Retriever Legend's blog

散歩好き、本好き、惰眠好き、犬大好きの彼(旦那)の戯言を僕が代弁します。

日本型資本主義

2013-04-25 09:47:58 | 未分類
よく言われますが「資本主義」は、最悪の経済システムです。

以前にもメモしましたが、新自由主義の資本主義は「貧困」を作り出す事により剰余価値を生み出し、行き着く先は「市民の血」(戦争)により剰余価値を生み出します。

幸か(資本にとって)不幸か(市民にとって)、取って代わる経済システムがないことです。

朝日新聞(4/19朝刊)に、「諮問会議 過度な規制緩和にNO」の見出しで、経済財政諮問会議(4/18開催)において原丈人(初見)の助言で「日本型資本主義」を考える専門調査会をつくることにしたと。
同会議は、「新自由主義」を推進してきており、方向転換なのかウイングを広げるだけのこと(ガス抜き?)なのか分かりませんが、注視したいと考えています。

一方で、産業競争力会議には竹中平蔵(米国資本の手先で、古風な表現では売国奴)がおり、アヘ内閣の路線対立となるのか、単に官僚の玩具と化すのか不明です。

それにしても、経済学者と称される連中は何をしているのやら。
「資本主義を撃て!」との言説を読みたいものです、経済の門外漢として。


「別冊 太陽207」

寺山修司が亡くなって(1983.5.4)30年になります(享年47歳)、自分なりに様々な事柄がありますので、別の機会にメモしたいと思います。


アベノリスク

2013-04-16 10:26:37 | 未分類
アベノミクス

アベノミクスにより株高、円安となったかのようにマスゴミは報道していますが、民主党政権時代に貿易収支悪化により円安が進みだしていました。

アベノミクスは「大胆な金融緩和」、「機動的な財政政策」、「民間投資を引き出す成長戦略」を掲げ、具体的な政策を展開し好循環(インフレ2%、デフレ脱却、名目成長率3%)を描いています。

が、具体的な政策は何ひとつありません、麻生財務相は「おれたちはまだ何もしていない。ちょっとアゴでするだけで株価は2割強上がり、為替も スルスルと円安になった」(2013.02.14)と、無能、無策振りを晒しました。

日銀が想定外(?)の金融政策を発表し、資本には歓迎されていますが、市中に貨幣を湯水の如く流し込んでも、滞留か国外に流出するだけです。また、長期国債も買い入れるようですが、単なる財政ファイナンス(財政の赤字隠し)にすぎません。

一進一退しながらも株高、円安の基調が続いていますが、政府と日銀の口先(アゴでする)により、軽薄な期待効果を煽っているにすぎません。
また、証券会社では「アベノミクス批判はご法度」とされ、マスコミは後日の弁解(景気の悪循環)にささやかな批判記事を小さく掲載しています。

12年度補正予算、13年度予算はバラマキの典型で、消化には14年度までかかると見込まれています。(資材不足、人手不足)
いまだ公共事業神話が跋扈していますが、乗数効果は1.1に過ぎず、バラマキ予算の批判の打ち消しに懸命になっています。

アベノミクスは、景気の悪循環(トリプル安、景気後退、物価上昇、福祉切捨て、生活困窮等)のための政策で、博打そのものです。

6年前の記者会見が再現されるのでは、と予想しておきます。


「安倍首相が正式に辞意表明」(2007.9.12の記者会見 YouTube より)


4.28 

4.28は沖縄デーであり、主権回復の日ではありません。
占領軍がいつのまにか米軍に取って代わって駐留し、戦争責任を問わず、米国の属国を記念する日にしか思えません。

安保を破棄しなければ解決しませんが、安保破棄が現実的でないと考えるのであれば、百万歩譲って有事駐留に安保を改定すべきです。

アヘ総理は、日本の伝統・文化云々と語りますが、単に無思想の1945年8月15日以前への体制回帰(戦前回帰)であり、決して日本の伝統・文化を考えている訳ではありません。(国会答弁で横文字使うな、日本語で語れ、アクセントも正確に!)

自民党の「日本国憲法改正草案」を読むと、国民には「憲法の改正」と表明していますが、草案では「憲法の制定」と明記されており、ぼんくらにも「徴兵制度」が復活することが読めます。


北帰行

2013-04-11 08:45:34 | 未分類
本 棚 

昨年から購入した本の山がTV前を占拠しており、とうとう彼女から「眩暈がする。」と。
やむ得ず(?)ホームセンターに行き本棚3本(多分収まる?)注文してきました。
問題なのは、本棚の置き場所確保と以前から鎮座している本の山々の整理です。

北帰行

先日、夕方の愛犬との散歩時に頭上を雁の群れが旋回しつつ飛び去っていきました。
今春は白鳥の飛来を確認できませんでしたが、今朝の散歩時に頭上から白鳥のお喋りが聞こえてきました。
西に向かっていましたが、やがて北に進路を変え飛び去りました。



現在(今)

時間について特に思念している訳ではありませんが、関連するメモから端折って。

「現在(今)」って何時なのでしょうか、また「何」なのでしょうか。
知覚するあらゆる事柄はすでに起きた事柄であり、生起し続ける事柄の結果(過去)を知覚し認識しています。

「現在(今)」は過去が立ち上っていると表象できますが、果たしてそうでしょうか。知覚するあらゆる事柄については、常に「過去と表象される事柄」と通信(交易)している自己があります。

ただ、基底に置かなければならない事柄のひとつに、「我ならざるが故に我なり」である「個」が、「我ならざるが故に我ならざる」と強いる事柄(政治、経済、権力等のシステム)に対して、拒否、抵抗、反撃、破壊する権利(自然権)を持っていること、があります。