Retriever Legend's blog

散歩好き、本好き、惰眠好き、犬大好きの彼(旦那)の戯言を僕が代弁します。

ちょっと一服

2015-07-05 08:54:38 | 未分類

甲子園に向けて高校野球の地区予選が始まりました。

先週、小雨でしたが時間が取れましたので母校の応援に行ってきました。


降雨の中の試合


地区予選の1,2回戦で姿を消す弱小チームで、以前応援席は疎らでしたが次第に増えてきています。
応援席にはベンチ入りできなかった選手、マネージャー以外に、二十人足らずの観客が当たり前でした。

それでも、母校は元々女学校だった為か(?)OGの黄色い声援が飛ぶことが常でした。
観客の増えた現在も変わらず、圧倒的に男性の声よりOGの黄色い声援が響き渡っています。

強豪高の試合のバックネット裏は、男性の野太い声が、相手チームだけではなく母校のプレー、審判に対して野次を飛ばしており雲泥の差があります。


部員による応援団


スポーツ観戦等は、自宅を出たときに「日常」からの離脱が始まり試合会場に入ったときに「非日常」と化す感覚があります、特に高校野球では。


で、試合結果ですが、先取点を取るもその裏に逆転され、降雨のため一時間近く中断し、順延となりました。
翌日は、ライフワークとしていることがあり球場にいけませんでしたが、夕刊で母校はコールド負けを喫していました。

 

 


大神神社

2014-04-09 21:19:47 | 未分類


先月、元職場に用事があり久々に顔を出しました。
普段被らない帽子を深く被り、大きなマスクをして。

対応してくれた方に一発でばれてしまい、「せっかく変装をしてきたのに。」と話すと笑っていました。
幸い他の方には気付かれずに済みました。

* *

昨年読みました「出雲と大和」(村井康彦 岩波新書)の記憶があったせいか、雑誌コーナーに「大神(おおみわ)神社」(週刊日本の神社 デアゴスティーニ)があり、購入し目を通しました。

大神神社には本殿はなく三輪山を神体とし、三輪山に大国主神(と配神として少彦名神(すくなひこなのかみ))を祀っています。

山中には三つの磐座(いわくら)があり、大国主神、少彦名神、大己貴神(おおなむちのかみ =大国主神)*鎮座しているといわれ、古神道の姿を伝えています。

*大国主神には異名別称があり、古事記では「大穴牟遅神おおむなち」、「葦原色許男命あしはらしこお」、「宇都志国玉神うつくしくにたま」、日本書紀では「大物主神」、「国作大己貴命」(=大己貴神)、「葦原醜男」、「八千戈神」、「大国玉神」、「顕国玉神」とあります。


「大神神社」(デアゴスティーニ)

「出雲と大和」では、出雲王国、邪馬台国、大和王権等について現地を訪ね歩き古代国家の姿を論考した内容です。

大和王権の中心である三輪山に、なぜ出雲の神である大国主神が祀られているのか、大和に進出していたのは出雲の人々で邪馬台国を創ったのではと論考されています。

邪馬台国の場所は、魏志倭人伝の邪馬台国への道程が唯一の手がかりですが、その解釈を次のようにしています。

「魏志倭人伝・後漢書倭伝・宋書倭国伝・隋書倭国伝」(石原 道博 岩波文庫)では、
「南至投馬國、水行二十曰。官曰彌彌、副曰彌彌那利。略」
南へ水行20日で、投馬国に至る。
「南至邪馬壹國、女王之所都、水行十日、陸行一月。略」
南に水行10日と陸行1月で女王の都のある邪馬台国に至る

南への水行30日(20日+10日)を「東」の方角指示の誤りとし、日本海の対馬海流にのり東進し、丹後辺りで久美浜湾で上陸し、南に陸行1月で邪馬台国(奈良県)に到達したと述べられています。

これらの事柄は本書では詳細に述べられており、大変興味深く読みました。


「出雲と大和」(村井康彦 岩波新書)

* * *

無業者となりまる2年が過ぎました。

この2年間に購入した本がTVの前を占拠し、デッキ類の操作は出来ず、この頃では画面を隠すまでに増殖しました。

ストックしてあった大型の本棚3本を組み立て、TV前の本を大移動しました。分野毎の整理をすべきなのですが、そうすると読み入ってしまうためひたすら棚に詰め込みました。

サッカーのTV観戦の環境が整いました。

問題なのは、それ以前の巨大な本の山々をどうするか、なのですが・ ・ ・


反・否・呆・悪・嫌

2014-03-11 10:59:09 | 未分類
はや弥生、吉本隆明の三回忌(3/16)を前に、「吉本隆明全集」(38巻・別巻 晶文社)の刊行が始まります。
散逸し全巻揃っていませんが「吉本隆明全著作集」(15巻 勁草書房)で「言語にとって美とは」を読んだものです。

熱心な読者でも心棒者でもありませんので、単行本未収録の巻には注視していく心算です。

反・否・呆・悪・嫌

これらの言葉を冠した新書等が溢れています。
先の都議選の元航空幕僚長への投票行動等の分析が報じられていました。
文化は、民族、地域、国等の固有のものであり、民族間、地域間、国家間等で異なることは当然であり、異なっていることに優劣などありません。
これらの新書等の目次を見ると(購入する気にはなれません。)、日本人の「知」とは関係なく、読み手の空っぽの自己同一性をくすぐる内容となっており、読み手に似非同一性(虚空の代替)をばら撒いています。

3月8日のJ1浦和・鳥栖戦において、埼玉スタジアムのコンコースに「JAPANESE ONLY」の差別(的)横断幕が掲げられました、前述した事柄と同質と考えます。

「無知は知性を駆逐する」現象にしか見えません。



ガンバレ琉球新報

特定秘密保護法の露払いのような事件がありました。

防衛省は南西諸島への陸上自衛隊配備の候補地の調査作業をしていますが、琉球新報は2月23日に「陸自警備部隊、石垣に2候補地 防衛省が来月決定」と報じました。

また、同日石垣市長選の告示日で、現職(自民・公明 部隊配備に前向き)と前職(革新系 部隊配備に慎重)の一騎打ち。(結果は現職当選)

防衛省は2月24日に「候補地選定の最終調整に入った事実はない」と、琉球新報と日本新聞協会に訂正等の申し入れをしました。
また小野寺防衛大臣は28日に、「間違った報道が地方の選挙に影響を及ぼす」と抗議した、と(3/1朝日朝刊)。

13年度予算で候補地調査費5千万万円を計上しており、年度末になっても省内において候補地選定の最終調整すら行われていないのなら、年度内に候補地の決定すら出来ないと考えます。

防衛省の申し入れと小野寺防衛大臣の発言は、報道機関を威圧するものであり、国の機関が地方の選挙の公正さを毀損しています。

特定秘密保護法が施行されたら、防衛省はこのような対応ではなく、「安全保障」の特定秘密を盾に、さらに露骨に報道機関にプレッシャーを掛け威圧すると考えます。


NHK

朝、珈琲と煙草と雑念に浸っていると、NHK第一から男性アナウンサー(?)の「ツイッターは暗い話題が多いですね、このNHKも。」と話すと、相方の(口先から生まれたような)藤井彩子アナウンサー(声質が嫌いです。)は無言、やや暫くして唐突に音楽が流れました。

藤井彩子アナウンサーは、やはり口先から生まれたようです。


ちょっと一服 No.125

2013-12-24 20:38:04 | 未分類
特定秘密保護法が成立し、共謀罪、集団自衛権、憲法改正が再度取り沙汰され、さらに武器輸出三原則を勝手なコジツケで否定(国連経由で韓国軍に弾薬1万発を無償譲渡*)する、民主国家の屋台骨が危うい情況に疾走し始めており、いつのまにか師走も下旬に。

*韓国軍の予備弾薬は60日分とされていますが、実際には2週間分に満たないと言われており、これも単に予算不足によるものです。政治スローガン「創造経済」は所詮スローガンであり、韓国経済はゆっくりと崩壊に向かっていると考えています。

Red Army
豪雪地帯(平屋の庇まで積雪があり、家によっては2階から出入りをしていました。)に数年間暮らしたことがあり、除雪の面白みを堪能しているところがあります。

雪捨て場としていた向かいの空き地に家が建ったため、今秋に小型除雪機(愛称 Red Army)を購入しました。
先日の積雪時に初出撃(?)しました、広範囲を短時間で除雪でき、操作も簡単であり、新しい玩具となりました。


Red Army

請願法
請願法(S22.03.13 法律第13号)は、国務の権限ある者に対して、権限の行使を求めることができますので、特定秘密保護法の破棄を内閣に請願してみようか思案(回答の有無、身辺調査等)しています。
第3条の「天皇」は、憲法との関係で意味不明です。

年末年始
カレンダーを見ると正月休みは9連休になるようです。
商いをしていた頃は、正月休み用の書籍の買出しに行ったものですが、現在はその必要も無く、多分本の読み方自体も変質していると考えています。

当ブログの読者の皆様、良いお年をお迎えください。


恫喝の3年間?

2013-07-25 18:32:15 | 未分類


2010年から2011年にかけてチュニジアでの民衆蜂起(ジャスミン革命)の影響を受け、エジプトではムバラク大統領独裁政権が倒され、後任の民選によるモルシ大統領は軍事クーデターにより拘束され、エジプトは混迷を極めています。
モルシ大統領は、ムスリム同胞団(独裁政権時には貧困層への援助を)の支持があり、ルクソール事件を起こした組織の出身者をルクソール県知事任命、また貧困層がムスリム同胞団から離反等、イスラム法によって統治される社会の確立を急進的に進めました。(独裁政権へ一直線としか考えられません。)
国論が二分されていることが報道されていますが、民主主義の手法(選挙)を導入したところで民主主義は一朝一夕に根付かないことを示しています。

* *

今回の盛り上がらない選挙では、二票とも死に票とはなりませんでした。(一票は翌朝の朝刊で。)
アホノリスクの実態の希薄な円安、株高と「ねじれ解消」だけを前面に、世論調査で賛成より反対が多い「TPP」、「原発」、「改憲」を隠し、マスゴミも鋭く批判することなく予定調和とも言える結果でした。

「ねじれ解消」を無批判に垂れ流すマスゴミ等の論調に知の欠如を見ます。
民主主義は主権者の合意が基底にありますが、参議院に求められているのは党議拘束ではなく、まして多数決ではなく、「熟議」そのものと考えます。

自らの政策、理念を自分の言葉で訴える、相手の政策、理念を評価する、この能力が欠如しており、まるで民主主義とは対極にある痴呆の議院と考えます。

この島国もエジプトと同様に、「民主主義」と無縁なのかもしれません。

* * *

選挙後の報道で、アヘ首相は私的諮問機関において「集団的自衛権」の検討を加速させると、村山談話を批判しながら三週間後には継承すると言わざるをえなかった(米政府の圧力)ことを考えると、戦前志向とは別に米軍の負担軽減による米国への媚び諂いそのものです。(「日本を取り戻す」とのキャッチフレーズは「日本を米国の属国にする」の意味なのでしょう。)

憲法第96条の改正は憲法違反なのでは、違憲立法審査の可能性があるのではと考えはじめました。

今週目を通した本から

唯識と唯物についてはメモを取り続けていますが、基本的なところを再確認するために目を通した2冊です。


「記憶をコントロールする(分子脳科学の挑戦)」(井ノ口馨 岩波書店)


「意識」(スーザン・ブラックモア 岩波書店)

知人に「先輩」であることを教えられて以来、時々著書を手にします。


「歴史でたどる領土問題の真実」(保坂正康 朝日新聞出版)