Retriever Legend's blog

散歩好き、本好き、惰眠好き、犬大好きの彼(旦那)の戯言を僕が代弁します。

米軍普天間飛行場

2010-04-30 06:30:21 | 憲法・非戦・平和
マスゴミの鳩山バッシングが炸裂していますが、この頃は鳩山引きずり降ろす論調に変質しています。
「プレる」と評されていますが、鳩山自身「プレてる」とは考えていない節が伺えます。
思考方法が理工系的(多変量データの分析等)であれば、さもありなんです。

文系の数字を扱わない方々にとっては、理解不能かもしれません。
願わくばマスゴミの恣意的報道が、変数のひとつでなければ良いのですが。

米自治領北マリアナ諸島の上院議会が、日米政府に米軍普天間飛行場の移設先としてテニアン島の検討を求める決議をしました。

テニアン誘致を決議 北マリアナ上院議会 2010年4月22日沖縄タイムス 記事略


4月22日現在、大手マスゴミは一切報道していません。*
5月末の立ち往生を期待しているからでしょうか。

在日米軍の機関紙(御用達?)「星条旗」が、伊波洋一市長(宜野湾市)の発言を伝えています。

「Thousands rally against Futenma plan」 (10.04.27 Stars and Stripes)のタイトルで、次のように伝えています。

"If, however, the U.S. government insists on keeping Futenma operations on Okinawa, we must start calling for removal of the entire presence of the military from Okinawa."

「しかしながら、米国政府が、沖縄に普天間機能を維持すると主張するなら、私たちは、沖縄から米軍の全体の撤去を求め始めなければなりません。」(拙訳)

在日米軍の機関紙に、このように掲載されることは、ひょっとするかも・・・



*朝日新聞4月28日に「テニアン島 並天間歓迎」との見出しで取り上げられました。
論調は、日米政府は非現実的との見方が書かれていますが、沖縄の人々の視点が皆無です。


1968年

2010-04-21 06:55:52 | 未分類
ちょっと一服

1968年関連の書籍が、相変わらず出版されています。
全共闘の政治運動や叛乱についての、回顧、分析、批判等がこれでもかと。

当時のNHK大河ドラマは、主役が北大路欣也の「竜馬がゆく」を観た記憶があります。今年のNHK大河ドラマは、「龍馬伝」ですが、観ていません。

彼女が日配品を買っている間、本屋で「文學界5月号」の小熊英二と高橋源一郎との対談「1968から2010へ」に目を通しました。
読み終える頃、彼女が買い物を終え、「買ったら。」と。
「買うまでもないから、読んでしまうからちょっと待っていて。」

ある程度の質があれば購入したのですが、二十数ページのこの程度の質に、950円は「もったいない」と思い買いませんでした。

この対談について、特にコメントはありません。


知床のエゾシカ


知床の土産屋


知床の夕日

1968年と言えば
洋楽ではHey Jude (The Beatles) 、The Dock Of The Bay (Otis Redding)、Those Werer The Day (Mary Hopkin)、Scaborough Fair (Simon & Garfunkle) etc 

出来事と言えば、五月革命、ソンミ村の虐殺、キング牧師暗殺、ケネディー議員暗殺、プラハの春(8月ワルシャワ条約機構軍が侵攻)etc 

内国の出来事と言えば、 ・ ・ ・


法頂禅師 その2

2010-04-14 06:40:35 | 未分類
韓国の法頂禅僧が3月11日に入滅し、朝日(4/11)に人柄が紹介されていました。

「無所有」の著書を執筆し、韓国ではベストセラーになったようです。
法頂禅師の私物は、眼鏡と万年筆だけと書かれていました。

僕(達)は、(特にこの島国において)現代文明の「物」に溢れている立ち位置から、この禅師の生き様を、宗教家の生き様と見てしまいがちです。

また、物に限らず、民主主義、選挙、資本主義、家族(和製漢語で中国、韓国でも使用されています。)、子ども、平等、自由等の概念は、近・現代に理念が確立しました。

「私物は眼鏡と万年筆」の生き様は、これらの「物」、「精神」を当たり前としての思索の根底を、再照射させます。

これらの「物」、「精神」を僕が規定しているつもりが、知らず知らずのうちに、逆に僕を規定してしまいます。

僕の、身の回りの「様々な近・現代の物」、脳髄のなかの「様々な思想、哲学、概念」を削ぎ落としたところからの、存在そのものの自己問答を思い起こさせます。



この雪も、既に春に呑み込まれました。


法頂禅師 その1

2010-04-13 06:38:29 | 未分類
韓国の禅僧の法頂が3月11日に入滅しました。

同師の入滅は、中央日報等で報道されましたが、記事の内容があまりにもお粗末でした。

法頂禅師は「偉いお坊さんです。」に終始し、師の宗教哲学の持つ、現代社会における意義、評価は皆無です。

以前にも書きましたが、中央日報、朝鮮日報、東亜日報の各紙HPの文化欄に目を通すようにしています。

特徴的なことのひとつは、新刊紹介で、思想、哲学、社会科学の書籍がまったく取り上げられないことです。
文化遺産として取り上げられるほとんどが、扶余系の高句麗、百済のもので、鮮卑系の新羅のものはほとんどありません。

韓国憲法の原本(1948年制定)紛失、国の印である国璽(こくじ)紛失と、この島国ではちょっと考えられないこととなっています。

韓半島の人々は、鮮卑系の人々が扶余系の人々を凌駕して成り立っていますので、鮮卑系の人々の民族性なのでしょう。



*仏教伝来
韓半島に仏教が伝来したのは、高句麗へは372年、 百済へは384年、新羅へは528年です。李氏朝鮮時代に入ると、一転して儒教が国教となったため、仏教は徹底的に弾圧されました。

この島国では、百済より釈迦仏の金銅像と経論他が献上された552年が仏教伝来とされていましたが、近年538年に仏教が伝来したとされています。明治政府になって、神道重視の結果、全国で廃仏毀釈が行われました。


たちあがれ日本

2010-04-08 06:40:35 | 未分類
「老人党」の間違いかも ・ ・ ・

70歳前後の前期高齢者5名で「たちあがれ日本」の名称の政党をつくりました。
政党のネーミングは「翔べ!ガンダム」(作詞/井荻麟 作曲/渡辺岳夫 編曲/松山祐士 歌/池田鴻)の一節『たちあがれガンダム』のコピーにしか思えません。

平沼、与謝野の活舌の悪さ(聞き取り辛い)が、この方達の思想のありさまを具現している気がします。

平沼 赳夫1939年8月3日 70歳
与謝野 馨1938年8月22日 71歳 
園田 博之1942年2月19日 68歳
藤井 孝男1943年3月14日 67歳
中川 義雄1938年3月14日 72歳

参謀の立ち回りをしている方は、後期高齢真っ盛り、まもなく末期高齢となられる方です。

石原 愼太郎1932年9月30日 77歳
渡邉 恒雄 1926年5月30日 83歳

この島国の前期高齢者、後期高齢者、末期高齢者の方々の、希望の星となるために「たちあがる」まえに「倒れ」そうな気がします。



吉田 拓郎の「老人の詩」(作詞:吉田 拓郎・井口 よしのり/作曲:吉田 拓郎)のサビに「ボクたちより老人は時間が少ない/この貴重なひとときを老人は何かをしないではいられない」とあります。

この年寄りの方々の「青春」なのかもしれません。