書道家Syuunの忘れ物

趣味のパソコンやカメラの実機レビュー、書道展の情報発信、CyberLink MVPなのでYouTube配信をしています。

Firefox3を使ってみた

2008-06-19 23:06:07 | PC・ハード・ソフト関係綴り
Firefox3が6月18日正式リリースされた。
β版もあったから、色々なブログで紹介されているのだが、正式版を導入して色々気づいたことを書いてみる。
見た目は、一見従来のものと変わらないが、戻るとすすむのボタンが違っている。
しかし、これもXPと2000では表示が違うから妙なものだ。
今回、表示が早くなったとか、物理メモリーの使用率が減ったとか説明されている。
確かに、プルダウンで今までの履歴が見られて戻れるのは便利になった。
しかし、ブックマークのサイドバーが簡単に非表示できないのは同じ。
物理メモリーの使用量は、今まで使っている内にメモリーを一杯までになったが、そう言うことはない。そして、起動が早い?
‥‥と言うはずなのだが、IEの様にキャッシュが無いために、場合によってはIEよりかなり遅く感じる。当然、画像などの読み込みも前のバージョンよりも早くなっているようだ。
画像が多いHPでは、Ver2では画像を読み込まないことが、時としてあった。



一方、印刷に関しては、HPが提供している「HP Smart Web Printing」は現在Ver3は対応していない。
以前から、Firefoxはプリント出力が欠点で、Webをうまく印刷出来ない事が多かった。
今回、「用紙にあわせて縮小」で印刷すると両側が多少切れる感じがある。
これは、縮小にしてやると全画面印刷出来るようになった。
但し、IE7の方が、この辺は優れている感じがある。
Canonの「Easy-WebPrint」は、縮小印刷するソフトだが最近IE7ではインストール出来ないようだ。
実際のところ、IE7の方が上手く収まることが多いから必要ないかも知れない。しかし、部分印刷はHPのプラグインが優れている。早くVer3に対応して欲しいものだ。


印刷プレビューでは、印刷するページに対して次のようなことができます:

  • 各ページのプレビューを表示する: 次のページ または 前のページ , 最初のページ , 最後のページ  ボタンをクリックすると各ページに移動します。
  • ページの縮尺(サイズ) を変更する: [拡大/縮小] ドロップダウンメニューで [50%] を選択すると、各ページを元の半分のサイズにします。[用紙に合わせて縮小] を選択すると ページサイズを自動的に用紙幅に合わせます。また [ユーザ設定] を選択すると比率を指定できます。

とあるが、以前より上手く行くようだ。
但し、部分印刷はさっぱり解説を読んでも解らない。

選択されたテキストを印刷するには:
  1. 現在のページの内テキストを選択してください。
  2. ファイル > 印刷 を選択してください。 印刷ダイアログを表示します。
  3. [印刷範囲] セクションの [選択した部分] をクリックします。

学者は、EU型高福祉・高負担社会に言及しながら絶対言わない こと

2008-06-19 16:36:48 | 日記

日本は、何時からか高福祉、高負担型へ模索しているように思える。実際そうしなければならなかった一つの原因は、「ゼロ金利政策」の誤りであると書いてきた。
一方、政府が又社会派の学者が見本として出すスウェーデンに関しても、高負担、高福祉とはいいながら絶対に説明しない腑に落ちない点がある。
というより、彼らがその絡繰りを隠していると言うことだ。

このスウェーデンというのは、日本のGDPの一割程度の国であるが、公務員は約40%。
そして、負担は給与の約40%だと言われる。不思議なことに、失業しても給与の60%は保証されるから、働いても働かなくても同じという妙なところがある。
そうすると、40%の公務員はサービス業だから、スウェーデンは計算上残りの60%の人に相当働いて貰わないと国が持たないことになる。これは無理な相談であるというのは、スウェーデンは徴兵制を敷く軍事国家という一面もあるからだ。
この疑問は、軍事国家ということから思いつくように、国営の軍事産業があって国軍の力借りて「死の商人」をやっている。
世界第10位の武器輸出国である。
これが福祉を維持している秘密でもあるし、高負担にも耐える仕組みでもある。
一方、この高負担によって一般の中小企業は存在し得ないと言うのも軍事産業に頼る所以だ。

その他、社会主義者が絶対に言わないことは、住宅問題だ。
なぜなら、日本では当たり前の「住宅ローン」という「負債」が給与に反映されていない。
本来、収入に対する住宅ローンというのは年収の30%が適正と言われる。しかし、実情は共稼ぎで40%以上も珍しくない。
もし、スウェーデンでもそうなら、年収の80%を持って行かれることになり、即座に自己破産だ。
ところが、スウェーデンでは、「負債」が反映されていない。
なぜかと言えば、相続税がないからである。
だから、親から貰った家に住んで新たな家を買う必要がない。
欧州では、初代が家を造り、二代目が家具を買い、三代目か食器を揃えるという。
そして、その4代目は良い家に住み、高級な家具と食器を使ってほとんど何も買うものがない。

要するに、高負担を強いるためには、国民に「金」、資産を持たせると言うことが大前提だ。
その上、EC(4-5%)は当然日本のように低金利ではない。
だから、預金を持っていれば、そこそこの「金」も手に入ると言うわけだ。

日本は、米国の公定歩合から常に1%以上下げるという「暗黙の了解」があるようだから、近年米国より上がったことがない。

このように、スウェーデンと言う国を題材としておきながら、「軍事」「軍事産業」「公務員」「相続税」について一切述べていない。
フランスでも、ブランド品はフランス本国内では売れないから、海外へシフトする。
又、国の経済を維持するために軍事産業を育成し、死の商人として武器を売る。

日本のように、武器三原則などという綺麗事で国を維持することなどどこの国も出来はしないと言うのが真実だ。

日本はも消費税を上げて高負担型にすれば、消費経済が破壊されて産業は壊滅的な打撃を受けるか、国外に去る。
そのために、軍事産業を育成するなどは出来もしない。
税負担が多くなれば、住宅ローンを組むことが難しくなり、住宅産業も壊滅的打撃になる。
その後に残るものは何か、ほとんどが公務員の国家か?

それでは、共産主義国家だろう。
そして、お年寄りは低金利で資産は目減り、中小企業は相続税対策で頭を巡らし。
残るは、国の破産しかないというのは、想像さえ出来る事態である。