公狂放送について
大晦日、紅白は見なくなって久しいのですが、演出こってりの「ゆく年くる年」は必ず見ています。
放送されるまで紅白を見たり見なかったりしていましたが、サザンの「ピースとハイライト」が流れ、一瞬「Peace & high Right」(平和と極右)と考えてしまいました。(歌詞には煙草が皆無です。)
また、当日の新聞テレビ欄にはサザンの出演予定は無かったことから、製作現場のある種の意図を感じました。(12月28日にアヘ首相夫妻は、サザンのコンサートを鑑賞しましたが、桑田佳祐が「衆院解散なんてむちゃをいう」とアドリブを、アヘ首相は仰け反ったと報道されました。)
正月は駅伝漬けで、3日の「初笑い東西寄席2015」(NHK12時15分~)なんてしりませんでしたが、出演した爆笑問題が「政治家のネタ全部ダメ、腹たった」とラジオ番組で暴露しました。(朝日1/8朝刊)
あの籾井会長が定例会見で『政治家ネタ「個人に打撃、品がない」』と発言(朝日1/9朝刊)、政府が「右」と言うものを芸人如きが「左」と言うことは断じてあってはならない、と現場が忖度したのでしょう。
パリ白熱教室(2015.01.09 Eテレ)第1回「21世紀の資本論」より
オレンジブックについて
英紙「ザ・タイムズ」(2014.10.17)はNHK内部文書「オレンジブック」(10月3日付、プロデューサーと翻訳者の手引き書)をスクープしました。
日本外国特派員協会(2014.09.25)で、国家公安委員長山谷えり子に在特会、在特会元幹部増木重夫について執拗に質した(山谷は笑って誤魔化そうとしました。)リチャード·ロイド·パリーの記事です。
NHKの英語サービス(海外放送)において用いる言葉がルール化されています。
「従来のso-called comfort women [いわゆる慰安婦]は使わない。原則として、従軍慰安婦についての説明はしない。… be forced to [ 強制された]、brothels [売春宿]、sex slaves [性奴隷]、prostitution [売春]、prostitutes [売春婦)]などは使わない。」
何十万人もの中国人男女と子供が帝国陸軍により虐殺された1937年の南京事件(南京大虐殺)については、この手引きによると「the Nanjing Incident [南京事件]」と呼ばなければならない。 等々
「オレンジブック」(ネット上に読みやすい写真があります。)
NHKは、日本のBBCを目指していたはずですが、いつの間にか中国中央電視台、朝鮮中央テレビを目指していると言えます。