5月は未だ山には雪が残って居るので高い山への移動に少し早すぎる。
そこで今回は、佐渡弥彦米山国定公園の米山地区を選んで出掛けた。途中の「六十里越」は6月6日のブログで紹介した。 この記事はその旅の目的地だ。
弥彦地域も、米山地域も海岸線に近く、交通の便が良いのが特徴だが、只見から六十里越で都合のよい米山地区を選んでみた。
今回の場所は、以前にキスの投げ釣りで何度か訪れた事が有って、海岸に近く、ヨーロッパ方向に開けていて、国道から少し離れているので車の騒音にも悩まされず、更に民家も遠いので地域の皆さんに迷惑の掛からない場所として前々から目当てを付けていた。
車を留めた場所は、国道8号線が、現在はトンネルでバイパスしているので使わなくなった旧道だが、何故か、岬の先端に近い側に、駐車場の様にコンクリートで舗装された広場になっている。現在は、米山地区の住人が犬の散歩に訪れるくらいで、忘れられられた別世界の様は場所だ。
広場の海側、ヨーロッパへのルートに都合の良さそうな場所に車を留め、画面左側の小山の登り口に付けられた頑丈な手すりを利用させて頂いて、アンテナのポールを立て、毎度使っているデルタ型のループアンテナを張った。 車の向かって左横には、飲料水タンクが写っているが、更にその左側に発電機を置いた。
無線機は、車内のセカンドシートの前にセッティング、今回は http://blog.goo.ne.jp/dxguy/e/da2a4a81ea8a4ea388f2b88691fd33bb
で紹介した新しい自作パソコンとお気に入りのメカニカルスイッチタイプのキーボードを用意した。
イタリア・ベガーリのキーパドルなども何時もと同じラインナップだ。
23日の夕方から運用を開始し、24日の夜中まで、正味14時間のオペレーションで約250局と交信して終了した。
今回は電波の伝搬状態が良かった18MHz帯を主に使って、アジア、オセアニア、北米、ヨーロッパ、4大陸の38ヶ国と交信できた。