Retriever Legend's blog

散歩好き、本好き、惰眠好き、犬大好きの彼(旦那)の戯言を僕が代弁します。

走り書き NO.28

2015-03-31 12:05:44 | 走り書き

I am not ABE

3月27日「報道ステーション」で、古舘伊知郎キャスターと古賀茂明(元経済産業省官僚)とのゴタゴタが放送されました。

古賀茂明が「早河会長(テレビ朝日) 、佐藤会長(古舘プロダクション)の意向で降板する、菅官房長官はじめ官邸のみなさんにはものすごいバッシングを受けてきた」旨を発言したのが契機となりました。

3月27日番組終了直後の古賀茂明に岩上安身がインタビューしています。

古賀茂明「官邸に抗議することが今回の目的でした。古舘さんは私に『何もできずすみません』と言っていたのであれくらいいいかと思いましたが、古舘さんには立場がある。」(2015/03/27 IWJ Independent Web Journalより)

3月30日菅官房長官は記者会見で「全く事実無根」の旨を述べました。

「安倍官邸と新聞」(徳山喜雄 集英社新書)なんて読むと菅官房長官のコメントなんて嘘八百そのものです。

古舘伊知郎ーと古賀茂明(3月27日「報道ステーション」より)


法治国家?

3月23日翁長沖縄県知事は沖縄防衛局に対して、辺野古沖での移設関連作業を1週間以内に停止するよう指示を出しました。

3月24日沖縄防衛局は農林水産相に対して、移設関連作業の停止指示の取り消しを求め、行政不服審査法に基づく審査請求をしました。

3月30日林農林水産相は、翁長沖縄県知事が沖縄防衛局に出した辺野古沖の作業一時停止指示について、効力を一時停止すると発表しました。

行政不服審査法は、『国民』が行政機関による処分に不服がある場合に、その処分の取り消しを求める制度です。
沖縄県知事の移設関連作業の停止指示は『行政処分』でありませんし(現に移設関連作業は続行されていた)、行政不服審査法第1条(この法律の趣旨)において、「国民に不服申立てのみちを開く」と明記されており、「行政機関に不服申立てのみちを開く」など規定されていません。

アヘ内閣の論理は、「行政機関の不服申立て」について『禁止』と明記されていないから「行政機関の不服申立て」はできると、法の主旨を逸脱した論理そのものです。

行政不服審査法(昭和三十七年九月十五日法律第百六十号)
(この法律の趣旨)
第一条  この法律は、行政庁の違法又は不当な処分その他公権力の行使に当たる行為に関し、国民に対して広く行政庁に対する不服申立てのみちを開くことによつて、簡易迅速な手続による国民の権利利益の救済を図るとともに、行政の適正な運営を確保することを目的とする。


三羽の白鳥

早朝、頭上から白鳥のけたたましいお喋りが聞こえ見上げると、三羽の白鳥が屋根すれすれに南に向かって飛んでいきました。

アヘ首相は、敗戦直前の国策標語「米鬼を一匹も生かすな!」の米鬼の共和・民主両党の「アーミテージ・ナイ・リポート」の提言(集団的自衛権、ホルムズ海峡機雷除去、南シナ海監視等)を具体化するために、米国のダブルスタンダードの「正義」に隷属するために、この島国の若い命をもろ手を挙げて差し出す「安全保障法制」を嬉々として進めています。

ステロイド脳のアヘ首相は、敗戦後70年のこの島国に岐路を捏造し、自ら奈落に向かっています。
が、南にに向かった三羽の白鳥は、やがて北に進路を変えた事でしょう。

庭にやって来た鳥です、数日前に雉が来ていました。


統一地方選

統一地方選を意識して、沖縄県に冷酷なアヘ内閣の印象を和らげようと菅官房長官、官邸は翁長沖縄県知事との面会に前向きの発言を流しています。(統一地方選後は翻すことでしょう。)

以下のメモは特定の候補を揶揄するものではありません。


この北海道でも4月3日に道議会議員選挙が告示されます、そのひとコマを。
彼女が実父と伴に実母の見舞いに行くタクシーの中での会話。

彼女が、公道(砂利道)の砂利をかっぱらった元市会議員と茶髪の中年婦人(道議会議員の妻)との訪問を受けたことを実父に話しました。

実父は、自宅にも来たこととその道議会議員を評価する旨を話しました。
彼女は、その道議会議員は胡散臭いと応じました。

そこに運転手が「その議員は良くない噂しか聞きませんね。もうひとりの候補者は駅前で毎朝演説をしており、誠実さが伝わってくる方ですね。」と話してきたそうです。

職業柄様々な客と接しており、運転手同士の情報交換で「黒い噂」は豊富なのでしょう。

商いをしていたころ「お客」と「宗教」、「政治」の話をすることはタブーと叩き込まれていたのですが、運転手は彼女と実父との会話があまりにも他愛無いため親近感を覚えたのかもしれません。


車から荷物を降ろしていると、毎朝駅前で演説している陣営の政策宣伝カーがやってきましたので、運転手の方に「今度は落とす訳にいきませんよ、前回の僅差なんて理由になりませんよ。」の旨を話しました。
後刻、候補者が政策ビラを自宅に持ってきました。(僕自身は不在)


自民党が地方疲弊の政策を行ってきており、今更「地方創生」なんてあまりにも白々しいです。

僕自身の選挙の争点は「脱原発」であり、この一点で投票します。

 

 


我が軍

2015-03-25 12:43:27 | 走り書き

気付けば3月も下旬

桜の便りが報じられています

桜は
幾つもの事柄に終わりを与える
幾つもの事柄に始まりを与える
古来からの記号なのでしょう


実家裏の桜(昨春撮影)

3.10(1945東京大空襲)、3.11(2011東日本大震災)メディアは数日前から特集等を組んでいました。

東京大空襲で約10万人の方が亡くなられ、罹災者は100万人を超え(wikipedia)被害者や遺族の謝罪・賠償の訴えは最高裁で門前払いされました。
最高裁が国家の被害者や遺族への謝罪・賠償を認めると、「戦争」(国策の誤り)の歯止めになったのではと夢想するところがあります。

また、福島第一原発メルトダウンによる避難者数は約15.4万人(環境白書平成25年度版)にも上ります。
さらにおぞましい事に「福島県民健康調査」(2014.12.25公表)において、小児甲状腺がんで手術をした85人のうち84人が癌と確定しましたが、福島県は専門家による評価部会を開き、「放射線の影響とは考えにくい」との見解を示しました。
15歳以下の甲状腺癌の発症率は年間およそ100万人に1人程度と言われていますので、約29万人(対象者の8割受診)に84人の発症率はどのような理由をこじつけようと「放射線の影響」そのものです。

これは敗戦後満州において開拓にかり出された人々が置き去りにされた「棄民」と同じと考えてしまいます。

* *

アヘ首相は、参院予算委員会(3月20日)の答弁において自衛隊を「我が軍」と本音を述べました。
アヘ首相のステロイド漬け脳髄では、憲法第9条第2項の改正が終わっているのでしょう。

かつての「我が軍」は、海外戦没者約240万人(厚生省HP 2014.3.31現在)のうち140万人は餓死(「餓死(うえじに)した英霊たち」藤原彰 青木書店)であり、大日本帝国陸軍が「神州不滅」、「皇軍不敗」等々で日本国民を洗脳した結果、夢・恋・希望等を青年から奪い、野垂れ死にとしか言えない飢え死にさせました。

「命を賭して守る」べきことは、国民としての価値にではなく、個人としての価値にしかありません。

* * * 

以前にも揶揄しました岩田規久男日銀副総裁(物価上昇を志向するリフレ派)まだ辞任しませんねぇ。

2013.03.05衆議院議員運営委員会の「日銀副総裁人事に同意を求める件」の審議において、副総裁候補の岩田規久男は物価を就任(2013.03.20)してから2年間で2%上昇させる、結果責任については「最高の責任のとり方は、辞職するということだというふうに認識」と述べました。

先の敗戦(国策の誤り)の責任を国民自ら追及しませんでした、また、福島第一原発メルトダウンの責任も誰一人取っていません。

そして、岩田規久男日銀副総裁も。

この島国の「国柄」なんでしょうかねぇ。