでいる
以前は葉に青虫がついているのが見えたのでなるべく取るようにしていたのだが、最近は虫は
見当たらないのに葉っぱはどんどん食われていく
農薬は使わないと決めているので駆除は難しい
最近は、このような何年もかけて育っていく木には農薬もある程度必要なのかもしれない、という
ように考えるようになってきている











これはパッションフルーツ
これも1本だけ虫にやられていて他の木はそれほどでない








タンカン
これは虫の害はないが、植えてからそろそろ1年9ヶ月になるのにさっぱり大きくならない
大きくならないどころか台風が来るたびに枝を吹き飛ばされて、縮んできている
今は高さが20センチもないような状況だ
やはり風には弱いのだろう









これから風の強い日が多くなってくるので風除けを久しぶりにかぶせてやる
ふつうタンカンは2年もすれば人の背丈くらいに伸びて3年目からは実をつけると聞くが、我が家の
タンカンはいつになったら実をつけてくれるのだろうか