世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

いい人には気をつけろ

2011年05月06日 | 人生
魅力的な人には


当然のように

いろんな人が寄ってくる。



いわゆる

「引き寄せの法則」 が働く。



だが


殆どの人は


下心を持っている。




これも至極当然なことだ。


最初から無私無欲の人など

ほとんどいないに等しいのではないだろうか。



むしろ

最初から

「いい話」 を持ちかける人は

気をつけたほうがいい。



本当にいい人の、いい話なのか


悪い人の、いい話なのか。


見極める必要があるが

これがなかなか難しい。




ときに


善意と打算が共存している場合があるからだ。




殆どのいい話には

裏がある、



と思った方がいい。




しかし

警戒しすぎて

すべてを疑うと



ホントにいい話さえ逃がしてしまう。



つまり


「幸運には後ろ髪がない」 例えだ。





ボクは基本的に

「来る人は拒まない」 主義だ。



だから

話には一旦乗ることにしている。



乗りかかった船には

まず乗ってみる。



ただし


救命胴衣や浮輪、

救命ボートの確認をしておく。





ボクは

個人的にビジネスを一緒にやる人とは



必ず、「同意書」 を作成してサインをもらう。



お互いの協力関係を明らかにして


利益配分をきちんと明記する。




少なくともこれをやらないと


後で必ずもめる。


(同意書をとったからといっても

100%安心ではない)





必ず問題は起きる

と思っていた方がいい。






だが

高い志と理想を掲げているなら


神は、あるいは天は


「救いの使い」 を送ってくれる。



それは

いろんな姿、形をしていて


一見しただけでは

どれが 「天使」 なのか分からない。




形すらない場合もある。



ある程度、

深く付き合う(係わる)必要がある。



媚びず、諂(へつら)わず

毅然かつ真摯に対応していれば



悪魔の使いなら

そのうち向こうから消えていく。



よく

成功哲学的な書物に

「成功者と付き合え」

とか

「自分より優れている人と付き合え」

などと書かれているが



ボクは

むしろ


云わば 「落ちこぼれ」 た人とよく接してきた。




確かに

一文の得にもならない、ようだ。


むしろ負担を強いられることが多い。




だけど

相手は


かなり得している時があるように見受けられる。



それでいい。


相手が得することをする。




自分が得をしようとすると、


騙されたり

失敗することになる。





相手にとって

ボクが都合のいい人間になってあげることこそ


インパクトの大きい道を歩くことができるのではないだろうか。




見返りを求めないこと。





縁があって

出会った人なのだから



どんなひとでも

必ず相互に意味のある人なのだ。




出会った人


一人ひとりを大切に。




騙そうとする人も


こちらに欲がないと


騙しがいがないから


去っていく。




去る者は


深追いせず、

引き留めず。




戻るべき人は

必ずまた戻ってくるのだから。


(「腐れ縁」 という)

男も女も。





結論を言えば



ビジネスに係わらず

人生は



「金」 次第ではない。



いや


「金」 次第の面は否定しないが


それ以前に


「人間関係」 次第。



今まさに


「コミュニケーション能力」 が求められるのはそのためだ。




なぜなら

お金は、


人間に付着しているものだから。




「人間関係」 は


「出会い」 で決まる。




そして


すべての出会いは


自分自身を映し出している。





自分を磨けば


自ずといい出会いが待っている。





そして


いい人間関係を築けば


お金は回るようになっていく。




「金は天下の回りもの」 といわれる所以だろう。





お金だけを必要以上にため込む人は


人の憎悪や邪気をも一緒にため込んでいる。






すべての事象は


自分単独では決まらない。




そこには


良い悪いに拘わらず


「人と人とのかかわり」 が必ず存在する。



それだけに

人を見る目を養うことが重要になってくる。





基本的に

悪い人間はいない。



逆に


最初から

いい人間も、

そうはいないものだ。







まずは


今日出会う人を虚心坦懐に受け入れてみよう。




自分から心を開こう。




そして云おう、


「私は、あなたのために何ができますか?」 と。


心底から、そしてにこやかに。

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