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世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

子供のように Like a Child

2013年05月20日 | 人生
「まるで子供ね」

とよく言われる。


そう言われることを結構気に入っている。


「いい歳こいて」とバカにされても、

褒められていると受け取る体質が自分の中で出来上がっている。


何といっても、打たれ強いもんで。



誰が言ったかは知らないけれど、

「男は大人の顔をした子供

女は子供の顔をした大人」
 とは至言だと思う。



ご存じ、『ピーターパンシンドローム』というものがある。

これは精神障害である。


ピーターパン症候群(Peter Pan syndrome)は、


現実の自分の能力や状況、環境を受け容れられずに

どこかにもっと素晴らしい理想的な場所・幸福があるはずだと思い込み、

いつまでも自己アイデンティティを確立できない

『青い鳥症候群』と似た部分がある「不適応状態」(Stress-related disease)なのである。



『ピーターパン症候群』の最大の特徴は、


苦労・努力・責任を伴う現実社会や職業活動(経済活動)などに興味・意欲が持てなくなり、

大人として見られる年代になっても精神状態が退行して、

自分のやりたいことや楽しいこと、責任を伴わないことにしか取り組むことができないという事にある。



永遠に子どものままで『好きなこと・楽しいこと・優しく守ってくれる人』に包まれていたいという『ピーターパン症候群』では、

精神発達の停滞や現実への不適応観、責任を果たせない自己不全感などの症状が出てきやすく、

『大人としての責任・自立のための経済活動』に直面すると強いストレスを感じて

パニック発作・抑うつ感などの心身症状が出やすくなる。



『大人になりたくない・職業活動をしたくない・社会的責任を取りたくない』という『ピーターパン症候群』は、


現実社会の価値観・構造の変化が急速になっていて適応が難しくなっていること、

楽しいことばかりの娯楽的な消費社会において生産活動(仕事)のストレスだけが突出して強まっていること、

モラトリアム(進路選択に迷う猶予期間)を容認する親・社会風潮があることなどが影響していると考えられる。



楽しいことだけをしてやりたくないことはやらないままで済ませたいという

幼児性や甘え、依存心が『ピーターパン症候群』の根底にあるが、


自分がやるべき本業(仕事)への関心・意欲だけが阻害されるという意味では、

ニートの心理・自己評価とも関係する『アパシー(apathy)シンドローム(退却神経症)』の要素も持っている。




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残念ながら(?)ボクノ場合はそうではない。


どちらかといえば、

『コナンシンドローム』かもしれない。


「見た目は子供、頭脳は大人」なんてね。



あるいは、『ディズニーランド・シンドローム』かも。


つまり、ディズニーランドの世界のように、

冒険や感動、華やかさ、面白さに溢れた世界で

何の不安や悩み、ストレスもなく生きていきたいという理想が内面にある。



だが、現実社会では

そういった幻想や依存性を抱えたままでは生きていくことが難しいという現実原則もある。


それにもかかわらず、敢えてその理想を追求していく生き方をする。


だから、行くとこ行くとこでトラブルを引き起こすのかもしれない。


子供は誰しもトラブルメーカーなのだ。




精神分析のリビドー発達過程において、『快感原則』から『現実原則』への転換が起こるように、


“幼児的な全能感・魔術的な思考(他人を操作して何でもして貰えるという幼児的な願望)”が去勢されることによって、

人は自分の人生を自分で切り開いていくという「自立心・責任感」が芽生える。(wikipediaより)



その辺はしっかり押さえておきたいものである。




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マドンナの歌に♪Like a virgin♪があるが、


♪Like a virgin(まるでヴァージンのようね)

Touched for the very first time(初めて触られた時みたい)♪


のように、Like a child

have [be trying] experience for the first time


はじめて経験するように、

何事にも好奇心(curiosity)にあふれているのだ。


何でもやってみたくなる。

まるで子供のように。



そう「まるで子供ね」 といわれるとボクはすぐにとろけてしまうのだ。






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以下、wikipediaから抜粋しておく。

関心と時間なる人は読んでね。



「ピーターパン」は人間的に未熟でナルシズムに走る傾向を持っており、

『自己中心的』・『無責任』・『反抗的』・『依存的』・『怒り易い』・『ずる賢い』というまさに子供同等の水準に意識が停滞してしまう大人を指す。

ゆえにその人物の価値観は「大人」の見識が支配する世間一般の常識や法律を蔑ろにしてしまうこともあり、

社会生活への適応は困難になり易く必然的に孤立してしまうことが多い。


また「ピーターパン」は年齢的には大人の男性である「少年」で、

母親に甘えている時や甘えたいと欲している時に、母性の必要を演じる傾向も持ち合わせている。

(所謂幼児回帰の要素も含んでいる)



ピーターパン症候群患者の心理学的なアプローチとしては、言動が「子供っぽい」という代表的な特徴をはじめ、

精神的・社会的・性的な部分にリンクして問題を引き起こし易いという事が挙げられている。


過去に解析されてきた事象のほとんどでその症状に陥ったと思われる人物が「男性」であるという点も

この症候群が男性にのみ訪れるという特色を示している。

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