いよいよ1ヶ月も前から毎日練習を重ねてきた町内1周駅伝競走大会の日がやってきた。
我が土盛集落は宇宿地区に属しているので、秋の運動会で3キロロードレースを争ったメンバーは
ほとんどこの宇宿チームで、同じチームのメンバーとして一緒に走ることになっているのだ。
目標は3位入賞。
そうして盛り上がっている大会3日前にいきなり当日の出場を言い渡された。
正選手が腰痛で走れないとなると断るわけにも理由がない。
走る区間は2キロと短いのではあるが、前半が登り坂で後半が下り。
試走してみた。
9分4秒・・
遅すぎる。前回の同じ区間の記録を見るとほとんどが8分30秒以下で走っている。
翌日、気を取り直してまた走ってみた。
全く同じタイムの9分4秒
まずい
このままだと完全に足を引っ張ってしまう
しかし本番までもう1日しか残っていないのに、今更大幅なタイム縮小など普通はできない。
開き直るしかない。
観客がいれば5秒や10秒は縮むだろう。
8分台ぎりぎりで走ってそれで勘弁してもらおう。
前日も上り坂を走る練習をして、後は寝てしまった。
結果はどうだったか
チームは全体で惜しくも4位だったのだが、よくわからないのだけどBクラス優勝という事になる
そうで走ったメンバーにメダルが与えられた
そしてもうひとつメダルをもらった
区間賞というやつでもらったメダルだ
なんと区間で1等賞だったのだ
50歳代の走る区間なのでそれほど速いタイムではないのだろうが、いかにもほとんどが若い頃から
好きで走り続けているような人たちばかりだった
その中で一番だったのだ
タイムは8分7秒
練習でかなり頑張って走ったタイムがなぜ1分近くも短くなったのかは、今でも全くわからない
全く期待されていなかったのがいいタイムで走ったということで、走り終えた反省会の席でも随分
おほめを頂いた
走る前はチームの足を引っ張ってしまうものと思い込んでいたので、終了後の飲み会では隅で小さく
なって飲んでいようと思っていた
しかし1等賞があまりにも意外でみんなから祝福の握手攻めにあい、すっかり態度もでかく
なり
上座で気分よく飲んでいた
でも奄美に来て以来、集落の人たちにはいろいろとお世話になりっぱなしだったが、今回初めて地域
貢献がちょっぴりだけできたような気がした。
2次会は、これまた親子2人でそれぞれ区間賞をとったTさんの家に皆でなだれ込む
じつに皆機嫌よく酒を酌み交わす
今までは土盛集落の中の人たちとの交流が多かったが少しずつその範囲が広がってきているのが
うれしい
あくまでも補欠なので来年も走るかどうかわからないが、また練習には参加しようと思う
奥さんが奄美の郷土料理を用意していてくれていた
同じ煮物でも、家庭によって少しずつ材料も味付けもちがってくる
このように家庭におじゃまして料理が出されたときは必ずすべての種類を頂いて研究している
我が土盛集落は宇宿地区に属しているので、秋の運動会で3キロロードレースを争ったメンバーは
ほとんどこの宇宿チームで、同じチームのメンバーとして一緒に走ることになっているのだ。
目標は3位入賞。
そうして盛り上がっている大会3日前にいきなり当日の出場を言い渡された。
正選手が腰痛で走れないとなると断るわけにも理由がない。
走る区間は2キロと短いのではあるが、前半が登り坂で後半が下り。
試走してみた。
9分4秒・・
遅すぎる。前回の同じ区間の記録を見るとほとんどが8分30秒以下で走っている。
翌日、気を取り直してまた走ってみた。
全く同じタイムの9分4秒
まずい
このままだと完全に足を引っ張ってしまう
しかし本番までもう1日しか残っていないのに、今更大幅なタイム縮小など普通はできない。
開き直るしかない。
観客がいれば5秒や10秒は縮むだろう。
8分台ぎりぎりで走ってそれで勘弁してもらおう。
前日も上り坂を走る練習をして、後は寝てしまった。
結果はどうだったか
チームは全体で惜しくも4位だったのだが、よくわからないのだけどBクラス優勝という事になる
そうで走ったメンバーにメダルが与えられた
そしてもうひとつメダルをもらった
区間賞というやつでもらったメダルだ
なんと区間で1等賞だったのだ
50歳代の走る区間なのでそれほど速いタイムではないのだろうが、いかにもほとんどが若い頃から
好きで走り続けているような人たちばかりだった
その中で一番だったのだ
タイムは8分7秒
練習でかなり頑張って走ったタイムがなぜ1分近くも短くなったのかは、今でも全くわからない
全く期待されていなかったのがいいタイムで走ったということで、走り終えた反省会の席でも随分
おほめを頂いた
走る前はチームの足を引っ張ってしまうものと思い込んでいたので、終了後の飲み会では隅で小さく
なって飲んでいようと思っていた
しかし1等賞があまりにも意外でみんなから祝福の握手攻めにあい、すっかり態度もでかく
なり
上座で気分よく飲んでいた
でも奄美に来て以来、集落の人たちにはいろいろとお世話になりっぱなしだったが、今回初めて地域
貢献がちょっぴりだけできたような気がした。
2次会は、これまた親子2人でそれぞれ区間賞をとったTさんの家に皆でなだれ込む
じつに皆機嫌よく酒を酌み交わす
今までは土盛集落の中の人たちとの交流が多かったが少しずつその範囲が広がってきているのが
うれしい
あくまでも補欠なので来年も走るかどうかわからないが、また練習には参加しようと思う
奥さんが奄美の郷土料理を用意していてくれていた
同じ煮物でも、家庭によって少しずつ材料も味付けもちがってくる
このように家庭におじゃまして料理が出されたときは必ずすべての種類を頂いて研究している