3-7 労働について
追記 バートルビーについて
「帝國」(ハート、ネグリ 以文社 264Pから)の第2部主権の移行において、バートルビーの「労働の拒否」「拒否の絶対性」の発語「せずにすめばありがたい」について触れられています。
気になっておりこの短編を探したのですが絶版になっており、ネットにあった原文を、先日荒く訳して読みました。
「Bartleby, the Scrivener: A Story of Wall-street」(Herman Melville=白鯨の著者)
「せずにすめばありがたい」の原文は「I would prefer not to」です。
拙訳は「できたらしたくないのですが」としました。
単語を調べたついでに、新英和大辞典(研究社)で「労働」を調べてみました。
Job labor workの中で、自然のなかの生き物としての営みに「labor」が近いのではと考えていましたが、しっかりと「資本に対する労働」の意味とされていました。
「labor」には「浮世の務め」の意味があり、かなりしっくりきていたのですが。
生き物としての営みを「labor」、資本に絡め取られた仕事に対して「Job」と区別しようか・・・・
「labor」の「労働」に替わる言葉を探してみようと、または造語をしようかと考えます。
追記 生活保護について
あるインディアンの共同体では、「鳥の氏族」はまったく労働をする必要がなかったことを、読んだ記憶があります。
商い仲間と世間話をしていて「『善人なおもて往生す、いわんや悪人をや』ではないけれど、いわんや働かない者も食べられる共同体は夢想できないかな。」と話すと、彼は「生活保護がある。」と。
彼の想念する「労働」と「共同体」とのイメージは、湧きませんでした。
追記 バートルビーについて
「帝國」(ハート、ネグリ 以文社 264Pから)の第2部主権の移行において、バートルビーの「労働の拒否」「拒否の絶対性」の発語「せずにすめばありがたい」について触れられています。
気になっておりこの短編を探したのですが絶版になっており、ネットにあった原文を、先日荒く訳して読みました。
「Bartleby, the Scrivener: A Story of Wall-street」(Herman Melville=白鯨の著者)
「せずにすめばありがたい」の原文は「I would prefer not to」です。
拙訳は「できたらしたくないのですが」としました。
単語を調べたついでに、新英和大辞典(研究社)で「労働」を調べてみました。
Job labor workの中で、自然のなかの生き物としての営みに「labor」が近いのではと考えていましたが、しっかりと「資本に対する労働」の意味とされていました。
「labor」には「浮世の務め」の意味があり、かなりしっくりきていたのですが。
生き物としての営みを「labor」、資本に絡め取られた仕事に対して「Job」と区別しようか・・・・
「labor」の「労働」に替わる言葉を探してみようと、または造語をしようかと考えます。
追記 生活保護について
あるインディアンの共同体では、「鳥の氏族」はまったく労働をする必要がなかったことを、読んだ記憶があります。
商い仲間と世間話をしていて「『善人なおもて往生す、いわんや悪人をや』ではないけれど、いわんや働かない者も食べられる共同体は夢想できないかな。」と話すと、彼は「生活保護がある。」と。
彼の想念する「労働」と「共同体」とのイメージは、湧きませんでした。