世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

海外進出(ベトナム編)の実情

2011年02月02日 | 国際
ホーチミンで居酒屋を営む

ある日本人の方から貴重な現地情報が届いた。




『新規商い情報と現状Gap』 と称して。



以下要点を抜粋;





居酒屋は慎重期して開店しましたが・・


現実は厳しい経営状態。




理由は

和食店が毎月開店Rushで

既に過当競争・淘汰時期と激変。



それに伴い「家賃高騰と人件費高騰著しく」儲かりません。



また従業員定着悪く・・また求人が上回ってきてる様子。





何とか・・また副業も探させてますが・・

多忙で手がけてません。


(不動産が一番ですが外人規制有り)

また外貨持ち出ししは7,000ドルまでと厳しき為替管理あります。




最近日本では

「同地は新幹線・原子力BigProject及び中国受け皿など」

ベトナム好景気と囃してますが・・・


(実態は・・逆)


現地行けば日系企業はぼやき(賄賂横行と外人規制で)


「賄賂と労賃高騰と引き抜き規制の

めまぐるしく変わる(為替持ち出し)規制強化で

(外人)には利益がまわらない様子。




最近繊維・家具系日系企業は


労賃安い・・隣国(バングラデシュ・カンボジア他)移転始めた様子。




また日本居酒屋・寿しChainが日本不況にて特に関西居酒屋も同地移転。


毎月ラーメン店が開店の始末。



また日系企業の接待激減で

高級和食(花蝶・紀ノ川など)撤退してきてます。



唯一ベトナム人(Owner日本人補佐)「寿司BAR}が5号店まで拡大

一人勝ち


(これは顧客を日本人より外人・現地人Targetで成功しています)




また関西の山口組など現地で(地上げ・売春介入及び酒販売など)進出

顰蹙買っている様子。

故に先の「焼酎も同様とのことでヤクザの商圏化」




この3-4年。

同国には化粧品会社とTie-Up

エステ(既に40軒あり無理)・

シュークリーム菓子パン技術移転・

・ニチレイOBと日本向け海鮮魚介類の双方商い

またSoftShell・和箸の輸入などF/Sしてきましたが・・


ことごとく調査段階で無理無駄でした。



また日系工業団地内「食堂経営」」など検討しましたが

(政府干渉多すぎ外人には無理)


などこの3-4年間の激変。




理由は


共産圏特有の毎年めまぐるしく変わる(外人向け)為替・労働・投資及び

就労VISAなど毎年激変



共産圏は規制がその都度変えて

また賄賂が日常茶飯事。




CC)現地日本人に気をつけて・・?!

(当方も引っかかりましたが・・)食い詰めた日本人が現地散見。



他方ベトナム人は計算高く・男は信用できません。



ホーチミンは(共産権下の)ハノイより

「多少自由商い」とのことでしたが

上述がこの1-2年の激変情勢です。




ホトホト・・疲れました

(正直・・これほど規制激変予測してませんでした)









と結ばれている。






当然のことだが


何をするにも

どの世界も甘くはない。




沈下気味の日本より


海外はバラ色に見えるかもしれないが・・・。





沈む舟にしがみついて水をかき出しながら助けを待つのか


海賊船かもしれない船に飛び移るのか。




留まるも進むも



個人の判断は自由だ。





とまれ

 上の報告に

  海外戦略の重要なポイント(ヒント)が述べられている。



それは


長くなったので

また後日・・・。