奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

我が家のまわりに咲く花

2014-04-30 20:00:04 | 暮らし
奄美ではずっといい天気が続いている。
最高気温は25前後、最低気温は20度をちょっと下回るくらい。
もう充分初夏といってもいい日和なのだが奄美の亜熱帯気候にどっぷりと浸かってしまって
いるわが身にはまだ寒く感じ、まだ冬に着ていたセーターが手放せないでいる。



そんな中で我が家まわりの花たちは元気に咲いている
ちょっと前に最初の花が開いたグラジオラス




どんどん他の株も花をつけ始めてきた
つぼみがほころび始めたと思ったら




次の日にはもう花びらが開いている
この季節は花にしても野菜にしても植物に日々変化があって生命の息吹を感じる
自分の中にも緊張感のようなものが知らずと芽生えてくる季節だ




植え替えたアマリリスが違った模様の花を咲かせていた
こんなに赤い花を咲かせていたなんて今まで気がつかなかった




県道沿いに植えてあったアママリリスも花を咲かせている
ここで咲かせていてもあまり目に触れる機会がないので、この花が終わったら部屋から
見える場所に全部植え替えてしまおう
通りすがりのドライバーが一瞬だけ目にするよりは、あーりーばーどに泊まってくれた
お客さんにじっくりと見てもらったほうが花も喜ぶに違いない


憎き野菜の害虫

2014-04-28 20:00:56 | 
これから夏に向かって畑に害虫が出没するようになってくる。
我が菜園は農薬を使わない主義なので虫の被害ははじめからある程度覚悟はしているものの、
それでもせっかく育ってきている作物が虫どもに食い荒らされてしまうのは非常に悔しいものだ。




ビニールハウスの2号棟は内部が暑くならないように天井はネットを張って一方の出入り口は
何も張っていない
ある程度風から野菜を守れればそれで結構という割り切った前提で作られたハウスである(たぶん
今年おそってくるであろう2回目くらいの台風で吹き飛ばされると覚悟している)
そこで作った畝にとうもろこしの種を蒔いてそれが芽を出していたのだが、ある朝見ると半分くらい
の芽が消えてなくなっていた




てっきり鳥が中まで入ってきて芽をついばんでしまったのだろうと考えて、入り口にネットを
張って
侵入を阻止しようとした




しかしその後もせっかく顔を出した芽が突然消えてなくなってしまう事態は続いた
よく見ると芽が根元から切り取られている
思い出した!去年も同じ被害にあっていたのだ
これは鳥が食べていたのではない
根切り虫の仕業だ




土の中に潜んでいる幼虫が夜の間に這い出てきて芽の根元をかじってしまうらしいのだが、あたりの
土を掘り返してもそれらしい虫は出てこない
しょうがないので毎日土を熊手で引っ掻き回しては種を新たに蒔くということを毎日繰り返している
いったいくそったれ虫野郎はどこに隠れているんだ

成田ー奄美間8千円

2014-04-26 20:00:08 | 奄美を楽しむ
奄美を訪れる観光客は年々減少しているようだ。
そしてペンションの宿泊客はこのところ減少どころか激減しているとのことだ。
奄美大島を訪れる年間の観光客の数は石垣島の半分、沖縄の6パーセントだ。
何故これまで奄美の人気が低いのか?
いろいろ原因はあるかと思うが、交通費の高さが理由のひとつであることは間違いないと感じる。
繁忙期に普通航空運賃で奄美に来ようとすると同じ値段で余裕で海外に行けてしまう。
これでは初めて南のほうに旅行を計画している人にとって選択肢となり得るのは難しい。
かくして旅行者はどんどん沖縄へと流れていく。
しかしそんな奄美にもようやく成田からLCC(格安航空会社)が就航することとなった。
バニラエアラインである。
先日その運賃が発表になった。
片道8,000円と10,500円だそうだ。
キャンセルなどの条件によって値段が違うようだが、どちらにしても激安だ。
現在JALで65歳以上の人を対象にシルバー割引を行なっているが、それよりもまだ安い。
また発売開始記念として4,000円の特別の席も販売するそうだ。
詳しくはバニラエアラインのホームページを。

http://www.vanilla-air.com/destination/amamioshima




奄美の自然は素晴らしい
自分も若い時分にはダイビングを楽しむために国内外いろんなところを訪れた
奄美自然環境で沖縄に見劣りするとは決して思わない
とても田舎なので洗練された雰囲気や華やかさを求める人たちにとっては物足りないかもしれないが
自然の中でゆったりと過ごし癒されたい人たちにとっては、奄美はとてもいいところだと思う




たとえば名瀬市内は別としてあーりーばーどの周りなどは星空が信じられないくらいきれいだし
満月の夜は月明かりがまぶしいくらいに照りつける
こういった自然条件、住民の素朴さ、食べ物の新鮮さなどのひとつひとつの素の部分が派手さは
ないけれ奄美にはとてもたくさんそろっている
それらを自分なりに組み合わせて奄美を楽しんでもらえればと思っている

奄美に来る観光客は鹿児島からが多いそうだ
沖縄はその半分が羽田から
そして沖縄への観光客は40歳代以上がかなりの部分をしめていて20歳代は奄美の半分しかいない
とのこと
つまり特に年配の人は旅行先として沖縄ばかりに目がいってしまっているようなのだ

関東一円にお住まいのシニア世代の方々、この安い航空便を使って一度奄美を訪れてその良さを
体験してみてください
きっと気に入ってもらえると思います
気に入ったらあーりーばーどでちょっと長めの滞在を楽しんでください(もちらん1泊でも全然
かまいません)

ゴールデンウィークを前にちょっとアピールしてみました
でもバニラエアラインの就航は7月です


春の野菜が終わってしまった

2014-04-25 20:00:11 | 
今まで長い間栄養補給に協力してくれていた春の野菜たちの季節がとうとう終わってしまった。



ほんとうにおいしく食べさせてもらったスナップエンドウ




最後の収穫を終えてからも未練たらしく食べられそうな実を探していたけれども、もうさすがに
新しくつけることはなかった




枯れた茎を全部抜いて耕運機で耕してしまう
マメは連作をきらうので同じには場所ではあと4,5年は植えられない
来年は別の場所で育てなくてはならない




季節はずれの実をつけていたトマトもさすがに最近は枯れてしまってきたので引き抜いてしまう
でもここは何が起こるかわからない奇跡の畑なので、緑の葉がまだ茂っている茎1本だけを残して
おいた




別に春の野菜ではないのだろうが、間引きを怠ったためにぼうぼうに茂ってしまったニンジン




スコップで掘り起こす
密集し過ぎたためにあまり太くなっていない
しかし食べてみたところびっくりするほど甘みが強い
やはり有機栽培で、心をこめてていねいに(でもないか)育てているからだろうか


ビニールハウスの中の野菜たち

2014-04-24 20:00:38 | 
今夏野菜がどんどん育っている。
いつも最初の実をつけるころ台風がきて枯らせてしまうので今年はビニールハウスの中でも
育てている。



さすがにハウスの中の苗は生育が早い
キュウリがあっという間に花をつけた
もう根元の部分に小さな実がつきかけているのがわかる
キュウリやトマトはここでは必ず育てている
あーりーばーどで長期滞在するお客(1週間以上)は宿泊費が安くなるかわりに原則朝食は
セルフサービスとなっている
朝、自分で畑の野菜を収穫してその採りたてをサラダでも味噌汁でも好きなように料理して食べて
もうらうというシステムなのだ(実際は面倒なので作ってほしいというお客さんが半分なのが現実
なのだが)
その野菜が台風で枯れてしまい収穫できませんということになると、これはちょっとまずいのである




とったばかりのみずみずしいナスビをなす焼にして朝の食卓でいただく
ほんとうにおいしいものですよね




外の畑でも育てているが、枯れてもすぐに植えられるように自分で苗を種から作るようにしている
台風で枯れてしまってからまた苗を買いにいっても、もうその頃は店では売られていないのだ
だから今ハウスの中ではたくさんの苗がならんでいる
そして名札つけをさぼっていると時々なんの苗なのかわからなくなってしまうものもでてくる
これはなんだろうか
種を蒔いたときの光景は思い浮かぶのだが何の種を蒔いたのか思い出せない
ナス科の野菜のように見えるのだが・・
まあ実がなるまでの楽しみということにしておこう