明日を楽しく

釣り、カメラ、アマチュア無線、アウトドア、DIY、何でも思いっきり、明日の楽しさを求めて今日を生きる徒然日記

Begali "Magnetic Pro"

2010-03-10 | アマチュア無線
最初にベガーリを買ったのは2008年6月だった。その時のブログ記事は http://blog.goo.ne.jp/dxguy/e/9f72f5dbac0b9a2d475a4415e3db3f2a だった。 このパドルは「素晴らしい」の一語に尽きる。毎日机の上で無線機と共に世界の友達とモールス交信に活躍している。 しかし、人間と言う者は、一つ満足すると次に目が行く宿命なのか、時々ベガーリ社のHPを見ては"Simplex"の兄弟たちを眺めるのが習慣になっていた。そして今日、遂に二つ目のベガーリを手に入れてしまった。 このベガーリ社は、元々は第一次世界大戦の頃に銃器メーカーとしてスタートした会社だそうだ。がっしりした重厚な作りは、男の持ち物に相応しい外観と感触が私を「とりこ」にしてしまったのだ。

今日、イタリアのBegali社から航空便で届いたのが、"Magnetic Pro"モデルだ。 Sir No.0741がマークされて居る。

ベースは、黒い艶消しの金属酸化コーティングが施されており、ベースの上に取り付けられた構造ブロックはおそらく真鍮だと思うが、細かい梨地金メッキが施されている。この構造ブロックの横腹を切削した溝に左右のパドル(操作レバー)部が埋め込まれている。そして上下に嵌め込まれたボールベアリングがパドル軸の円滑で微妙な動きを支えている。

通常はパドル操作の戻り力をコイルバネの反発力で得ているのに対し、このパドルではマグネットの吸引力に依って得ている。後部の二個の調整ネジは、左右それぞれのハンドルを指で内側に押した時に最適な力で敏速に戻る微妙な操作力を円滑に微調整可能としている。モデル名"Magnetic"はこの構造を特徴づけている。

後部に見える二つのネジは、磁石の吸引力を変化させてパドル操作圧を調節して、自分が最も快適な圧力に容易にセットすることが出来た。

赤いパドルは、アルマイト処理に依るざら面仕上げでさらさらした指当たりだ。パドル付け根の左右に見える丸い物はレバーに埋め込まれたマグネットで、背面対立位置の調節ネジの頭部鉄片との間に生じる磁力によって最適な操作圧を生み出している。

本体  横幅:102mm 奥行き:107mm (パドル込み) 高さ:55mm

ベース 横幅:102mm 奥行き:78mm 厚さ:20mm

重量 :約 1.4Kgr

裏側には配線溝と、端子.
コメント (2)
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