7月1日の首相会見において、頓珍漢なパネルを使って「日本人の命を守る」とこの世のものと思えない表情で「解釈改憲」を宣言しました。
8月20日未明に起きた広島市の大規模な土砂災害に対して、首相の初動が批判されています。官房長官に促されて初めてゴルフを中断し官邸に戻り、なんと夕方に再び山梨の別荘へ、頭の中はこの世のものと思えない状態なのでしょう。
野党の首相の初動批判に対して、8月21日古屋防災担当大臣は「批判はあたらないし現実に支障は1つも起きていない」と発言しましたが、防災担当大臣は「人命の救助、人命の安全」の職務に徹する時間を、首相擁護の会見に時間を割いており、「現実の支障」そのものとなっています。
このメモで天皇制を云々しませんが、8月21日宮内庁は、両陛下は被害を大変心配しており、両陛下の静養を全て取りやめると発表しました。
首相一味が標榜するこの国の「伝統、文化、国柄」を毀損しているのは首相一味自らであり、具現化しているのは皇室と言えると考えます。
道警に◆◆玉を握られている「北海道新聞社」の本です。
廉価であり資料として重宝しています。
民間軍事会社「ピーエムシー株式会社」のCEO湯川遥菜がシリア北部のアレッポで「イラク・シリアのイスラム国(ISIS)」に拘束され(8/16)、尋問される映像がネットで流れています。(「ピーエムシー株式会社」HPを見ると失笑を禁じえませんが。)
第2次小泉内閣時に邦人3人(+2)が誘拐され全員解放(2004.04)、邦人1人誘拐されその後斬首映像流れる(2004.10)等が立て続けに起こりましたが、政府、マスゴミは「自己責任」を嘯いていました。
この度の湯川遥菜氏の誘拐に対して、7月1日首相会見の「日本人の命を守る」と見栄を切ったことから「自己責任」の言葉を政府、マスゴミは飲み込んでいると考えます。
「日本人の命を守る」と見栄を切った首相は、陣頭指揮を執っていません、情報収集を指示しているだけです。
「イラク・シリアのイスラム国(ISIS)」の資金源は、サウジアラビア、湾岸諸国が支援していると言われています。
首相は平成25年4月28日~5月4日にロシア、サウジアラビア、アラブ首長国連邦及びトルコを訪問し成果を誇示していました。
だからこそ首相自らサウジアラビア、アラブ首長国連邦のトップに対して、「イラク・シリアのイスラム国(ISIS)」の情報収集(交渉パイプ)を行うべきです。
湾岸諸国歴訪は、経済ミッション(約100人)の連中にチヤホヤされた物見遊山だったのでしょう。
首相は、16日(拘束第一報)は山中湖畔でゴルフ、別荘に帰り翌日もゴルフ。
広島市の土砂災害ではプレーを切り上げて(官房長官に促され“嫌々?”)官邸に一旦は戻ったのですが、「日本人の命に軽重」(土砂災害の被害者とテロ組織に拘束された者)を付けているとしか見えません。
首相は、銃弾、砲弾、ミサイル飛び交う中で肉片が飛び血飛沫塗れになるのは他の日本人(自衛隊員)であり、自ら銃を手にするなど毛頭考えていません。
首相の「日本人の命を守る」ことは口先だけで、露ほども考えていないのでしょう。
日中の気温が下がるとともに復活の兆候が(一時的?)