キヤノン 続報

朝日新聞において、ゼネコン「鹿島」の裏金報道の続報が他紙と横並びでありました。

09.02.09　鹿島から裏金、コンサル社長逮捕　２．９億円脱税容疑
09.02.10　キヤノンの工事仲介し裏金　脱税容疑、大分の社長逮捕

御手洗冨士夫と大賀規久容疑者の「どっぷり感」が読み取れます。
『背任』の語彙が頭を過ぎりました。

話しは変わって

09.01.06に鳩山総務相は、日本郵政のオリックスへの「かんぽの宿」売却中止を表明しました。
朝日新聞は09.01.18の社説「筋通らぬ総務相の横やり」を掲載。

単に、08.06.18朝日夕刊素粒子で鳩山法相を「死に神」と褒めてしまい、最後は鳩山法相に頭を下げざるをえなかったことの意趣返しのような社説にしか読めませんでした。＊

その後の朝日の記事は、社説など無かったかのように「かんぽの宿」入札の疑念を丹念に報道しています。



＊当ブログの素材にしました。（「死に神08.06.21」、「マンゴー08.06.26」）

キヤノン不買 その17

キヤノンについては、注視し続けています。

大分キヤノンが、請負会社従業員１，１７７人を解雇します。（大分キヤノンが1100人を削減08.12.04　西日本新聞より）

労働組合日研総業ユニオン大分キヤノン分会が、『「減産を理由に契約期間内に解雇予告をされたが、会社は新たな期間社員を募集している」と厚生労働省に指導を申し入れた。同日の参院厚生労働委員会で舛添要一厚労相は実態調査する考えを示した。』（労組が減産解雇に反発、国の指導を要請　08.12.05　毎日新聞）

同記事後半に
親会社のキヤノン広報は「大分キヤノンでは適宜生産調整をしている。景気悪化で派遣・請負会社に減産を伝えているが、その会社がどういう雇用調整をしているかは把握していない」と話している。

「資本」の本質が、市井人に分かり易く示されています。

ただ、キャノンが他の資本に比べ悪質なのは、「御手洗冨士夫」自ら当事者として矢面に立つことを逃げているからです。
御手洗会長、非正規削減「やむを得ない事情ある」（08.12.08　毎日新聞）
御手洗氏は「（報道された内容には）かなり誤解がある」と述べた。ただ、自身で説明することは避け、会見後にキヤノン広報部を通じて「請負会社には生産台数ベースで発注しており、人員は把握、指示していない」

さらに、キャノンが他の資本に比べ悪辣なのは、「御手洗冨士夫」の支離滅裂さです。
厚生労働省職業安定局若年者雇用対策室が事務局の「若者の人間力を高めるための国民会議」の議長が「御手洗冨士夫」です。

同会議のポスターのコピーです。（若者の人間力を高めるための国民会議ＨＰより）

「若者はつぎの日本だ。」
「君たちは原石、宝石になる世代。」

は、

『若者はつぎの日本の捨石だ。』
『君たちは調整弁、資本を宝石にする世代。』

と書いているとしか読めません。



キャノン不買は、続行中です。
（この文章は、昨年１２月に書きアップを忘れていたものです。）

キヤノン 対 朝日新聞

09.01.02の『寝正月』で、朝日新聞へのキヤノンの全面広告について触れました。

朝日新聞が、06.10.18に「キヤノンの偽装請負、労働者が正社員化申し入れ」を報じたことが原因で、同年１１月から広告を出していません。

07.11.08の日本記者クラブ昼食会における御手洗会長講演の際に、記者より広告を朝日新聞には出していない理由を問う質問が出ましたが、御手洗会長は「広告の効率の問題だ」と話しています。（07.11.09東京新聞）

朝日新聞が、赤字に転落した報道がありました。　
大手新聞社の朝日新聞社が２１日発表した平成２０年９月中間連結決算によると、最終損益が前年同期の４７億円の黒字から１０３億円の赤字に転落した。広告収入、部数ともに減少したことが響き、営業損失を計上。（08.11.22　産経）

昨年暮れに、「鹿島、十数億円の裏金づくり　キヤノンの発注工事で（ 2008-12-29）」、「受注謝礼か　５億円が九電工からコンサル会社へ（2008-12-30）」と報道され、僕などは、この裏金は、政治家や御手洗会長などにキックバックされたのではと、妄想しました。

この妄想は、朝日の今後の報道にかかっていると考えていた矢先に、キヤノンの全面広告が掲載され、『朝日の「貧すれば鈍する」でなければ良いのですが。』と書きました。

現在のところ「キヤノンと鹿島が捻出した裏金」の続報はありません。



８ギガで1,880円(さらにポイント15％)、2本目の４ギガにはまだ余裕があるのに、つい購入してしまいました。
ＦＤ代わりとして、便利です。

キヤノン不買、続行中

キヤノン社員 過労自殺

御手洗冨士夫（キヤノン代表取締役会長）は、経団連定時総会（08.05.28）で次のように述べています。
「ワークライフバランスの改善への取組みでも、従業員の人生設計に応じたさまざまな働き方の仕組みを導入したり、企業内保育所を設置したりする企業が増えつつあるなど、自主的な少子化対策も図られております。
さらには、ジョブカードの導入や直接雇用・均衡待遇の促進、生産性向上の成果の適切な分配などについても、自主的な取組みを促進してまいりました。」（経団連ＨＰより）

ところが、キヤノンでは長時間労働に耐えられなくなった社員が退職届を出したが受理されず自殺しました。（08.06.14朝日　後半に全文引用）

「８９３」は、オトシマエをつければ組織から自由になれますが、キヤノンでは、「命」を差し出さなければ解放されません。

御手洗冨士夫の頭の中では、なんの矛盾もないことでしょう。
自ら思い知る為には、参議院で御手洗冨士夫を喚問すべきです。
このような外資系企業は、潰すべきです。


彼も彼女も、キヤノン製品には見向きもしません、ワン。
キヤノン製品不買宣言、続行中。

キヤノン社員の自殺、労災認定　「過労によるうつ病」。（08.06.14朝日）

キヤノンの研究開発職の男性（当時３７）が自殺したのは、過労によるうつ病が原因だとして、沼津労働基準監督署が労災認定していたことが１３日わかった。遺族の代理人が会見して明らかにした。
代理人によると、男性は９２年に入社。９７年から富士裾野リサーチパーク（静岡県）に勤務し、０６年９月ごろから長時間労働が深刻化。会社は残業を午後１０時までしか認めなかったが、業務が終わらず、自宅に持ち帰り午前２～３時ごろまで仕事をする日も少なくなかった。毎週土日も自宅で１日５～８時間働き、代理人の計算では時間外労働は多い月で２００時間を超えた。
男性は１１月末に上司に退職届を出したが受理されず、２日後に電車の踏切に飛び込み自殺した。翌０７年３月に遺族が労災申請し、今月６日付で認定されたという。
キヤノン広報部は「労災認定を厳粛に受け止め、誠意を持って対処していきたい」とのコメントを発表した。

キヤノン不買 No.14

彼女が、
「愛犬、愛猫のアルバムを作りたい。」
「モニター、TVを通して見るより写真として手にしたい。」
「PC立ち上げてプリンターで印刷は、面倒。」
と、言いました。

実家の帰りに家電量販店に寄りました。
フォトプリンター売り場には、キヤノン、ソニー、エプソン、NECなどが陳列されています。
これらの製品群から、彼女はソニー製品を選択しました。

キヤノン製品は、初めから選択肢にありません。

マニュアルを読まずに、ペーパー、カートリッジ、SDカード挿入。
後は、電源ON、画像選択し、プリント実行。

ペーパーが行ったり来たりする様子を、愛犬、愛猫ともに興味津々と見ていました。

チープな機器でありながら、期待を超える出来栄えでした。



彼女、「光沢もいいけれど絹目もできるのかな?」