奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

あーりーばーどは花盛り

2010-04-30 20:14:25 | 奄美の自然
最近ようやく天候が安定してきている。
内地では真冬並みの寒さがぶり返しているようだが、こちらは一足先に安定してきた。
25度以上の夏日もちらほらでてきている。
とは言え最高気温が20度くらいの日もあり、そんな時は電気ストーブをつけてじっとしている。
もう体が完全に奄美仕様になってしまっている。
暖かな日に外に出てまわりを見回してみると、いつの間にかいろんな花が咲き始めている。






北の畑との境にはシャリンバイが花をつけてる
梅に似た花が車輪のように咲くのでこの名前がついているが、梅ではないそうだ
こちらの方言でテイチギというこの木、は皮と灰を一緒に煮込んで大島紬の染料として使用されてきた






同じ北の畑と県道の境に咲くアマリリス
雑草取りをしたら陰から顔を出してきた
アマリリスがこんな花だなんて、人に教えてもらって初めて知った






南の畑に植えていたズッキーニも花をつけた
実がなる日も近い





奄美の魚屋さんは楽しい

2010-04-29 19:41:28 | 食べ物
先日久方ぶりにモリヤマ船長たちが遊びに来た。
しばらくの間あーりーばーどで酒盛りをした後名瀬で飲もうということになり、可哀想な運転手役の
マサノリさんの車で出発した。
その途中に何故かスーパーの魚やさんに寄ることになった。





奄美の魚屋さんはとにかく楽しい
ダイビングで海に潜った時よく目にする魚がたくさんおいてあり、忘れていたその名前を思い出せるし
何よりも一匹一匹の色がきれいで売り場全体がカラフルだ






売り場にあったアカマツ(と値札に書いてあったと思う)というデカイ魚を手にする船長
でも海の中で見るアカマツはこんなに大きくはなかったと思けど・・






続いて伊勢エビコーナーへ行き、イヤがるエビのひげをつかんで持ち上げる
ついでにひげのどの部分を持つと一番エビが暴れるかについて実演付の講義をうける
酔っ払いには恐いものはない!






ただ酔っ払いが魚屋のじゃまをしに来た、というのでは申し訳ないという事でエラブチ(標準語で
アオブダイだったと思う)を一匹買い求めその場でおろしてもらう
高級魚だけあってかなりいい値段だ(全部船長が払っているんだけど)
そのまま、これまた船長なじみの飲み屋さんに持ち込み「今日苦労して釣ってきたんだ」とバレバレの
ウソついて刺身・アラ煮にして食べさせてもらう
非常においしかった
奄美に初めて来る人!気持ち悪がらないでこの水色と青色の魚を是非食べてみて下さい
本当においしいから
ちなみに僕は煮付けが一番好きです






パパイヤの苗を植える

2010-04-28 20:03:32 | 食べ物
このおいしいパパイヤを家に居ながらにして味わえるようにしたいと考えた。

真っ青な空の下、テラスの椅子に腰掛けてふとパパイヤの木を見上げると実が黄色く熟している。
おもむろにその中のひとつをもぎ取り、ふたつに切ったそのとろけるような甘い黄色の果肉をスプーン
ですくい口に運ぶ・・

これはいい!
ということで最近、家の周りにひたすらパパイヤを植えている。





まずは種
パパイヤの種というのは1つの実の中にこんなにたくさん入っている
特においしかった実の種を植えるのだが、最初はポットに植えていたがそのうち面倒になり豆まきの
ように、その辺にばらまいている
これは芽が出たらめっけものという感じ






そして苗
以前に4本ほど植えた苗がいまいち元気がない
植え替えした時に元気のない葉をほとんど切り落としてしまったのだが、後から聞いたところによると
これがよくなかったみたいだ







再度苗を探しにKさん宅の裏庭へ
ここで何本も苗を掘り起こして、もらって帰っているので残りが少なくなってきている
充分に育っているのを選ぶ






Kさんの奥さんサチコさんのアドバイスに耳を傾け、今度は慎重に植え替えを行なう
腐葉土と砂を混ぜ合わせ、水もたっぷり注ぐ







根を傷つけないよう慎重に土をかぶせて、風対策の支柱を立てて終了
無事育ってくれれば、数年後にはテラスでパパイヤ狩りができるようになるだろう




パパイヤの実を採る

2010-04-27 19:49:41 | 食べ物
この季節はパパイヤの実が熟れて非常においしく食べられる時季なのだ。
最近はすっかりパパイヤのうまさにはまってしまっていて、毎週のようにパパイヤを採りに出かけている。
家から数分の場所でパパイヤ狩りができるというのは奄美ならではの楽しみだ。





実はこまめにチェックしていないと、熟れて食べ頃になるとすぐに鳥に先を越されてしまう
油断大敵だ
おいしいものは鳥たちのほうが知っているのかもしれない







だからまだ多少青くても、鳥に取られる前に採ってしまう
長い棒をKさんの家から借りて、サイクリングロード沿いにある野生のパパイヤの木から実を落とす
ここのパパイヤの木は鳥は知っているが、人間は知らないようで、誰も採りにこない
そもそも地元の人はあまり食べないのかも






今回は鳥に勝った!
ザマーみろ!
青いパパイヤも食べてみたくて採って来たのだが、これも置いているうちに熟して黄色くなり結局は甘くなった






本当に熟れてくると実はねっとり甘くなる
これを何日も食べていると、甘さに飽きが来る
そんな時はレモンを思いっきり絞ってかけてみる
これがあっさり感をもたらし、驚くほど食べやすくなる
この時季にあーりーばーどに来た人は是非試してみてください





地元集落の集会に参加する

2010-04-26 20:27:36 | イベント・行事
4月になって世の中は新しい年度がスタートしたらしい。
区切りとして地元地域とのお付き合いもここでキチンとしておく必要があるだろうと考え、集落の
集会に顔をだして正式に挨拶をすることにした。








これは土盛集落の集会所
4月から区長さんも交代になり新しい体制がスタートした
集会にはまだ参加したことがなかったのでタイミングといてはいいチャンスだ
新しい区長さんは我が家のすぐとなりのさとうきび畑で毎日作業をしていて、時々挨拶をかわしている方
だったのでびっくり
いつもお互い遠く離れた位置で大声で会話していたからはっきり顔を知らなかったのだ

夜の7時半から集会は始まった
老老男女が三々五々集まってきて全部で30名くらいの地域住民が揃った
まず区長からの挨拶があり、転入者の自己紹介へと続く
この日挨拶したのは新しくこの地区の担当となった学校の先生、名瀬から引っ越してきた若いカップル
そして自分の3組であった
この集落への人の流入は結構あるようだ

その後区長からの連絡事項についての説明があった
主な内容は
・紡ぐきょらの郷づくり事業について
・今期さとうきび精糖実績について
・徘徊高齢者SOSネットワーク事業について
・近郊ホテルでのイベントへの地元地域としての島唄・踊りの演者の派遣について
等々思いっきりローカルに徹した話題・情報がやり取りされていた

最後に会計、老人クラブ会長、婦人会長などの新年度役員を確認して2時間弱で集会は終わった
これを機に地域での行事・催しには積極的に参加していかなければと思う








考えてみれば、土盛集落にはこんなにきれいな海があるのに今まで1度も入ったことがなかった
遊びに行くのはもっぱら他の地区で、近所付き合いも十分できているとは言えない
もっと地元に親しんで根付くことが必要であると改めて感じた