Retriever Legend's blog

散歩好き、本好き、惰眠好き、犬大好きの彼(旦那)の戯言を僕が代弁します。

共・有時試論 その17

2011-09-18 18:43:59 | 異形の滓
4-5 言葉と革命について

アジアの社会主義国家は11カ国 (中華人民共和国 ベトナム社会主義共和国 ラオス人民民主共和国 朝鮮民主主義人民共和国  モンゴル人民共和国 カンプチア人民共和国 ビルマ連邦社会主義共和国 イエメン人民民主共和国 アフガニスタン民主共和国 イラク共和国 アラブ連合共和国) ありましたが、現在は4カ国です。

高度に発達した資本主義経済から社会主義経済へ移行(進化?)したのではなく、米ソの拮抗(冷戦構造)も絡みますが、旧宗主国からの独立(植民地、半植民地状態からの独立)が大きな事由と考えます。
多くの社会主義国は資本主義に移行(進化?、脱走?)しました。

南米では、1990年代末より選挙により社会主義をめざす政党が政権を担っている国が多勢となり、また、北アフリカではジャスミン革命の影響が続いています。

それぞれの国をみると、社会主義国家への移行(進化?)、また資本主義国家への移行(進化?、脱走?)の必然性は理解できますが、各国の体制の移行をひとつの大きな動き(波、塊)として見ますと、ある期間にまとまって生起することに理由があると考えてしまいます。

分子生物学関係の雑誌か書籍に、同じ種であれば地球上のどの場所であっても染色体構造の変化は一斉に起きる旨が書かれていました。瞬時に起こるのか何十万年、何百万年なのかは失念。(その本は見つけ出せませんでした。)
*生物の進化の考え方は「進化の総合説」が主となっていますが、この考え方の位置づけは未確認です。

また、量子力学において「量子のもつれ」(Quantum entanglement)多体間の相関の概念があり、手元のサイコロを振ってⅠの目が出たとすると地球の反対側(月でもアンドロメダのひとつの星でも)でもサイコロを振るとⅠの目が出る相関があるとされ、様々な実験で実証されていますが、なぜそのようなことが起こるのかの説明が多々されていますが、まだ、ストーンと来ていません。

あらゆる地域(国家)の染色体構造の変化を促す、サイコロを振るのは「価値」なのでしょうか、それとも「思・妄念」なのでしょうか。



「5-2今、ここへ」でも若干触れますが、「主体-客体の二項図式」をどの様に転換するのか、古典物理学の因果律法則には限界があります。