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書くことから逃げない

2018年12月27日 | 100の力
来年、ボクの本を出してくれる出版社はとてもユニークだ。

この出版不況の中にあって、150%の成長率を見せている。


SNSを駆使したマーケティング戦略を通じ、

40歳代の会長・編集長兼社長・営業とトロイカ体制の下、

イベント、セミナー、パーティと3種の企画をタイムリーに行っている。


いわゆる、いまどきの会社である。



ところで、

一冊の本を書くということは大変な作業です。


まず、

当然のこととして、書かなければ始まりません。


いくら素晴らしい構想があっても、

書かなければ本までたどりつけません。


だけど、いきなり書けと言われても、

そうそう書けるものではありません。

書き癖をつける必要があります。


今は、ブログという便利なツールがあります。

ブログで書き癖を養えます。

毎日歯を磨くのと同じ感覚です。


テーマや内容も、出版の趣旨に沿ったものにすれば

それを書き溜めることで一冊の本の原稿ができます。


メガブロガーの人が、ブログ出版をするのはいい例ですね。


ところがこのブログ、

今年の初めに、よしブログを書くぞと新年の誓いに挙げた人も多いはずですが、

さて、実行できましたか。

ほとんどの人ができていないでしょう。


それは、

難しく考えるからです。

日記なんだから、

好きなことを好きに書けばいいんですよ。


人からなんて言われるかなんて気にしなくていいんです。

ボクもよく怒られます。

一昨日も怒られました。




ブログも本も、

自分のヌードを見せることなのです。

洗いざらい開陳するのです。


恥ずかしいことも見せなければなりません。

(文字通り、ご開チンです)


でないと、

人の心は打ちません。

共感は呼びません。


人の誹謗中傷以外なら、

想ったこと、感じたこと、行ったことを何でも書いてください。


最初からうまく書こうなどと思う必要はありません。

書いているうちに洗練されてきます。


それがブログなのですから。


自分にしかない世界観を思いっきり表現してください。



ブログの効用は計り知れません。

すぐにビジネスや収入に結びつかなくても、

ブログを書き続けることの恩恵は数多とあります。


その一つが、

自分を見つめなおすことです。


頭の思考を文章化することで、

それはよりクリアになります。


おぼろげだったものが、

具体性を帯びて見えてきます。 


情熱という形のない蒸気を、

冷却することで水という物体に変えるようなものです。


一種の興奮状態である点火したエンジンを、

ラジエーターで冷やして車を動かすようなものです。


夢はこうして実現します。


ボクは、毎朝PCを起動させ、

キーボードを叩く前に、

必ず瞑想をします。

ほんの1~2分でもいいのです。


それは、

熱くたぎった構想やアイデアを

文章化するための儀式のようなものです。


情熱を冷静に変えるのです。


恋があまりに強く惹かれ合うとうまくいかないように、

そこにはしっかりと自分をを見つめる冷静な時間が必要になるのです。


頭は少年のように熱く、

心は老人のように穏やかに。





【追記】


以下は、出版社の会長の弁である。(抜粋)


著者になりたい、出版をしたい、という人は本当にたくさんいます。

でも、なれるのはほんの数%のひとだけです。


課題をクリアしていけば、一冊の著者には必ずなれるのですが、

それでもなお、その壁を抜けてこれる人は僅かです。


理由はいくつかありますが、

そのなかでも意外にも多いのが、『書けない』ということなんです。


コンテンツもある、企画もよい、出版してもよい人なのに、

原稿を書けないのです。

しかし、これを乗り越えるのが著者です。



著者というのは、1つの世界観を自分で創った人なのですから、

その世界を表現できるのは、やはり、その著者でしかないのです。


多くの著者はベストセラーを夢見ます。

もっと原点に戻って欲しいと思っています。


それは、『届けたい人に届ける』ということです。


別に90%の人につまらないと言われたっていいじゃないですか。

10%の人が心を打たれて、

あなたの言葉のおかげで救われたり、

夢が叶ったり、

何かが解決されることは素晴らしいことじゃないですか。


自分の世界観なのだから、世界観の違う人とは合わないのは当たり前なんです。


同じ地球で、同じ日本に住んでいても、実は違う世界で生きてるんです。

だから、違う世界の住人のことを考えなくてもいいのです。


言葉を通して、自分が創り出した世界観を完結されること。


まずは迷わず書き上げて欲しいのです。


例えクセがあっても、それがその著者の言霊です。

綺麗な言葉じゃなくてもいいのです。

むしろ、泥臭い言葉こそが、人の目には綺麗に映るのかもしれませんよ。


著者である以上、

著者になるために、

『書く』ことからは、絶対に逃げて欲しくないな、と感じるのです。






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