書道家Syuunの忘れ物

趣味のパソコンやカメラの実機レビュー、書道展の情報発信、CyberLink MVPなのでYouTube配信をしています。

老人政治家のマインドコントロールが抜けないわけを探る

2008-06-16 23:46:17 | 日記

安倍政権の戦後派の総理から、福田政権の戦中派・戦後MacArthur洗脳派に戻ってしまった日本の政治なのだが………
なぜ「片思い」しているような中国、韓国、北朝鮮などから袖にされながら、それを無視して、譲歩して関係を結ぼうするのか。
この様なことは、戦後教育を受けてその後、学生運動の矛盾、ベトナム戦争の真実、毛沢東の嘘、文化大革命の幻想、東欧、ソ連の崩壊による情報の拡散による共産主義の現実、国連の腐敗……などから…
戦後世代というのは、情報を多く取り込んだ人達から真っ先にMacArthurのマインドコントロールから溶けてしまった。
だから、情報過多というネット世代ほど保守が強くなり、ネット右翼と言われるほどである。

しかし、戦中派というのは、この様な情報に接しながらなぜか自分をそして、日本と言う国を自覚しない。
これはなぜだろうか。
歳を取れば、新しい価値観というものを取り入れるのは難しい。
小説では「教授の娘」【 (1974年) (Hayakawa novels) ピアズ・ポール・リード (著), 古沢 安二郎 (翻訳)】 という中で、教授が自分の家族崩壊を目のあたりにしてどうしたらよいか途方に暮れるという部分がある。……美貌の妻は浮気されて友人に寝取られ、娘はドラッグ漬け‥‥
そうした場合、自らの価値観というものが崩壊して、存在価値が無くなる。

そんな事例を見れば、彼ら老人達は「青春期の価値観」を捨てることは、自らの存在意義を捨てると思っているのだろうか。
考えてみれば、その価値観を捨ててしまえば、空虚な何も分からない老人となり得る。
ならばその価値観を捨てずに持ち続けるのか、と言うより変えようがないのだろうか。

彼ら老人が恐れているのは、その価値観を捨ててしまえば誰も見向きもしなくなると言うことではないか。
それにしても、MacArthurの報復行為というのは妙な価値観だ。

そこに存在するのは、やはり「甘えの構造」としか思えない。
外交という部分で米国に、中国に、韓国に甘えて何とかしてもらおうという思考回路。
当然そう言うときは、内側の国民には「内弁慶で」強圧に出る。

それは何かおかしいのではないだろうか。
その何かしてもらいたいという思考回路というのは、「理想・夢」と「現実」の区別がつかない精神構造ではないだろうか。
要するに、「理想」を持つと、それがあたかも現実として実現するという「夢」を持つ。
だから、その「夢」が実現しなかったときは、その失敗の行為を「無視する」、「放置する」、「黙りを決め込む」と言うことに成りはしないか。
よく言えば、理想主義、悪く言えばノーテンキな現実無視の人々。
そして、そのツケは、自らは責任を取らず、必ず国民に廻す人々。

これでは、あの「秋葉原・通り魔事件」を起こした加藤智大容疑者、そのままの精神構造と根っこは同じなのではないか。

はっきり言えば、今の福田総理を始めとする親中政治家は、人に甘える精神構造の人々だと言うことが良く解るのではないか。


消費税議論・古賀誠・アバウトな政治家達の情けなさ

2008-06-15 21:58:03 | 日記

消費税議論を始めるとき、政治家は官僚が試算した単なる「金がない」と言うことに対して、どの様な結果になるかシミュレーションしておく必要がある。
本来こういうシミュレーションというものは、政治家の政策秘書がすべき事だが、実際は何もしていないと言うのが実情だ。
そのシミュレーションとは、消費税増税後に日本はどういう国を目指すのかと言うことにつきる。
要するに国の形。
こういう事が考えられていないと、あの「人権擁護法案」や「外国人参政権」という問題が出てくる。
ところが、日本政府の政策と、本来なって欲しい日本の形とは往々にして反することが多い。
何回も言及するようだが、政策の間違いは「バブルのハードランディング」だった。
今では、「バブルのハードランディング」は間違いだったとほとんどの人は言うだろう。
しかし、当時間違いだったと言った人はほとんどおらず、日経新聞ですら大いに賛成だった。
当時の大蔵省は米国がハードランディングせよとの「命令」に従ったと言うかも知れないが、所詮他人の国。
米国バブルの時は、日本の失敗から学んで厳密なソフトランディングを選び、そして今回のサブプライム問題でも「徳政令」に近いことまで踏み込んでいる。
一方、日本はバブル処理の失敗の後処理は、米国の現状のようなことには批判があり出来なかった。

今から見れば、日本経済というのは常に今まで世界中で経験したことのない「経済の失敗」を繰り返して、しかもそれに懲りないと言うこと。
懲りないだけでなく、何回も繰り返して間違いをする。

おや、おや、こんな事はどこかで耳にした。
そう、戦前の日本陸軍、海軍の作戦が正にその通り。
それは常に「陸大・海大・士官学校」で教わったことしか頭にない。新しいことになったら、全く「頭が真っ白」という思考だった。
だから、英国軍をいっぺん攻めて、うまくいったからと毎回同じ戦法を繰り返す。
英国人などの欧米人は、失敗したらその失敗の原因を徹底的に研究して、その欠陥を見つけるから、二度と日本の作戦には引っかからない。
それで、日本軍は負けて、日本の参謀なぜ「英軍は作戦に引っかからない?」、おかしいという。
おかしいのは、参謀の硬直した頭なのだが、自らが一番頭がよいと自他共に思っている人物の「参謀殿」。

全く同じなのは、日本の中央官庁の役人そのままだ。

消費税増税は、日本に新たな実験の「種」を撒く。そして、いくら増税しても経済がダメになって実税収が上がらなければ元も黙阿弥。
今の、大借金が何によって作られたのか考える必要があるだろう。

そして、今と同じような豊かさを求めるのか、福祉という目的で子供親族が面倒も見ない老人を世間が支えるのか。
次世代の子孫を作らず、自分の年金を他人に払ってもらう世代が増えてくればますます問題が増えよう。
今老人医療は、自己負担20%。
しかし、現役世代の国保は30%。
その上、子供が面倒を見ず親を放っておくか、子供がいない独居老人ほど安い負担。
今の老人保健・老人対策というのものは、老人は国が面倒を見るという制度だと誰でも見当がつく。

こんな事は、今の経済状態を維持しようとすれば、無理なのは明白だ。
それで、政治家と官僚達は明らかに、欧州型の高負担に舵を切ろうとしている。

もしそうならば、経済も同じように舵を切らなければならない。当然「軍事」も同じ事だ。

多分、今の政治家は消費経済の今のまま、日本経済が続くと思っている。
しかし、欧州型の経済は、消費経済でなくなる事を意味する。
既に、この様な想像力のない老人達に政治を任せておけない時代になった。
彼らの得意なのは、官僚の見方をしてそのおこぼれで、自分の地元に税金をバラマキ、政治家でいられると言うことだけ。

なんとみすぼらしいではないか。
そうして、自分の国会議員という「世襲議員」制度を維持して、将来も一家が政治家を続けようとは、日本も「世の末」を感じるものだ。


 

「消費税論議は不可避」古賀選対委員長

 自民党の古賀誠選対委員長は15日、フジテレビの報道2001で、解散総選挙の時期について「限りなく(来年9月の)任期満了が望ましいと思う」と述べた上で、消費税引き上げ論議に関連して「選挙の1つの大きな焦点は政権担当能力で、税制の議論は避けてはいけない。しっかり議論することが国民に対する責任感だ」などとして、消費税に対する姿勢を次期衆院選で明確にすべきだとの考えを示した。 また古賀氏は8月8日の北京五輪開会式への首相出席については「絶対出ていただきたい」と述べた。(産経新聞)


「チキンレース」に負け続ける日本の政治

2008-06-14 23:34:29 | 日記

投資資金、円キャリートレードはどうした。

最近福田首相は、支持率上昇を目指して、前のめりの政策をし始めている。
前安倍政権の時は、どちらかというと長期的な展望で、日本の国をどうして行くかと言うことに主眼を置いた。
そのために、今日明日という国民に考える暇を与えないようなものではなかった。
しかし、福田政権というのは長期的展望どころか足下も見えないような政策ばかり。
行動を起こせば起こすほど国民にとって直接迷惑だったり、そんなことはどうでも良いのではないかと言うことばかりだ。
北朝鮮問題も「チキンレース」のようなもので、先に下りた方が負けだ。
しかも、本来日本は「チキンレース」から自ら下りる必要もない。
しかし、北朝鮮にルートがある山拓などの反日議員は、北朝鮮から何とかしてくれと頼まれているような口ぶりだ。

日本の政治家と言うのは、こういう「チキンレース」にはめっぽう弱くて、最後には「外国に」かわいそうに思ったりする。
しかし、実際かわいそうなのは、こんな政治家のいる日本の国民の方だ。

さて、道路特定財源の暫定税率復活も今のようにガソリンが高騰してくれば、「必要な道路は作る」などと悠長なことは行っていられない事となった。
それこそ、ガソリン減税でもしない限り国民の生活不安は解消されないというものだ。
しかも、お茶なども7月下旬から値上げすると通知があり、現在据え置いている食料品の価格も夏を限度に高騰する。
その時、政府は「ガソリンか上がったから仕方がないですよね」と言っていられるのか。

主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)では、福田政権はポスト京都議定書だと「地球温暖化」対策ばかりを強調してきた。
当然それには、中国の人権問題は無視する都合もあったろう。
しかし、日本や欧州が二酸化炭素を削減したところで、中国、ロシア、イント、米国が削減しない以上絵に描いた餅だ。
それにしても、そのうちの3か国が国連常任理事国であるとこを思えば、如何にこの地球温暖化対策と言うのが、欧州主導でやれてきたことが良く解る。

それだから、福田首相は欧州へ根回し観光旅行に行ってきたわけだが、ここに来て原油高騰が異常になってきた。
実のところ、近々の原油の産出量も消費量も変わっていない。
だから、原油先物による騰貴と言うことになるのだが、あの円キャリートレードはどうなったのか。

円キャリートレードでは、日本のタダ同然で無限に近く借りられる金で‥‥、超低金利で円を調達し海外市場で運用する。
ヘッジファンドは、このキャリートレードで得た「金利なき通貨」で投資をしているのではないだろうか。
もしそうであるならば、この円キャリートレードを規制するための措置が必要になる。

こんなところを福田首相は突かれたらどうするのだろう。
日本の低金利によって、世界中で金があまりそれが原油先物に回っていると‥‥。
米国は、日本の金利を米国金利より下げさせる政策をしているからそんなことを言わないかも知れないが、欧州などはそうではないだろう。
もしそうならば、地球温暖化対策などという実は眉唾なところがある政策よりも、足下の食い物に重点が行くはずだ。

空気が読めない福田首相には無理だろうが。


佐藤優氏に突っ込みが足りない東大印女優 楠城華子

2008-06-14 00:05:56 | 雑感・どうでも良いこと

近年、大学というところはそこで何か学ぶかというと、単なる「ブランド」の卒業というだけになってきたようだ。
特に、最近は大卒とは一昔の「短大」「高卒」と同じになって、本当の「大卒」というのは大学院修士課程修了のことを意味する事となりつつある。
それでなのかも知れないが、最近TVのクイズ番組で東大生というブランドを付けながら「全敗」しそうな女子大生も多い。

昔の大学生は、今の東大生ほど学校の勉強はロクに出来なかったかも知れないが、無駄な知識はかなりあった。
何やら解らない本も読んだし、文学全集などつまらなくても、訳が分からなくても良く読んだものだった。
今なら、面倒でそんな本を開く気もしないし、だいいち文学全集はまとめて「Book off」に売ってしまった。
その後一冊100円で売っていたが、今なら引き取りもしないだろう。

戦前は、夏目漱石の「坊ちゃん」を見れば良く解るとおり、「大卒」=「帝大卒」というのはかなり少なかった。
もっとも、東京六大学の大学は戦前から大学で、入るのには「旧制高校」を出る必要があった。だから、旧制高校を出ないで入る「専門部」というのあった。
今では、専門部でも戦後大卒扱いになっているから訳が分からない。

その坊ちゃんの主人公は東京物理学校(東京理科大)。うらなりが九州帝大、赤シャツは、東京帝大。
坊ちゃんという小説は、後から考えると色々と思い当たるところが多い小説ではある。

さて、佐藤優VS楠城華子氏の対談を読んでいるとなぜそこで突っ込まないのかという部分がある。

たとえば、「佐藤優VS楠城華子の異色対談“諜報機関と女優の微妙な関係 上」でのこんな部分。

「ヨーロッパの政治家とか思想家とかはみんなガーデニングをやってる。ロシアとかはもうちょっと素朴で、大統領府の高官たちなんか、ダーチャという別荘を持っていて、そこの庭でジャガイモとかキュウリなんか植えてるわけ」

なぜこんな部分で何も気がつかないかというと、欧州の社会、特に上級の世界というものが分かっていないのだろうね。
はっきり言って、今でも欧州は階級社会だ。
よく見てみれば、サッカーチームも個人が趣味で持っていたり、フランスのワインのブランドは(元)貴族の持ち物だったりする。
その上、18世紀のLouis14世以降は、欧州からトルコ、ロシアまでの欧州貴族の手本は、フランス貴族の様式を手本とした。
ナポレオンNapoleonがロシアを攻めてモスクワに乗り込んだとき、それを歓迎したのはNapoleonファンの中級ロシア貴族達。
これは、Tolstoyの「戦争と平和」に詳しく書いてある。
そして、ロシア貴族が話した言葉はフランス語だ。ロシア皇帝の中には、フランス語が話せてもロシア語が不得意だったという人物もいた。
だから、「外交官」というのは、「貴族」が専売特許だった。共通語がフランス語であったし。

そもそも貴族というものの基本は、領地を持つ者を意味する。要するに「土地の所有者」なのだが、Louis15世の頃になると妙な趣味が流行った。
それは、領地に「農家」を作って、農民の真似ごとをするという趣味だ。
当然あのマリーアントワネットもそんなところで暮らしたし、附属してバレー劇場なども作った。
大革命の後、1票差(それも策謀による)でギロチンで命を落としたLouis16世の趣味は、そんな疑似農家の納屋で作る錠まいだった。

‥‥てなわけで、要するに「ガーデニング」、「家庭菜園」というのは、元々の貴族趣味に端を発していると言うことだ。
正確に言えば、それが貴族の貴族たる所以。
よくよく見てみれば、天皇陛下も稲を育ててるではないか。
本来の貴族というのはそう言うものだ。


朝日新聞の突出する高裁二審強調の社説

2008-06-13 22:36:09 | 新聞社説・正論・主張を読み解く

慰安婦番組訴訟の最高裁判決に対する新聞各社の社説は、予想通り面白いものになった。
構図は、読売、産経、日経 対 朝日、毎日と予想通りの関係で、いずれの社説も基本は最高裁判決を「極めて常識的な判断」(朝日新聞)としている。
毎日新聞では、「大きな意味をもつ判断」。
読売新聞は、「常識にかなった判断」。
日経新聞は、「『編集の自由』を保障する判例として歓迎したい。」
産経新聞は、「妥当な判断」

と言う具合だ。
しかし、昔から手紙の本音は、最後の「追伸」の部分に現れるという。
だから、社説の本音は常に中段以降と言うことだ。
それで、中段以降の東京高裁の判決をどう説明しているかで面白いことが解る。

ここで、押さえておくのは東京高裁の判決は破棄されて意味がないと言うことだ。
従って、東京高裁での判決は、否定された判決である以上、それを持って「タダをこねるのは」おかしいことだとをざる終えない。
取りあえずそれは置くとして、どの様な本音が述べられているか‥‥

読売新聞では、二審の高裁判決に言及して‥‥

「最高裁判決は、NHK幹部と国会議員1人との面会を認定しただけで、番組編集との関係には言及していない。何より、訴えを認めた2審判決ですら、『政治家が番組に関して具体的な話や示唆をしたとまでは認められない』としていた事実は重い。」

産経新聞では、
「2審判決は『国会議員らの発言を(NHKが)忖度(そんたく)し、当たり障りのないように番組を改変した』と認定したが、最高裁はこの問題に言及しなかった。争点の判断に必要なかったためとみられる。」 <WBR>

日経新聞では、
「さらにNHKにも賠償責任を認めた2審判決は次のようにNHKを批判した。『(NHKによる番組改編は)国会議員等の発言を必要以上に重く受け止め、その意図をそんたくして修正したもの』『編集権の自主性、独立性を自ら放棄したに等しい』」

一応ここまでは、例として挙げた感じであるが、朝日、毎日ではより踏み込んだ社説になっている。
しかも、その高裁判決は「争点の判断に必要なかったためとみられる」(産経)と述べ、毎日新聞も「期待権」に関しては、

「取材される側の期待権が重視されれば、取材する側はその意向に縛られ、自由な報道や番組編集に支障が出かねない。私たちは高裁判決について、取材・報道の自由を制約し、報道を萎縮(いしゅく)させかねないと疑問を呈していた。」と述べている。

さて、毎日新聞の二審判決部分は、

「それにしても、この番組をめぐってNHKが反省し、教訓とすべきことはあまりにも多い。高裁判決によれば、NHK予算の説明に出向いた幹部が安倍晋三前首相から番組の公正中立を求められ、必要以上に重く受け止めて当たり障りのない番組にしようと改変を指示したとされる。」
朝日新聞は、


「勝訴したからといって、NHKは手放しで喜ぶわけにはいくまい。
この問題が注目されたのは、期待権とは別に、番組の改変がNHKの自律的判断ではなく、政治家の影響を受けていたのではないか、と疑問が投げかけられていたからだ。
 <WBR> 二審の東京高裁判決によると、放送前にNHKの幹部らが当時の安倍晋三官房副長官に会って番組の内容を説明した。
安倍氏は慰安婦問題の持論を展開し、公正中立の立場で報道すべきだと指摘した。NHKに戻った幹部の1人が大幅な改変を指示した。  そのうえで、東京高裁は「NHKは国会議員などの発言を必要以上に重く受け止め、その意図を忖度(そんたく)して番組を改変した。
編集権を自ら放棄した行為に等しい」と批判していた。」

朝日新聞の社説は、あまりに酷すぎないかと他社の社説を比べてみれば思うだろう。
「政治家の影響」と書いたのは朝日新聞であり、朝日新聞はその書いた事に対する立証が出来ていない。

しかも、東京高裁は別に、


政治家が一般論として述べた以上に番組に関して具体的な話や示唆をしたとまでは認められない

とも言いきってもいる。
結構矛盾する部分だが、客観的に見てこの方が近い。
もし、その部分を認めてしまうと朝日新聞の東京高裁擁護という趣旨が無意味になってしまう。

そもそもNHKが北朝鮮の国会議員や工作員も混じり込んだ、こんな茶番劇の「従軍慰安婦問題を巡る民間法廷(女性国際戦犯法廷)」を取材して放映する必要があったのかと言うことを考える必要がある。

そして、この問題を起こした永田浩三、長井暁、両チーフプロデューサーは、2006年5-6月になってやっと解任されたようだ。
今のワーキングプアーの人達から見れば、年俸1000万円を越える彼らが、遊んで暮らせるNHKというのは随分と豪勢なところだと思うものだ。
普通の民間なら、とっくにリストラにあって、今頃プターローになっているはずなのだが。
今はどうなのか、NHKも会長が代わって居づらくなったのではないかな。


情けを掛けると返り討ちに逢う現実世界

2008-06-13 17:47:48 | 世の中妙な??事ばかり

産経抄6/13で、藤沢周平の『竹光始末』の一場面を書いている。
こういう他人に情けを掛けると返り討ちに遭うというのは、よく映画に出て来た。
TV時代劇で放映された司馬遼太郎の「十一番目の志士」で二天一流の天才的な使い手、架空の刺客天堂晋助。
TVでは、天堂晋助が人を殺すのが嫌になって、敵兵を見逃した途端にその敵兵殺される。
同じように、ドイツ映画で戦争末期の厭戦気分で逃げた米軍捕虜を見逃した途端に、その捕虜に待ち伏せを食らって死ぬ。

戦争のような極限状態というものは、情けは禁物なのだろう。
それは、国際社会の現実も同じ事だ。
福田首相のお友達には他人の嫌がるとをしないというのは、やはり政治家として常識を逸する。

もし、中国などが福田首相と同じお友達と思っていれば、尖閣諸島に関して自国の領土だなどと言うはずがない。
又、台湾の馬英九総統も、「釣魚台(尖閣の中国語名)は中華民国の領土である」となど言うはずがない。

国家間に於いて、お友達など存在しないというのは明らかだ。
今度北京オリンピックの開会式に行く時、靖国神社に参拝してから福田首相は行ってみたら多分支持率はアップするだろう。

過去の歴史から見て、中国の嫌がることをする政治家ほど支持率が高いという現実をどう見るか。
「空気が読めない」福田首相だから99.999%あり得ないだろうが。


優等生過ぎる日本人の欠点の拡大

2008-06-12 12:31:35 | 世の中妙な??事ばかり

近年、日本政府・官僚、水泳の水着のメーカー問題などを見ると何やら硬直しているのではないかとと思う。
そして、地球温暖化問題や、サマータイムの問題など、どう見ても欧州追従としか思えない。
特に、なぜか経済が違う欧州を基本として、社会福祉や年金、消費税問題などを考えている政府というのは妙としか思えない。
最近の銀座の通りを見てみるとずらりとブランド品の店が目立つ。車も今や高級車は日本の車よりも欧州車が目立つという現状。
この状況を日本の国の経済を論じる人達は、何なのか考えてみたことがあったろうか。それは欧州のブランド品など日本くらいでしか売れないからだ。
そのほかと言えば中国ぐらいなものだろう。
欧州に関して言えば、このようにものを作っても消費経済でいはない欧州では売れない。
だから消費国である米国、日本、そして中国などの経済発展新興国に売り込んでいるのが現状だ。
そして、今米国はサブプライム問題の結果、借金をしてでも買いあさっていた消費にかげりがで出来ている。
これでは不況になるわけなのだが、事実上米国は徳政令を行って凌ごうしているし、それを支えるのが米国債を買っている日本などと思えば馬鹿馬鹿しい限りである。
さて、日本の政治を見てみると地球温暖化問題では、なぜか欧州という先生に優等生とほめて貰いたいような素振りが目立つ。
多分、こういう事を推進している人々というのは、小学校の頃から優等生で、先生に褒められることで優越感に浸っていたのではないだろうか。
不思議と、その類の人間というのは一生変わらないものだ。
そして、そう言う優等生という人達の特色は、道を踏み外さないと言うことだ。
その「道」とは何かと言えば、「先生」が敷いてくれた道と言うことで、その先生はだれかなのである。

本来、自立の精神があるならば、「理念」を持って自ら道を探し、「自分の後」に道が出来ると言うものだ。
不思議なことに、そう言う人間というのは人、先生の言うことを聞かないから学校の成績はよくないし、覚えもめでたくない。

思えば明治維新を推進した西郷隆盛、木戸、大久保と言った人達は、結構「いい加減な」山師の様な人物だ。
当然、政治となれば駆け引きなど得意だ。
それは、ペリー来航の時の「嘘使節団」や日清戦争の下関条約での伊藤博文のハッタリを見てみればよく分かるというものだ。
それに比べ、中国の遺棄化学兵器に関して、その化学兵器の実態が明らかになったにもかかわらず、何の交渉もせず、日本の税金で処理しようとするなど憤懣もので、何とかしてくれと叫びたくなる。
そんな外交当局の条約失敗の上に、内閣府は膨大な金を無駄にした。
それを追求されても専門家がいなくて分からなかったで済ますのだから、納税者は冗談ではない、税金など払いたくないと言うところ。
だから、所得税の半分でも寄付(税額控除)できるなら寄付してやりたい気分だ。
それでそんな政府の無駄遣いを知っても、何も出来ないと言うのが国民だし、政治家も何もしない。それで増税かというと腹立たしくなるではないか。

政府官僚というのは、くそ真面目だと言ったが、それは内弁慶で外交ではくそ真面目でも、国民に対しては全く不真面目なのが益々明らかになってきている。

水着のメーカーだって、以前からLRについて情報をつかんでいながら何の対策をしていなかったし、例の日本の素材メーカーが素材を提供すると以前言った時も無視だった。
英スピード社製LRなどは、従来認められないとしていたものだが、こう言うのは欧州のメーカーだからなんでもありというものだ。
そうであるから、色々な可能性を探っておくというのが技術者の精神だと思うか、どうも彼らはそうではなかったようだ。
決められた道のみを進という優等生主義というのは、どうしてしまったのだろうか。
これでは、いずれ先が見えるというものだ。

トヨタ自動車はどうだと言うかもしれない。
しかし、トヨタ自動車はあのライブドアの時、当時の奥田会長(経団連)は株を持ち続けると言いながら、現場では最高値で売り抜けていた。
結構真面目じゃないのよね。


EdMax フリーv2.86.2Fのリリース

2008-06-11 23:37:33 | 映画鑑賞関係


EdMax フリー版v2.86.2Fがリリースされた。
公開されたのは6月10日だが、窓の杜では11日Newsとして登場した。
EdMax(エドマックス)は、以前しばらく使っていたことがある。
この時は、HTMLメールが受信出来ない頃のもので、最近ダイレクトメールにHTMLを多用するところもあったので使いづらかった。
実際今でもHTMLのメールを送ってくる御仁もいるから、メインのものとしてはなのであった。
今のバージュンではそんなことはなくなってきている筈だが、HTMLメールは作れないから不明。

元々、シェアウェア版のダウンサイジングのものだから、フリーと行っても少し前の形のものになってバージョンが上がることによって使い勝手が良くなる。
とはいうものの、所詮フリーだと言うことを考慮する必要がある。


窓の杜で改変点について書かれている。

「EdMaxフリー版」は、シェアウェアの多機能メールソフト「EdMax」から機能を削減したフリーソフト版。削減されている機能は主にスペルチェックやHTMLメール作成、IMAPアクセスといった高度な機能で、フリー版でも一般的なPOPメーラーとしては必要十分な機能を備えている。さらに、Web掲示板の読み書きやマクロによる操作の自動化といったユニークな機能も利用可能。

ユニークと言えば、掲示板やニュースを取り込む機能がある。
但し、設定して上手く行くかはやってみないと解らない。
更新履歴は以下(HPより転記)
Ver2.86.2F(2008/06/10)

  • 起動時に表示されるGet Edcom Info画面は、表示しないようにしました。
  • ヘルプメニューにお知らせコマンドを追加しました。お知らせコマンドを選択すると、Edcomサイトにアクセスして、従来のGet Edcom Info画面に相当するお知らせページが表示されます。なお、お知らせページが更新されているか否かを、チェックするため、起動時にEdcomサイトへのアクセスが発生します。
  • クエリー検索中に、検索結果ダイアログを閉じると、落ちるバグを修正しました。

    「EdMaxフリー版」
    (【著作権者】(有)エドコム)
    http://www.edcom.jp/
    ダウンロード(1,821,519 bytes, emf2862f.exe)。  2008/06/10
しかし、シェアウェア 4,500円(税込み)版がこの価格。
性能的には、JustsystemのShuriken Proに及びもつかない。
それでいて、Shurikenの方が安いし、最近の統合ソフトには附属でついてくる。

Shuriken 2008 通常版 [DL] だと希望小売価格: 3,675円(税込)。
 それでは、「EdMax」を買う気も失せるというものだ。

Desk Drive・USBメモリのドライブアイコンを表示

2008-06-10 19:10:45 | パソコン関係

USBメモリのドライブアイコンをデスクトップ上に自動表示する「Desk Drive」 と言うのが、窓の杜に掲載された。
これは、USBメモリー挿入しいたり、CD・DVDをパソコンに入れた時に、そのショートカットiconをディスクトップに表示するもの。



最近のパソコンでは、自動でその内容を表示したりするAutoRUNが効かない時があり便利と言うこともある。
Explorerを表示させるのが面倒というのも、「Windowsキー」+Eで開くから面倒と言うこともない。只、ドライブが多いと迷うことがあることは確か。
これも、NET Framework 2.0が必要。
Blue Onion Software
http://blueonionsoftware.com/
ダウンロードは、http://blueonionsoftware.com/downloads.aspxの中の
DeskDrive.msi (500K)
Automatic drive/media shortcuts for your desktop と言うヤツ。

但し、常駐させてUSBを挿入するとHDDが少しうるさい。
常時アクセスして認識させているのだろうね。


小林多喜二の『蟹工船』昔は必読の書だった

2008-06-10 12:19:29 | 世の中妙な??事ばかり

小林多喜二の『蟹工船』というのは、その昔は必ず読んだものだった。
しかし、読んだ人達が一様に違和感を持ったのは、ソ連人に対するナイーブさだった。
その書き方は、八路軍(捕虜は取らず皆殺しにした)に助けられたという女性の発言や、戦後読まされたソ連の小説、北朝鮮の神話と同じだった。
要するに、ソ連人は親切で、快活、又その人達は健康そうで、税金もかからないし病気になっても医療費もかからないという‥‥‥

‥‥という北朝鮮帰国事業を推進したような表現。
この部分で、実は幻滅してその後読むのをある程度飛ばしてしまったというか、信憑性が半減した。
兎に角、海軍という軍隊と、警察を混同するあたり、軍隊も警察も同じ共産党の指導下にあるソ連と間違えるあたり、相当頭がおかしくなっている。
日本というのは、当時も軍隊と警察というのは全く別のものだった。
元々、軍隊というのは「警察軍」というのがある。
今日本の海上保安庁というのは、米国ではCoastGuardでこれは米国5軍の一つの軍隊だ。

いずれにせよ、蟹工船という小説は、小林多喜二について幻滅するものだった。
そして一つ言うことは、小林多喜二というのは、いわゆるプロレタリアートproletariatではなかったということだ。