Retriever Legend's blog

散歩好き、本好き、惰眠好き、犬大好きの彼(旦那)の戯言を僕が代弁します。

鈴木翁二

2008-12-30 08:18:34 | 漫画・劇画
漫画その4

「ガロ三羽烏」の1人です。
日本読書新聞(*)の書評で「抒情」だと書かれており、初めて手にしたのが「東京グッドバイ」です。

漫画本で初めて残りページ数が気になりながら読んだ本です。
友人に勧めたところ、読み終えることが「もったいない」と思ったと。

鈴木翁二の漫画本も何冊かあります。
特に鈴木翁二のバイブル3部作と言われる『オートバイ少女』、『マッチ一本の話』、『工作者の散歩道』(青林堂 限定版)の短編集は、市場に流通していないようです。**

昔日、友人が鈴木翁二宅を訪れ、20枚の色紙を描いてもらい、1枚E万円で売っていました。(友人は、神田で店を構えています。)

彼が言うには、「今、鈴木翁二は札幌に住んでいるから、限定版にサインを書いて貰ったら。」と、住所を教えてくれましたが行きませんでした。
現在は、札幌には住んでいないようです。


「東京グットバイ」(北冬書房 限定版)


三部作より「東京グッドバイ」(青林堂 限定版) 『オートバイ少女』積読山脈から発掘できず。


同紙は、黒春のころから愛読していました、『吉本・谷川新聞』などと揶揄もされていました。
馴染みの本屋に、注文本と定期購読していた同紙(84.12.24最終号)を受け取りに行った時、店主に「店頭の最終号は直ぐに売れ、あなたの最終号を是非譲って欲しいと言われましたよ。探し回っている方がいるようですよ。」と言われました。

**
根強い人気があり、復刻されています。


22才の別れ

2008-12-29 07:36:34 | 異形の滓
異形の滓

実家、本屋、飯屋、電器量販店の帰り道に、FMから70年代のフォークソングか流れてきました。
風(伊勢正三、大久保一久)の「22才の別れ」です。

彼女曰く「相手を想う自分の心境を歌っているようで、実は、相手を想う自分が一番愛しいと歌っているだけ。」

最後のフレーズですが、
『あなたは あなたのままで 変わらずにいてください そのままで』
そこまで深読みをしますと、かなり「エゲツナイ」歌詞です。

たとえば、太田ひろみの「木綿のハンカチーフ」(詞 松本隆 曲 筒美京平)に、
『ただ都会の絵の具 染まらないで 帰って 染まらないで 帰って』とあります。
同じ事が言えます。



年末年始休暇で、かなりノンビリしています。
雑読の合間に、「ボー」として過ごしています。

雑読による妄念は、ややもすれば他者の思索を延長した位相で終結することが多々あります。
様々な方々のレビューを読みましても、自身への切り込みが欠落、または希薄な営為に溢れています。

本来「ボー」は、脳髄がオーバーヒートする徹底さが必要なのですが、この頃はそこまで辿り着く前に、他に関心が移ってしまいます。

白い季節が、原因としておきます。

さて、年賀状に取り掛かるとしますか。


政教一致

2008-12-28 09:22:39 | 未分類
ちょっと一服

石井一、亀井静香、菅直人らが、公明党とカルト学会との政教一致について、予算委員会等で内閣に問い質しています。

08.10.07予算委員会で菅直人代表代行の「オウム真理教と真理党」をダシに、「公明党とカルト学会との政教一致」を当てこすった質問に対する、法制局長の答弁が撤回されたとの、扱いの小さな記事がありました。(後段に全文引用)

長官の国会答弁は、憲法や法律に関する政府解釈を答弁するものであり、前代未聞のことです。

参議院HPの質問主意書情報には「平成二十年十月七日衆議院予算委員会における内閣法制局長官答弁に関する質問主意書 提出日. 平成20年12月15日. 提出者. 山口那津男君」の情報しかなく、質問主意書の本文はまだ掲載されていません。

カルト議員、否、失礼、公明党議員山口那津男の質問主意書には、宗利宗略が読み取れるのでしょう。
つまり、「公明党と創価学会の関係は政教一致」を暗示する答弁だから撤回を求める主旨なのでしょう、きっと。

「矢野元公明党委員長の証人喚問」、「イケダモノ先生の証人喚問」を早急に実施し、白黒をつければ良いだけのことです。



法制局長官答弁、異例の撤回=政教分離問題、民主・菅氏は反発(08.12.24時事通信)

 政府は24日の閣議で、オウム真理教と政教分離をめぐる衆院予算委員会での宮崎礼壱内閣法制局長官の答弁について「誤解を与え、従来の政府の見解を変更したとも受け止められかねない」として撤回する答弁書を決定した。公明党の山口那津男政調会長の質問主意書に答えた。内閣法制局は憲法や法律に関する政府解釈を決定しており、長官の国会答弁を撤回するのは極めて異例だ。
 宮崎長官は民主党の菅直人代表代行の「オウム真理教の麻原彰晃死刑囚が党首だった真理党が権力を握りオウムの教えを広めたら政教分離に反するか」との質問に対し「宗教団体が統治的権力を行使することに当たり(政教分離を定めた憲法20条に反し)違憲になる」と答弁していた。
 山口氏はこの答弁について質問主意書で「事実を仮定しての質問に法制局長官が答弁したことは不適当」と撤回を要求している。
 これに対し菅氏は同日、記者会見し、「一度は麻生太郎首相も認めた答弁が覆されるようでは日本の民主主義が揺らぐ。極めて重要な問題だ」と反発、次期通常国会で予算委員会の集中審議を求め、首相らに経緯をただす考えを示した。 


古賀発言

2008-12-26 06:32:03 | 未分類
ちょっと一服 No.48

カルト学会に選挙地盤が侵食され続け、危機感を持っている古賀選対委員長の発言がクローズアップされました。

古賀氏と自民党各派閥の事務総長らとの十五日夜の会合。僧侶でもある町村派の谷川秀善参院議員が「宗教関係者らに協力を求めると『公明党を切れ』と言われる」と話すと、古賀氏が引き取った。「比例議席をみすみす公明党に渡していいのか。『小選挙区は自民、比例も自民』だ」(08.12.16産経)

福田前総理と同様に麻生総理は、公明党に対しては嫌悪感(定額給付金、解散時期、消費税等)があるのでしょう。

古賀発言に首相はにやっと笑って…(08.12.15産経 麻生首相ぶら下がり詳報より)
「(にやっと笑って)あのー、正直、古賀選対委員長がどういった気持ちで言われたんだか、私、ちょっと真意が全然はかりかねますし、以下略」

で、飛入り参加したのが、報道ステーションのアンカーマン気取りの古舘。

「公明切れば自民勝てる」 怒りの古舘「そんなこと言っていいのか!」(08.12.16 J-CAST)
「報道ステーション」2008年12月15日の放送で、自民党の古賀誠選対委員長が「公明党を切れば自民党は衆院選で勝てる」と発言したことについて、キャスターの古舘伊知郎さんが、「こんなこと言っていいの!?自民党は公明党の力をずいぶん借りてきた」と「怒りの発言」をし、視聴者を驚かせた。

当の公明党は、あからさまに拒否反応を示しました。

太田公明党代表、古賀発言を「とんでもない」と批判(08.12.20産経) 記事略



「協力関係は今までと変わりない」ことで、まるく(?)収まったことになりましたが、古賀氏の持論は「公明党と手を切れ」であり、今回の発言は確信犯です。


新・失われた10年

2008-12-25 21:06:45 | 未分類
ちょっと一服 NO.47

麻生総理の政治屋としての目的は、総理になることが究極の目的であり、首相になって「国家のために」なんてことは微塵も考えていません。
政策に対する発言のブレが、そのことを物語っています。

で、当ブログでは、失言を弄び、麻生総理のイメージアップに貢献したいと(笑)。

08.11.19医師の資質について「社会的常識がかなり欠落している人が多い」
08.11.20経済財政諮問会議で「たらたら飲んで、食べて、何もしない人の金(医療費)を何で私が払うんだ」
08.12.19ハローワーク渋谷で「何をやりたいか決めないと就職は難しい」

これらの発言は批判を浴びましたが、本人は何故批判されたかは理解していないと考えます。

バブル景気が崩壊した後1991年頃から「失われた10年」(平成不況、複合不況)と言われましたが、現在は自民、公明二党が原因の与党不況の「新・失われた10年」と言えます。

麻生総理がマスゴミに登場する度に、くだらないパフォーマンスが流れる度に、市井人が離れ支持率は下がっています。



文字の読めない総理の自己責任でしょう。