Retriever Legend's blog

散歩好き、本好き、惰眠好き、犬大好きの彼(旦那)の戯言を僕が代弁します。

共・有時試論 その16

2011-09-17 08:03:16 | 異形の滓
4-4 言葉と革命について

自然を略奪し、人をも略奪し、濃密な地縁社会が崩壊(一部地域では残っている)して、人類古来から積み重ねられてきた知恵(相互扶助)に着目して、共同体を構想しても、平安時代に身分の高き人々が乳母を、惣掟は法に、共同行為は金銭に取って替わっています。

古の再現ではなく、まったく異なる切り口の「相互扶助」に取って替わるものが必要です。
つまり、権利、義務、権威、権力の消失した「相互扶助」の中身について語られて初めて、共同体を語ることができ、自分の嫌悪感は払拭できます。

咳き込み過ぎて瞬間的な呼吸困難や、以前子供は重篤な喘息の発作があり主治医のところに駆け付けた時に、まだ、モルヒネを打つまでもない、と。

このような事が無い限り、空気を呼吸していることには無頓着で暮らしています。
「3-3 労働について」において触れました「labor」にも、同質のものがあると考えています。
 
国家もそのようになれば、ただの国境のない地域にすぎません、また共同体も。(国家のない国?)

また、「労働」は、自然にとって人間は近現代の文明に絡めとられ「浮気」をしていると、逆に人間は「本気」だと信じ切っていると言えます。(労働浮気論?)



思念し続ける、ただひたすら思念し続ける、価値観、存在、異なっていても、ただ一人でも多く、としておきます。