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明日を楽しく

釣り、カメラ、アマチュア無線、アウトドア、DIY、何でも思いっきり、明日の楽しさを求めて今日を生きる徒然日記

ナイフコレクション-5

2007-07-21 | コレクション
 WILDWEST (by Fasinter)


 御徒町のガード下、アメ横のナイフショップで物色していたら店員が「これ切れますよ」って手渡してくれた。木のハンドルは実用以外の何物でもない、刃に指の腹を当てた感触が良かったので奨められるままに買った。
 以来約10年間仕事中も遊びに出た時も、ズボンのポケットで常に陰日向無く私の分身になってお供をしてくれたナイフだ。鋼は銀紙1号、抜群の研ぎ易さ、炭素鋼の切り出しナイフを研ぐ様な感じなので毎日使っていても苦にならなかった。切れ味が落ちれば直ぐに研げば元通りになる安心感、何時の日だったか、木のハンドルが片面剥がれてしまった。何度か接着剤で貼ったが接着剤が合わないのか使っている内にまた剥がれて、何度目かに剥がれた木片を紛失してしまった。そんな訳で今は保管庫で休眠中だ。その内に材料を探して加工して現役復帰させてやりたいと思っている。
 全長:140mm 刃渡り:57mm

ニコン F ファミリー

2007-06-24 | コレクション
 ニコンF Nikkor-S Auto 50mm f1:2、Nikkor-H Auto 28mm f1:3.5、Nikkor-P Auto 105mm f1:2.5


 買ったのは確か昭和37年だと思う。保証期間を少しでも長くと考えて1年くらい後でユーザー登録したので手元に残っているニッコールクラブ会員証は昭和38年7月になっている。社会人になったばかりで、「1万3千800円」と言う歌が流行った時代だった。f1.4付きは、どう頑張っても買えなかったのでf2付きで買った。それでも給料3ヶ月分すっ飛んだ。頑張って105mm、28mmと買い足した。その頃、ミノルタSR-1、アサヒペンタックスS2、キャノンPなど短期間で手放したがニコンFは生涯の友になった。

Nikon F #6473232
Nikkor-S Auto 50mm f1:2 #552838
Nikkor-H Auto 28mm f1:3.5 #315116
Nikkor-P Auto 105mm f1:2.5 #155510

 このレンズ3本で何でも好きな物が撮れた。何万枚撮ったか分からない位シャッターを切ったがいまだに健在だ。
 勿論遙か昔に現役引退したのだが、ニコンはこのオールドカメラを今でもオーバーホールしてくれるのは嬉しい。信頼の証だ。シャッターは、快適にパシャッ!と切れる。

ナイフ コレクション-4

2007-06-22 | コレクション
 ガーバー FSⅡ V.Steel


ファクトリーナイフの代表的なブランドのガーバー、ガーバーと言えばバスコウェア・スチールが直ぐに頭に浮かぶ。獲物を捌くために求められた反りが独特な美しいカーブを描いていることと、厚さ10mmというスリムなブレス製ハンドルにアクセントとして填め込んだ黒檀が全体にクールな感触に僅かな暖かみを与えている。何とも言えない魅力を感じるナイフだ。


 ガーバーはこのハイカーボン工具鋼を好んでナイフに使った。このナイフは当時生産された殆どのモデルがSUSになって居て、同じ形のフォールディングナイフが何種類か有った中で唯一バスコウェア鋼が使われていた。このナイフを最後にV.Steelは生産を終了したのだが、ちまたの話では後になってドロップポイントに形を変えて少量を限定再生産されたそうだ。(ドロップポイントとは、刃先が反り返らず、丸くなっている形)

全長:204mm
刃長: 77mm
重量:140gr

LONGINES 9 Grands Prix

2007-06-21 | コレクション
 ロンジンの懐中時計、ケースには1914年と書いてあるが、元々このケースに入っていた物には違いないのだがLONGINEの文字は見あたらない。銀座の真ん中で1930年代主にスコッチウイスキーを輸入販売していた亡父の店に借金した時計店(今は有名時計メーカーになっている)の番頭さんがカタに置いていった物だそうだ。当時、ブラック・アンド・ホワイトを1本持って伊豆の熱海温泉へ行けば一晩賑やかに遊べたそうだから、売り掛けも結構高額だったのだろう。


 裏蓋は2重になっている。外側は使用中のスクラッチで擦り傷が目立つが1枚開くと中は金、銀のマークなどで綺麗だ。決して豪華では無いが当時の日本ではお金持ちだけが持てる高級品だったのだろう。


 更に内蓋をあけると時計のメカが現れる。大きなルビーが印象的だ。周りを暗くするとチカチカと良く光って綺麗だ。

ナイフ コレクション-3

2007-06-13 | コレクション
"SERE" 刃渡り82mm、全長77mm、重量70gr、ハンドル Stag(鹿の角)

 美しい鏡面仕上げのシースナイフ。刃は薄くしかもフォローグラインドで素材の記憶が定かでないので後日調べて見るが、硬い素材だったと記憶している。
購入時は既に絶版が決まっていたので最後の残り物を買った感じだが良い買い物をしたと悦んだと覚えている。
 購入時の用途は、当時イワナ釣りに山奥の源流部へ釣りに行くことが多かったのだが、釣った魚の始末をするためだった。美しいナイフを川へ持ち歩くのが勿体なくなって数回使ったきりで仕舞い込んでしまった。

ナイフ コレクション-2

2007-06-12 | コレクション
Karshaw 1040、フォールディングナイフ 刃渡り62mm、全長69mm、重さ127gr、ハンドル ブレス+ウッド

 ファクトリーナイフだが、念入りに作られたフォールディングナイフだ。ブレードを開いたとき、全くガタがなくまるでシースナイフの様な頑健な仕上がりは持つ者に安心感を与える。握った時に安物には無い手応えを惜しみなく与えてくれた。小さくても重厚な友を感じさせてくれる逸品だ。



ナイフ コレクション-1

2007-06-11 | コレクション
 ナイフと言うと顔をしかめる方も多い事と思う。
しかし、肥後の守を片時も離さずに育った私にとっては生活と切り離せない道具であったし、常にポケットに入っていないと落ち着かない、日常から切り離せない持ち物なのだ。

 このナイフは、"SPALDING"の名が入っているのみで型名も無いのだが大変良く切れるのでハードなキャンプには常に携行して愛用したナイフだった。材質は多分SUS 440Cだろう、フォローグラインドのブレードは良く切れたし研ぎ易くもあった。ハンドルはメラミン(ベークライト)なので多分実用品を目的として製作された物だろう。購入は1975年~78年頃と記憶している。今のナイフブームが始まる前の時代だった。買った目的も当然だが実用のために買ったので、銀山湖(奥只見湖)などの奥地に分け入る時には藪こぎでツタやクマザサを払うのに重宝した。あまりハードで無い普段のキャンプで無造作に使うには刃渡りが少し長すぎて扱い難い面も有ったので保管庫入りして現在に至っている。刃渡り135mm、全長262mm、重量236gr