世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

旅から帰ると......

2018年11月16日 | 
また生きて帰ってきた。

(本来、「生かされている」といったほうがふさわしい)


いつどこで死ぬか、わからない。

旅はいつも死と隣り合わせだ。


死を覚悟して旅に出ることは

以前にも書いた。


事故、事件、災害、何でもありだ。

飛行機はもちろん、

バス、バイク、タクシーにしても。

そして船も。

馬も。

暴漢に襲われることも。

(もちろん、日常生活においても起こりうることだが)


特に、深夜バスでは、

運転手の居眠りが最も懸念される。

なんせ、10時間以上も一人で運転しているのだから。


それらを切り抜けてこうして生き(生かされ)て帰ってくる。

これはそれだけでも奇跡なのだ。


そこに意味がある、と思っている。

使命を帯びているのだ、と。

(この世に生まれてきたこと自体が

何らかの使命を帯びているのだが)


その使命とは何か?


旅に意味づけするなら、

「使命探しの旅」とでもいうのだろうか。


究極の人生の目的は、

愛する人を守り、幸せにすること。


愛が親子、配偶者といった特定の人にとどまらず、

世界中に行き渡った時、

それは「博愛」となるのだろう。


たった一人の人を愛し、守り抜くことも素晴らしい愛ならば、

旅先で出会って、感銘を受けた人々に貢献することだって、

愛に違いない。


本来、愛する人と一緒に旅するのが最良だと思っている。

同じ夕陽を見て、食事を共にする。

そういう人がいればの話だが。



これからの旅を「貢献の旅」ととらえ、

残りの人生を「恩返しの人生」と意味付けている。


施しや哀れみとか、同情といったものではなく、

共感できるもの。


真摯に生きている姿は美しい。

それは心に伝わる。


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食事やマッサージが安いということは、

それに携わる人たちの人件費も安いということだ。



企業は人件費の安いところを求め

進出する。

人件費が上がれば撤退し、

また次の場所へ移っていく。






一時間、400円や600円のマッサージがあるということは、

その人の人件費は、時給100円か200円くらいなのだろうと推測がつく。


6時間ほど付き合ってくれた

サイドカー付きのバイクのドライバーは、300円だった。


8時間のボートでの湖巡りは、

船頭、ガイド二人の若者がつきっきりで、

2000円だった。

胴元(船主)が半分とるとして、

彼らは時給70円にも満たない。




一日$1以下で暮らしている人が世界には3億人いるともいわれている。

タクシーやバイクの運転手も、

一日$5~10売り上げがあれば何とかなるのかもしれない。

(ガソリン代や車のメンテも含めて)






【追記】


死ねたらどんなに楽だろうかと思う。

この世は修業の場。

まだ天に召されるには未熟だということ。


その修行をいかに楽しむかが課題である。


楽を求めると、苦しみは一層増す。

苦を受け止め、楽しみに変えて励めば

それは成就する。


「瞑想」はその手段の一つである。


英語が世界における人と人とのコミュニケーションツールであるとするならば、

瞑想」は、自分自身とのコミュニケーションツールである。





今のボクにとって、

旅は、

単なる物見遊山ではなく、

修行の場となっている。


いわゆる、

旅ではなく、もはや「行脚」である。







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