フィリピンの西の海上に浮かぶ小さな珊瑚礁、スカボロ・リーフ
中国が領有を主張しているが政治的には紛争の種でもある。
凡そ10年ぷりに中国人、フィリピン人を含む国際チーム数名がこの小さな珊瑚礁に上陸してアマチュア無線の電波が出ることになった。大波がくれば隠れてしまいそうな小さな島から主にモールスコードによる通信と音声に依る通信で世界中が沸き返ったが約1週間の運用が明日5月6日の朝9時で終了する。
今回、ラジオテレタイプによる運用が始めて試みられると期待した。それも実現せずに間もなく終わるかと思われた最終日の今日、21MHz帯でラジオテレタイプの運用が実現した。
運用開始を知った多くのアマチュア局が可能な限りのパワーを振り絞って呼びかけて蜂の巣を突いた様な状況になった。勿論私も沢山の渦に飲み込まれそうになりながら必死に呼び続けた。そして凡そ30分後、自分のコールサインがコンピュータの画面に現れた。リーフから応答が有ったのだ。直ちに応答しこちらからのメッセージを送って、交信が成立した。
朝から僅かなチャンスに期待して無線機の前に座り続けた辛抱に答えが出た瞬間だった。
中国が領有を主張しているが政治的には紛争の種でもある。
凡そ10年ぷりに中国人、フィリピン人を含む国際チーム数名がこの小さな珊瑚礁に上陸してアマチュア無線の電波が出ることになった。大波がくれば隠れてしまいそうな小さな島から主にモールスコードによる通信と音声に依る通信で世界中が沸き返ったが約1週間の運用が明日5月6日の朝9時で終了する。
今回、ラジオテレタイプによる運用が始めて試みられると期待した。それも実現せずに間もなく終わるかと思われた最終日の今日、21MHz帯でラジオテレタイプの運用が実現した。
運用開始を知った多くのアマチュア局が可能な限りのパワーを振り絞って呼びかけて蜂の巣を突いた様な状況になった。勿論私も沢山の渦に飲み込まれそうになりながら必死に呼び続けた。そして凡そ30分後、自分のコールサインがコンピュータの画面に現れた。リーフから応答が有ったのだ。直ちに応答しこちらからのメッセージを送って、交信が成立した。
朝から僅かなチャンスに期待して無線機の前に座り続けた辛抱に答えが出た瞬間だった。